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アクロポリスの丘(パルテノン神殿) Acropolis (Parthenon)
子供のときから憧れていたパルテノン神殿。今回の旅行で一番楽しみにしていた場所で、当然、世界遺産にも登録されています。パルテノン神殿に行くには、バスを降りてから、なだらかな坂をまずは上っていきます。坂を上りきったあたりに切手を売っている売店があって、そこから撮った写真がこちら。まだパルテノン神殿はほとんど見えません。見えているのは、プロピライア(プロピレア)という門です。

そして坂を上った後は階段を上ります。階段を上る途中に見えるのが、イドロ・アティコス(ヘドロ・アティクス)音楽堂(左下)です。今でもコンサートやオペラで使われている音楽堂らしくて、かなり修復されている感じでした。で、階段を上りきったあたりがプロピレア(右下)です。この辺は階段が大理石だし、雨が降っててすべるし、丘の上だから風が強いし、人が多い(日本人の団体が多かった)し・・・で、上っていくのはなかなか大変でした。

プロピライアをくぐると、パルテノン神殿がすぐ近くにあります。半分くらい修復のための鉄骨の足場が組まれていてちょっと残念でしたが、思っていたよりおおきくてびっくりでした。パルテノン神殿の中には入れませんが、周りは歩けるので、360度の方向から見ることができます。昔はこの中にアテナの像があったんだとか。

そして、パルテノン神殿の横にあるのが、エレクティオン神殿です。ここは、神殿の横(西側)にある6つの柱がある部分(カリアティデス)が有名です。ここにある柱はすべてレプリカで、オリジナルはアクロポリス博物館と大英博物館にあるらしいです。大英博物館でみたような記憶がありましたので昔の写真を調べてみたら・・・たぶん、コレかも・・・いうのを見つけましたので載せてみました(右下が大英博物館で撮ったもの)。

ちょっと残念だったのは、うまい確度からこの柱の部分を撮影すると、柱と柱の間から空が見えて、その下にアテネの町並みを写すことができるのですが、雨が降っていたから見晴らしが悪くて町並みを見ることはできなかったし、折り畳み傘の骨がいくつか折れるくらいの強風だったからカメラを構えることも大変だったし・・・そもそも、黒い鉄板みたいなもので柱の内側が補強されていたから、たとえ天気が良くても撮れなかったと思うんですが。残念。。。ちなみに、この神殿は方向によって印象が変わります。南側から撮ったのが左下で、北側から撮ったのが右下の写真です。

パルテノン神殿の西側からは、ディオニソス劇場を見下ろすことができます。ディオニソス劇場には入ることができるみたいですが、今回のツアーでは行きませんでしたので、上から見るだけでした。こっちは音楽堂に比べると修復されていないので古い感じです。私はこっちの方が雰囲気があって好きですが。

