書名 | 著者 | 記述 言語 | 収録 ヒント | 本文 |
アガメムノン | アイスキュロス | スラブ・ギリシャ語 | アガメムノンのマスク | ギリシャのアガメムノン王は黄金の仮面を被り、数々の副葬品とともにミケーネの墓所に葬られたという。 |
メディア | エウリピデス | スラブ・ギリシャ語 | なし | |
労働と日々 | ヘシオドス | スラブ・ギリシャ語 | なし | |
神統記 | ヘシオドス | スラブ・ギリシャ語 | ミノタウロス | ミノスの王、半牛半人の己が子を、人目に触れぬよう地下迷宮ラビリントスに幽閉す。その叫び声悲哀に満ち、クノッソスの夜に響く。 |
イリアス | ホメロス | スラブ・ギリシャ語 | トロイア | ギリシャの軍勢、トロイアとの戦いにおいて故意に撤退し、兵を忍ばせし木馬を戦場に置き去りにす。戦利品として木馬を城内に運び込みしトロイ兵、戦勝に酔いて眠りたり。ギリシャの兵、首尾よく城門を開けたりて、栄華を誇りしトロイアを滅尽に帰す。 |
ミケーネ | ギリシャ、ペロポネソスに、高き文明を持つアカイア人の王国ありき。その王アガメムノン、城壁で囲まれし壮大なる王都で国政を執れり。つがいの獅子、その城門を守護せり。 |
歴史 | ヘロドトス | ポルトガル語 | アフリカ南端 | 紀元前数千年もの太古の時代、エジプトの王ネコ2世は、フェニキアの航海者にアフリカ一周という大航海を命じた。フェニキア人はアフリカ南端を越え、毎年立ち寄った先で麦を植えて越冬し、3年をかけてアフリカ大陸を周回した。 |
パピルス | 古代エジプトなどにおいて、重要事項の記録に用いられた紙は、パピルスと呼ばれる植物を原料としていた。 |
地理史 | ストラボン | ポルトガル語 | インド航路 | インドはアラビア半島のさらに東側にあり、インド洋に突き出た亜大陸である。アレクサンドロス大王がかつて支配した帝国の境界を東に越えたところである。 |
博物誌 | プリニウス | ロマンス語 | 竜の亜種 | 一般に竜の亜種と言うが、その中には様々な亜種がある。最も小さいものでも人の2、3倍の身の丈があり、鎧のような鱗(うろこ)は刃物を受け付けない。暗黒大陸アフリカの湖深く潜み、鋭利な歯牙で人や獣を好んで喰らう。 |
触手草 | 暗黒大陸アフリカには、触手のように曲がりくねった葉をたくさん付けた草が至るところに生えている。その触手で、人や獣を捕らえるのかもしれない。 |
ガリア戦記 | カエサル | ロマンス語 | カルナック巨石群 | ここガリア(フランス)のカルナックの地で、異様な光景を目にする。人間の2、3倍はあろうかという巨石が、辺り一面に整然と林立しているのである。いったい何のために造られたものなのか、どのようにして建造されたのか、土地の民にも知る者はいない。 |
歴史 | タキトゥス | ロマンス語 | インドの穀物 | インド以東の熱帯においては、主食は小麦ではなく米である。パンのような形態にはせず、蒸すなどして火を通しそのまま食す。 |
英雄伝 | プルタルコス | ロマンス語 | デルフォイの神域 | かつてソクラテスやアレクサンドロス大王は、ギリシャのデルフォイの神域において神託を仰いだ。神託を受けた3人の巫女が、訪れる者にその内容を聞かせたのである。 |
旧約聖書 | ユダヤ・キリスト教聖典 | ロマンス語 | カルデアのウルの聖塔 | アブラハムの生地カルデアのウルは、瀝青の聖塔(ジッグラト)の建つ小高い丘にある都市国家である。 |
エドムの地 | エドムの民は、セラと呼ばれる街に住んでいる。セラとは、アラブの言葉で「岩の裂け目」という意味である。 |
新約聖書 | キリスト教聖典 | ロマンス語 | なし | |
起源論 | イシドール・ダ・セビリャ | ロマンス語 | 太古の魚 | 太古の時代から生きている竜魚は、この辺りの海では決して見つかることはない。南の果ての海の奥深く、その姿を隠しているという。 |
