右はマキ道となる分岐。 ここで初級者は右に行くべきところ、

間違って直登してしまい、岩のぼりを強いられることに・・・・。
ゴール。 混雑する人のすき間をぬって山頂の標識を記念撮影。
鳳凰山のオベリスクの向こうには、雲の帽子をかぶった富士山も。
気がつくと晴れた空に仙丈ヶ岳の優美なカールが姿を見せていた。
甲斐駒ヶ岳に向かう細い稜線をたどるうち、幸いにも徐々に雲が晴れてきた。
下を見るとわき上がる雲海。 右手に雲の中から摩利支天のとんがりが姿を見せた。
しばらく朝陽を眺めてから、厳しい急登にとりかかる。
仙水峠に到着。 何とかご来光に間に合った。
前日中に仙水小屋まで上がっていた利点を活かして、早朝発でご来光を目指す。 ゴーロと言われる岩塊の道。
遠方からも白く見える甲斐駒の正体は、累々と重なる花崗岩だった。
登山口の仙流荘から南アルプス林道バス、約50分で北沢峠へ。
頂上まであと少し。 南には遠く日本第二の山、北岳。
双児山の山頂。 休憩ポイントだがここで強い雨が降り出しカメラを収納。 右は稜線のところどころで見られたシャクナゲ。
予約制の小規模な仙水小屋。 安価な宿泊代ながら、ごはんにお刺身がついていたのに感動。
今度は少ししっかりした丸太橋をまた左岸に渡る。
北沢沿いの道をたどり雨にぬれた丸太橋を慎重に渡る。
駒仙小屋前の幕営場は色とりどりのテントで一杯。
( KAI-KOMAGATAKE )
後刻、下山道から見た岩場。
横から見るとそれほど急でもないのだが。。。
登山日   平成27年7月18日(土)〜19(日)
標 高   甲斐駒ヶ岳(2967m)
ルート  [第1日] 北沢峠(15:05)〜仙水小屋(16:00)

 
[第2日] 仙水小屋(4:15)〜仙水峠(4:50、5:05)〜駒津峰(6:40)〜六方石(7:15)

       〜甲斐駒ヶ岳山頂(8:40、9:25)〜六方石(10:15)

       〜駒津峰(10:55、11:00)〜双児山(11:35)〜北沢峠(12:55)
長々と続く登りに耐えて、ようやく駒津峰に到着。 ただ、展望は全くなし。
ロープの張られた露岩部もあるがここは難なく通過。
駒津峰からは道を分けて、双児山方面に向かう。
休憩する人の姿で賑わう駒津峰まで戻る。
どんどん登ってくる登山客と道を譲り合う。 左奥は六方石。
その昔、地中深くから隆起してきた花崗岩の岩肌がむき出し。
摩利支天を眼下に見ながら、すべりやすい斜面を降る。
頂上に建つ石の社と、少し離れたところに祀られている駒ヶ岳本社。
頂上から北西には鋸岳へと荒々しい稜線がつながる。
やっとの思いで難所を抜けて振り返る。
岩場を抜けて鞍部に降りる。 いよいよ本番となる登りから六方石を振り返る。
沢沿いに設置された山小屋の水力発電設備。