下山開始。滑らぬよう注意しながら下る途中、さきほどのロケ隊がすれ違いに登って行った。
山頂の稜線に飛び出て石祠のある北峰に到着、南峰を望む。
高原の道筋は乙女の横顔に例えられるそうだ。
山頂手前の登りから左手にさきほどの荒菅沢が見下ろされる。
はるか上方にそびえる雨飾山方面の岩壁。
木道が終わった取りつき点から左手の斜面への登りとなる。
( AMAKAZARI-YAMA )
ところどころで見事な木の根を踏んで樹林帯を登っていく。
登山日   平成27年10月上旬
標 高   雨飾山(1963m)
ルート    雨飾高原キャンプ場(7:25)〜取付点(7:40)〜ブナ平(8:10

    〜荒菅沢(8:509:05〜笹平(10:20〜雨飾山・山頂(10:50、11:20
 

    〜笹平(11:45〜荒菅沢(12:4、12:45〜ブナ平(13:20

    〜取付点(13:45
〜雨飾高原キャンプ場(14:00
振り返ると遠く右奥に焼山や火打山の重なりが見えた。
山頂へのもっともきつい最後の登り。
雨飾山へとゆるやかなアップダウンを繰り返す笹の生い茂るルート。
ようやく平坦になって笹平を通過。
稜線の上部から登ってきた方角を振り返る。
岩場や梯子が繰り返して現れる。 相当な角度になっているところもあり、このルート一番の難所。
稜線に出て、視界が大きく開ける。 山頂方向に続く道を登る登山客が見える。
また樹林帯の急登が始まる。 左手の木の間ごしに紅葉の岩塊を見ながら我慢の登りが続く。
樹林帯が一旦途切れて、荒菅沢(あらすげさわ)に下る。 山頂方向の紅葉が眼に飛び込んでくる。
テレビの登山番組か、撮影スタッフが休憩していた。
南峰には山頂の標識や三角点がある。 
休憩する人たちのすき間を縫って撮影。
南峰から北の方角を見る。
中央奥が北峰。 向こうには糸魚川の市街や日本海が見える。
しばらくは湿地帯の整備された木道をたどる。
長くは手を浸けていられないほど冷たい水が流れる。
歩き始めて1時間たらずで少し開けたブナ平を通過。
雨飾高原キャンプ場に車を停めて案内板の横から右に入る。
下山途中、傾いた陽の光に映える紅葉にしばらくの間みとれていた。