泳ぐ魚 | 南の大海に棲む羽のない魚は、海を自在に泳ぐことができる。その速度は、地上を走る馬もはるかに超えるに違いない。 |
シボラの7つの都の島 | ポルトガル伝承 | ポルトガル語 | シボラの7つの都 | 8世紀初めに北アフリカからイスラム軍が侵入したとき、ポルトガルの大司教は6人の司教とともに民を率いて大西洋に逃れ、たどり着いた大きな島で7つの都を発見した。そのうちの1つには奇妙な巨大神殿が建っており、神官が魔法を使っていたという。 |
プレステ=ジョアンの伝説 | ヨーロッパ伝承 | ポルトガル語 | プレステ=ジョアンの国 | 強大なるキリスト教王プレステ=ジョアンの王国が東にある。この王とともに異教徒に立ち向かうなら、バルカン、アンダルシアを脅かすトルコやセラサン人を挟撃できるであろう。 |
アフリカ | ベトラルカ | ロマンス語 | 星の塔 | アフリカの砂漠に、白く巨大な星の塔があるという。幾重にも分かれた枝の上に星のような装飾があるそうだが、それが古き建造物であるのか、未知の植物であるのか、すべては謎である。 |
人面獣 | 暗黒大陸アフリカには、人の顔をした猿獣がいる。その顔には、赤や青、色とりどりの化粧が施されている。その習癖とは裏腹に大変な臆病者であり、めったに人前には姿を現さない。 |
ギネー発見征服記 | アズララ | ポルトガル語 | テラコッタ像 | ギネー人には優れた造形能力がある。イフェの街の近くにすむ部族はテラコッタ(素焼き)の技術に優れており、おもに奇妙な人間の顔をかたどった像を多数制作している。 |
奴隷 | 西アフリカは乾燥した大地が続き、大きな都市はない。内陸に住む原住民は、古来より奴隷として、イスラムの各国に売られていたようである。 |
航海の記録 | カダモスト | ポルトガル語 | 口だけ獣 | アフリカにおいて、私はとんでもない獣を発見した。なんと、顔すべてが口なのである。しかも、象のように巨大なのだ。もし人を喰うとしたら、この獣の群れに襲われた街は、またたく間に無人の廃墟となるであろう。 |
イボイノシシ | アフリカではイノシシまでも異形である。顔はごつごつとしたイボに覆われ、普通のイノシシよりもふた回りほど大きい。 |
コンゴ王国記 | ピガフェッタ | ロマンス語 | アフリカの原住民 | 南アフリカの住民は灼熱の太陽に焼かれたためか肌が黒い。友好的な民族が多く、陽気である。どうやら赤道を越えても、人が黒こげになって死んでしまうことはないようだ。 |
世界図 | マルティン・ペハイム | ゲルマン語 | マラッカ海峡 | マラッカ海峡は、アラブ世界と、中国やモルッカ諸島のある東の海とを結ぶ重要な海峡である。インド洋貿易の生命線と言える。 |
世界誌序説 | ヴァルトゼーミュラー | ゲルマン語 | 世界一周航路 | アフリカ南端、マラッカ海峡、新世界海峡が発見された現在、海路による世界一周の夢も実現可能となった。この偉業が成し遂げられれば、我々の世界が球体であるという、古くからの言い伝えが立証されるであろう。 |
書名 | 著者 | 記述 言語 | 収録 ヒント | 本文 |
ガリア戦記 | カエサル | スペイン語 | カルナック巨石群 | ここガリア(フランス)のカルナックの地で、異様な光景を目にする。人間の2、3倍はあろうかという巨石が、辺り一面に整然と林立しているのである。いったい何のために造られたものなのか、どのようにして建造されたのか、土地の民にも知る者はいない。 |
旧約聖書 | ユダヤ・キリスト教聖典 | ロマンス語 | カルデアのウルの聖塔 | アブラハムの生地カルデアのウルは、瀝青の聖塔(ジッグラト)の建つ小高い丘にある都市国家である。 |
エドムの地 | エドムの民は、セラと呼ばれる街に住んでいる。セラとは、アラブの言葉で「岩の裂け目」という意味である。 |
新約聖書 | キリスト教聖典 | ロマンス語 | なし | |
