三ノ沢分岐からやっと普通の稜線となり、人心地つく。
午後になっても天候が崩れないのを幸い、あせらず慎重に下る。
約1時間で稜線の乗越浄土に着く。道は中岳(右)に続く。
ロープウェイ駅から千畳敷カールを望む。中央斜面の登山道を登る。
積雪直前という季節のせいか、水量の減った濃ヶ池。
なだらかに続いた道が途切れ、いきなりの急登に。
中岳を越えて先へと下り、駒ヶ岳へ登り返す。左奥は御嶽山。
指導標が入り組んだ濃ヶ池(のうがいけ)分岐をさらに北東に向かう。
ロープウェイは時間待ち。整理券をもらって約1時間後に下界に戻る。
この一週間後には初冠雪となり、まさに最高のタイミングでした。
極楽平から見下ろす千畳敷カール。
約8時間、一日よく歩いた。
南側から見た宝剣岳からの岩稜ルート。
なんとか登り着いた宝剣岳の狭い山頂。が、しかし・・・。
宝剣岳を経由して楽に下るつもりが、なんだか怪しい雰囲気に。
宝剣山荘まで残りの標高差をがまんして登る。山荘からは・・・。
途中、わずかに平らになった場所にある駒飼(こまかい)ノ池。
今回の目的のひとつ、遭難記念碑 ・ 聖職の碑。
 
( KISO-KOMAGATAKE )
登山日  平成22年10月23日(土)
標 高  中岳(2925m)、木曽駒ヶ岳(2956m)、宝剣岳(2931m)
ルート
  ロープウェイ千畳敷駅(7:20)〜 乗越浄土(8:10)〜 中岳(8:30)〜 木曽駒ヶ岳(9:05、9:30)

  〜 濃ヶ池分岐(10:35)〜 遭難記念碑・聖職の碑(11:00)〜 濃ヶ池分岐(11:25)

  〜 濃ヶ池(11:45)〜 駒飼ノ池(12:50)〜 宝剣山荘(13:30)〜 宝剣岳(14:00、14:10)

  〜 三ノ沢分岐(14:50)〜 極楽平(15:00)〜 ロープウェイ千畳敷駅(15:30)
  
駒ヶ岳頂上の方位盤から八ヶ岳方面を望む。
中岳への登りから乗越浄土を振り返る。右は宝剣岳。
山頂からの下りで連続する鎖場は
想定外!?
馬の背上部から将棋頭山〜茶臼山に続く稜線。
宝剣岳から見下ろす千畳敷カール。
左奥の遠方には富士山も頭を見せている。