アンバランス 〜彼女の心は奪えない? 攻略
Y「おいアキラ、アイツのメモ、読めるか?」
A「お兄ちゃんの? まぁ、読めると思うけど……何ごと?」
Y「こんな具合」
F「泰永及びアキラへ 指令
『アンバランス 〜彼女の心は奪えない?』の攻略をしておいてください。
文章は基本的に任せますが、葵サマの素晴らしさを景勝する美辞麗句を並べ立てるのを忘れないように。
アップしたら、いつもの所にも連絡しておいてください」
A「……あの野郎」
Y「困ったろう」
A「まぁ、去年俺らいない間に、ゲーム1本攻略してたしなぁ……。今度は、俺らがやるか」
Y「留守中の全権は俺に任されてるが、司会進行はお前に任せる」
A「……この野郎も。じゃぁテンプレートで……今回は、WINTERS様から『アンバランス 〜彼女の心は奪えない?』の攻略ですー」
Y「本来なら、この前にオープニングジョークを挟むんだがな。で?」
A「えーっと、主人公は出生以来女の子とおつきあいしたことがないヘタレな坊や。ところがある日、クラスの美少女に一目惚れして、ラブレターを書いたところ、眼の前で破かれてしまう」
Y「……幸市も、昔似たようなことしてたな」
A「ん? 誰に出したの?」
Y「いや、破った方がアイツ。それも、クラスの真ン中で」
A「ナニしでかしてるの、あの雪男は!?」
Y「まぁ……理由と事情があったと思ってくれ」
A「うーん……正直、アイツの人生そのものをゲーム化したら、凄まじい内容になるような気がする」
Y「十八禁でも足りんと思うが。続き」
A「はいはい。絶望に暮れた主人公に、いとこのお姉ちゃんが媚薬と小道具を用意してくれた。それを使って、主人公は例の女や他の女をレイプ……いや、催眠状態だけど和姦かな? するとゆーオハナシで」
Y「この絵描きにしては珍しく、暴行ちっくな内容か?」
A「そーなるかな。いちおう葵羽鳥原画のゲームって、お兄ちゃんそっくり持ってるはずだけど……こーいうダーク系のって珍しいかも」
Y「だから、アイツでも俺たちに任せて、自分では評価しないわけか。幸市、レイプものは好きじゃないからな」
A「そぉ……だな。というか、このゲームについて触れたくないって、お兄ちゃんの本心だと思うけど」
Y「まず、絵柄が非道い。非道すぎる」
A「……いや、他所様のゲームにケチつけるのはいいけど、アキラの素性がバレてうちの会社にクレームが行ったら、正直困るんですけど」
Y「葵羽鳥にしても自覚はあるはずだぞ? 何しろ、本人のサイトからいつの間にか、このゲームについてのコメントが消えていた」
A「シャレになってない裏話やめない?」
Y「まぁ、アイツが大恩あると思い込んでる葵羽鳥原画のゲームだから、悪くは云わんが……総評、俺なら買わない」
A「……ノーコメント。えーっと、オーソドックスなADV。選択肢で進んでいくゲームだけど、大きく3つに分かれる。まず、例の女以外の4人攻略パート。それが終わると、例の女を攻略するパートに入る。それも終わったら、お待ちかねのハーレムルートやね」
Y「アイツのメモには『3はタイトル画面から』とあるが」
A「ん、そーゆうコト。じゃぁ、以下が攻略ですー」
導入パート 転んだ紅に、手を差し出す (※)
ラブレターを、滝流紅の下駄箱に突っ込む (※)
(セーブ1)
柔道部に侵入する
青蔦道未のことを考えていた
人妻って、いいかもしれない
(セーブ2)
(セーブ1をロード)
洋菓子研究会の部室に忍び込む
羊雲先生のことを考えていた
滝流紅に、今度は媚薬を・・・
(セーブ3)
各ヒロインパート(順番は任意) 青蔦道未 向風焔 (セーブ2をロード)
青蔦道未を狙う
『この前は、ゴメン』と謝る (※)
道未に『また今度見せてよ』と言う (※)
女子トイレに一緒に入る (※)
ここで、キスしてたんだ
・・・俺達、楽しんでやってるんだよ
(セーブ2をロード)
向風焔を狙う
焔にキスをする (※)
デートを覗く (※)
俺と体を交じらせる為 (※)
ここで待つ (※)
紫瑠鵜子 羊雲夏女 (セーブ3をロード)
紫瑠鵜子を狙う
ペットボトルを、こっそりと (※)
『これから仲良くなりたいと思って』と言う (※)
仕方なく、アンバランスについて話す (※)
(セーブ3をロード)
羊雲夏女を狙う
わざとペットボトルを見せて、取り上げさせる (※)
先生の唇にキスをする (※)
(セーブ4)
このまま教室で待つ (※)
先生にキスをする (※)
・・・したい、です・・・ (※)
先生と、キスがしたい (※)
夏女との深いキスを楽しむ (※)
(セーブ4をロード 回収ルート)
職員室に行ってみる
(以後、バッドエンドまで選択肢は自由)
紅パート(上記4人が終了すると、エンディング後自動でこのルートに移行する) 紅を罵る (※)
家に誘う (※)
少しだけ、昨日のことを話す (※)
紅の性器を舐める決意をする (※)
一緒に風呂に入ろう、と言う (※)
紅への怒りが甦り、思いっきりビンタしてしまう (※)
ハーレムパート(紅パートが終了すると、タイトル画面に出現する『それから』を選択) アンバランスの秘密を、みんなに言ってしまう (※)
今度こそ、アンバランスのことをばらしてしまう (※)
※ これ以外の選択肢だと、最終的にバッドエンド
A「あれ……アイツらしくもないな。回収ルートが別個にある」
Y「だから最初に聞いただろーが。俺では、アイツのメモが今ひとつ判らん」
A「うーん……? でも、このメモの通りだと、どうあがいてもイベント回収とエンディングを同一ルートでこなすのは無理なのかな。検証する必要があるのかもしれないけど、それはお兄ちゃんに任せるとして」
Y「しかし、改めて見返すと、凄まじいまでのデスゲームだな」
A「バッドエンドへのフラグが多すぎるモンな……ほとんど、一歩間違うだけでバッドエンド直行だし」
Y「そーいう意味ではアイツ向けのゲームではあったわけだが。以上か?」
A「うん。今回の攻略は、以上になりますー」
Y「オチはないがな」
A「……関西人として、お恥ずかしい限りです……」