神の国 | アウグスティヌス | ロマンス語 | 吸血鬼 | トランシルヴェニアの吸血鬼。昼間は棺桶で眠り、深夜に徘徊し人を襲いてその生き血をすする。哀れな犠牲者も吸血鬼となりて、生き血を求め闇をさまようなり。 |
白熊 | 神の御使は、常にそのお姿を変え、我々の前に出現し給う。ノルマンの民、汚れなき極北の氷原にて、純白の熊になり変わりし御使に出会いたり。 |
起源論 | イシドール・ダ・セビリャ | ロマンス語 | 太古の魚 | 太古の時代から生きている竜魚は、この辺りの海では決して見つかることはない。南の果ての海の奥深く、その姿を隠しているという。 |
泳ぐ魚 | 南の大海に棲む羽のない魚は、海を自在に泳ぐことができる。その速度は、地上を走る馬もはるかに超えるに違いない。 |
わがシッドの歌 | カスティリャ武勲詩 | スペイン語 | 象牙 | セラサンの貴族の邸宅では、アフリカ大陸より運ばれた象牙などの高価な装飾品が、惜しげもなく部屋に飾られている。 |
アル=ハンブラ宮殿 | セラサン人は、イベリア半島の南アンダルシアを完全に制圧した。グラナダに壮大なアル=ハンブラ宮殿を造営し、その支配が永続的に続くものと思わせたのである。 |
神学大全 | トマス・アキナス | スペイン語 | モンサンミシェル | フランスの聖オーベールはある夜、夢の中で天使長ミカエルに出会い、ノルマンディーとブルターニュの間の海岸に礼拝堂を建てよというお告げを受けた。こうして聖なる地、モンサンミシェルは誕生した。 |
七部法典 | アルフォンソ10世 | スペイン語 | なし | |
エッダ | ヴァイキング民族叙事詩 | ゲルマン語 | トロール | 人寂しき洞穴に住みたるトロール、金銀宝石など光る物を集め、その住処に溜め込む習癖あり。 |
氷の民 | レイフ=エイクリソン、初めて見しかの地を「ヘル・ランド(平石の土地)」と名づけたり。氷の家に住みてトナカイを飼う民族に出会いにけり。 |
聖ブレンタヌスの航海 | アイルランド伝承 | ゲルマン語 | 聖者の約束の街 | 6世紀、アイルランドの修道士聖ブレンダヌスと17人の修道士は、「聖者の約束の街」を見つけるために小舟で大西洋を西に向かって漕ぎ出した。7年間の航海の後、ドームと列柱とピラミッドの建つ都市を見つけたという。 |
シボラの7つの都の島 | ポルトガル伝承 | ポルトガル語 | シボラの7つの都 | 8世紀初めに北アフリカからイスラム軍が侵入したとき、ポルトガルの大司教は6人の司教とともに民を率いて大西洋に逃れ、たどり着いた大きな島で7つの都を発見した。そのうちの1つには奇妙な巨大神殿が建っており、神官が魔法を使っていたという。 |
バラ物語 | ジャン・ド・マン | ロマンス語 | ポアチェの大聖堂 | 12世紀頃、フランス、トゥール南方のポアチェに、ロマネスクの大聖堂が建設される。聖母マリアに捧げられ、ノートルダム=ラ=グランドの名が付けられた。 |
アマゾネス | 作者不詳 | スペイン語 | アマゾネス | アマゾネスは女人のみの戦闘部族である。子孫を増やすためにほかの民族の男を拉致し、子供を作った後に殺す。生まれた子供も、男はすべて殺し、女のみを育てるのである。 |
アーサー王伝説 | ウェイス | ロマンス語 | 巨石の祭壇 | イングランドの王アーサーの協力者、魔術師マーリンは、一瞬のうちにソールズベリの地に巨大な魔方陣を造り出した。とてつもなく大きな岩でできたその祭壇には、不思議な力が宿っており、その岩のかけらを浸した水を飲むとあらゆる病気に効くという。 |
アーサー王の聖杯 | 円卓の騎士たちは各々、聖杯探しの旅に出る。長い旅路の末、ついに、隠者ナーシアンスより、神聖なる最強の騎士ガラハドの手に、聖杯が受け渡された。聖杯は、手にするにふさわしい者が現れるまで、再び姿を消すという。 |
