小さなアップダウンを繰り返しながら、標高差150mほどを1時間あまりかけてゆるやかに登っていく。
火口の北西の壁の向こうに硫黄山からの噴気が見える。
山頂の手前から後方を振り返ると、眼下に直径約600mの大浪池の展望が広がる。
ここからいよいよ本格的な登りになる。 地形図では山頂に向かって登山道が等高線と直交して伸びている。
続いてほどなく韓国岳避難小屋の分岐に至る。
避難小屋の分岐から登り始めて約40分。 森林限界を超えて頭上に青空が広がる。
( KIRISHIMA-YAMA )
登山日  平成30年12月15日(土)
標 高  韓国岳(からくにだけ・1700.1m)
ルート   えびの高原駐車場(8:30)〜大浪池分岐(9:50)〜韓国岳避難小屋(9:55)

  〜韓国岳・山頂(11:00、11:40)〜韓国岳避難小屋(12:20

   〜大浪池分岐(12:30)〜えびの高原駐車場(13:30)

 
この先で右に大浪池へ登る道を分ける。
落葉の樹林帯をマークを頼りに進む。 火山灰性の土壌のため霜柱が立派に成長している。
えびの高原の駐車場から出発。 硫黄山方面が火山ガスで閉鎖のため、南東への迂回ルートをとり、10分ほどで登山口に至る。
360度の展望を十分に楽しんだ後、往路をたどって下る。
えびのエコミュージアムセンター前から韓国岳を望む。
道はよく整備されているが、延々と階段が続く。 結構大きな段差になっているところもあり足にこたえる。
麓の避難小屋から約1時間で韓国岳の山頂に到着。
南西には沸き立つような新燃岳とその向こうに高千穂峰の姿。
山頂からのぞき込むと韓国岳の爆裂火口が広がる。