世界図 | トスカネリ | スペイン語 | 西回り航路 | 地球は丸いのであるから、大西洋を西に航海することでインディアス(インド)の地に到達できるはずである。ポセイドニオスが地球外周を測量した結果によれば、この航路の方がアフリカを迂回するよりも早く、インディアスに辿りつく。 |
世界図 | ヨハン・シェーナー | ゲルマン語 | 新世界海峡 | 西回りに発見された大陸が新世界だとすると、本当のインディアス(インド)の世界は、そのさらに西側にあることになる。インド洋は閉じた内海ではなかったのだから、新世界からインディアスに抜ける海峡がどこかにあると考えるのが自然であろう。 |
ヌエバ・エスパニャのインディアス史 | ディエゴ・ドゥラン | スペイン語 | 煙の草 | 西インディアスの原住民には、奇妙な習慣がある。タバコと呼ばれる葉を筒に詰め、それを燃やした煙を輪になった人々が次々に回しながら、非常にうまそうに吸うのである。これには、何らかの社交的意味合いがあると思われる。 |
直立鼠 | 二本足で歩く鼠を北の大陸で見たという話を聞いたが、酔っぱらった農夫の話なので、それがどこまで真実であるのかは定かではない。 |
ヌエバ・エスパニャ諸事物概史 | サアグン | スペイン語 | ヌエバエスパニャの穀物 | ヌエバエスパニャにおける主要な作物の1つに、トウモロコシが挙げられる。チナンパスと呼ばれる湿地を開拓した農地で育てられ、高床式の特別な倉庫に蓄えられる。 |
世界一の巨木 | 北の新世界の西岸で見られるスギが、世界で一番大きな樹木であろう。あまりの高さに正確には測定できないが、通常の大木の10倍は悠に超えている。 |
新世界自然文化史 | ホセ・デ・アコスタ | スペイン語 | ジャガイモ | 新世界にて新しく発見されたジャガイモは寒さにも強く、冷害時の非常食として非常に有効であろうと思われる。 |
新世界の家畜 | 新世界においても、家畜は飼育されているようだ。ただ、なにぶん小型であり、馬のように戦闘用に用いられることはなく、もっぱら荷貨の運搬に利用されているようである。 |
イグアスの滝 | 南の大地、緑の大海の向こう側、上から下に流れる川あり。「イグアスの滝」と呼ばれ、豊かなる水を人々に授く。 |
白い樹液の木 | アマゾンの樹木から採取される樹液は、空気にふれると粘質を帯びる。住民は、この樹液を噛んで空腹を忘れる。 |
世界誌序説 | ヴァルトゼーミュラー | スペイン語 | 世界一周航路 | アフリカ南端、マラッカ海峡、新世界海峡が発見された現在、海路による世界一周の夢も実現可能となった。この偉業が成し遂げられれば、我々の世界が球体であるという、古くからの言い伝えが立証されるであろう。 |
書名 | 著者 | 記述 言語 | 収録 ヒント | 本文 |
ペルシャ人 | アイスキュロス | スラブ・ギリシャ語 | ペルセポリス | ペルセポリスは、ダレイオス1世がペルシャ美術の精華を結集して建設した都市である。しかし、アレクサンドロス大王により帝国は滅亡し、王都は廃墟となった。 |
ガリア戦記 | カエサル | スペイン語 | カルナック巨石群 | ここガリア(フランス)のカルナックの地で、異様な光景を目にする。人間の2、3倍はあろうかという巨石が、辺り一面に整然と林立しているのである。いったい何のために造られたものなのか、どのようにして建造されたのか、土地の民にも知る者はいない。 |
詩集 | ホラチウス | ロマンス語 | なし | |
歴史 | ボリビオス | ロマンス語 | シナモン | インドで採れるシナモンは、シヴァの女王の時代より高価な贅沢品であった。香料貿易は南アラビアの商人が仕切っていた。 |
語録 | エピクテトス | ロマンス語 | なし | |
告白 | アウグスティヌス | ロマンス語 | 天のカーテン | 天界への入口は、人が見うるものにあらず。されど、神の奇跡が示されるとき、北の空に光のカーテンがいで現れて、その聖なる様を垣間見せるであろう。 |
起源論 | イシドール・ダ・セビリャ | ロマンス語 | 太古の魚 | 太古の時代から生きている竜魚は、この辺りの海では決して見つかることはない。南の果ての海の奥深く、その姿を隠しているという。 |
泳ぐ魚 | 南の大海に棲む羽のない魚は、海を自在に泳ぐことができる。その速度は、地上を走る馬もはるかに超えるに違いない。 |
西ゴート史 | イシドール・ダ・セビリャ | ロマンス語 | セラサンの活力飲料 | セラサン人は、戦いの前に、奇妙なる豆から抽出した黒い液体を飲む。すると兵はすこぶる精強となり、恐れを知らぬ勇猛な戦士となるのだ。 |
黙示録注釈 | ベアトゥス | ロマンス語 | ネス湖の怪獣 | スコットランドのネス湖において目撃されたという怪獣は、世界の終末に現れるという、4つの奇異なる生き物の1つであるかも知れない。 |
わがシッドの歌 | カスティリャ武勲詩 | スペイン語 | 象牙 | セラサンの貴族の邸宅では、アフリカ大陸より運ばれた象牙などの高価な装飾品が、惜しげもなく部屋に飾られている。 |
アル=ハンブラ宮殿 | セラサン人は、イベリア半島の南アンダルシアを完全に制圧した。グラナダに壮大なアル=ハンブラ宮殿を造営し、その支配が永続的に続くものと思わせたのである。 |
七部法典 | アルフォンソ10世 | スペイン語 | なし | |
サンタ・マリア賛歌集 | アルフォンソ10世 | スペイン語 | なし | |
キナーン人の旅行記 | ジュバイル | スペイン語 | カッパドキア | 目前に広がる奇怪なる真白き尖塔岩群カッパドキアの光景には、誰もが思わず息を飲む。古来からのキリスト教徒が、イスラム教徒の手を逃れひっそりと暮らしている。 |
白き鱗の階段 | アナトリア(小アジア)にある真っ白な石灰石の階段は、それぞれ湧き水を湛(たた)え、幻想的に光り輝いている。その光景は、自然の作り出したものとは思いがたい。夕焼けを映し出したときの美しさ、それはとても言葉の及ぶところではない。 |
コンゴ王国記 | ピガフェッタ | ロマンス語 | アフリカの原住民 | 南アフリカの住民は灼熱の太陽に焼かれたためか肌が黒い。友好的な民族が多く、陽気である。どうやら赤道を越えても、人が黒こげになって死んでしまうことはないようだ。 |
ユカタン事物記 | ディエゴ・デ・エランダ | スペイン語 | 新世界の強壮の実 | カカオ豆は大変高価な交易品であり、貨幣の代わりにも用いられる。カカオから作られる飲み物には、強壮の作用があるようだ。 |
新香料 | ユカタン半島には、ピメントと呼ばれる赤い香料がある。これは、非常に辛みがあり、様々な調理に利用できる。 |
黄金郷エル=ドラド | 黄金郷エル=ドラドの王が即位するとき、黄金神の仮面を付け、金粉をまとい、黄金の供物とともにグァタビダの淵に身をあずける。 |
書名 | 著者 | 記述 言語 | 収録 ヒント | 本文 |
アンチゴネー | ソフォクレス | スラブ・ギリシャ語 | なし | |
博物誌 | プリニウス | ロマンス語 | 竜の亜種 | 一般に竜の亜種と言うが、その中には様々な亜種がある。最も小さいものでも人の2、3倍の身の丈があり、鎧のような鱗(うろこ)は刃物を受け付けない。暗黒大陸アフリカの湖深く潜み、鋭利な歯牙で人や獣を好んで喰らう。 |
触手草 | 暗黒大陸アフリカには、触手のように曲がりくねった葉をたくさん付けた草が至るところに生えている。その触手で、人や獣を捕らえるのかもしれない。 |
歴史 | タキトゥス | ロマンス語 | インドの穀物 | インド以東の熱帯においては、主食は小麦ではなく米である。パンのような形態にはせず、蒸すなどして火を通しそのまま食す。 |
聖ベネディクトゥス伝 | グレゴリウス | スラブ・ギリシャ語 | 聖墳墓教会 | イェルサレムの聖墳墓教会。キリストの聖墓がある教会である。イスラム教徒(ムーア人)の襲撃によって、占拠される。十字軍が一時は奪回に成功するが、再びムーア人の手に落ちてしまう。 |
神の国 | アウグスティヌス | ロマンス語 | 吸血鬼 | トランシルヴェニアの吸血鬼。昼間は棺桶で眠り、深夜に徘徊し人を襲いてその生き血をすする。哀れな犠牲者も吸血鬼となりて、生き血を求め闇をさまようなり。 |
白熊 | 神の御使は、常にそのお姿を変え、我々の前に出現し給う。ノルマンの民、汚れなき極北の氷原にて、純白の熊になり変わりし御使に出会いたり。 |
起源論 | イシドール・ダ・セビリャ | ロマンス語 | 太古の魚 | 太古の時代から生きている竜魚は、この辺りの海では決して見つかることはない。南の果ての海の奥深く、その姿を隠しているという。 |
泳ぐ魚 | 南の大海に棲む羽のない魚は、海を自在に泳ぐことができる。その速度は、地上を走る馬もはるかに超えるに違いない。 |
西ゴート史 | イシドール・ダ・セビリャ | ロマンス語 | セラサンの活力飲料 | セラサン人は、戦いの前に、奇妙なる豆から抽出した黒い液体を飲む。すると兵はすこぶる精強となり、恐れを知らぬ勇猛な戦士となるのだ。 |
黙示録注釈 | ベアトゥス | ロマンス語 | ネス湖の怪獣 | スコットランドのネス湖において目撃されたという怪獣は、世界の終末に現れるという、4つの奇異なる生き物の1つであるかも知れない。 |
神学大全 | トマス・アキナス | スペイン語 | モンサンミシェル | フランスの聖オーベールはある夜、夢の中で天使長ミカエルに出会い、ノルマンディーとブルターニュの間の海岸に礼拝堂を建てよというお告げを受けた。こうして聖なる地、モンサンミシェルは誕生した。 |
七部法典 | アルフォンソ10世 | スペイン語 | なし | |
サンタ・マリア賛歌集 | アルフォンソ10世 | スペイン語 | なし | |
キナーン人の旅行記 | ジュバイル | スペイン語 | カッパドキア | 目前に広がる奇怪なる真白き尖塔岩群カッパドキアの光景には、誰もが思わず息を飲む。古来からのキリスト教徒が、イスラム教徒の手を逃れひっそりと暮らしている。 |
白き鱗の階段 | アナトリア(小アジア)にある真っ白な石灰石の階段は、それぞれ湧き水を湛(たた)え、幻想的に光り輝いている。その光景は、自然の作り出したものとは思いがたい。夕焼けを映し出したときの美しさ、それはとても言葉の及ぶところではない。 |
書名 | 著者 | 記述 言語 | 収録 ヒント | 本文 |
形而上学 | アリストテレス | スラブ・ギリシャ語 | なし | |
葡萄酒礼賛 | ジャーヒズ | アラビア語 | なし | |
動物の書 | ジャーヒズ | アラビア語 | ヤマアラシ | 針鼠が大型になり、針が更に長くなったのがヤマアラシである。針鼠が丸くなって身を守るのに対し、ヤマアラシはもっと攻撃的で、針を振って出る音で威嚇したり、敵を突き刺したりする。 |
グンカンドリ | 喉の真っ赤な袋を蛙のように膨らませて鳴くのは、南洋に棲むグンカンドリ。この特徴は雄だけに見られることから、繁殖の求愛行為と思われる。 |
外科全書 | ラージー | アラビア語 | 鳥取り蜘蛛 | この鳥取り蜘蛛に噛まれた場合、適切な処置を施すべし。さもないと、その毒によって、24時間以内に確実な死が訪れるであろう。 |
矛盾の矛盾 | イブン・ルシュド | アラビア語 | なし | |
医学大全 | イブン・ルシュド | アラビア語 | 犀の角 | 東アフリカに産する犀(サイ)の角は、装飾品としてよりはむしろ、中国において漢方薬として非常に重宝され、高値で取引されている。 |
千夜一夜物語 | アラブ伝承 | アラビア語 | ロック | アフリカに住むロックは、とてつもなく巨大な怪鳥である。主に象や羊を捕らえて食す。シンドバットはその脚に捕まり、怪鳥の巣に運ばれた。 |
三大陸周遊記 | イブン・バットゥータ | アラビア語 | 緬の仏塔 | 緬(ミャンマー)は仏塔の国と呼ばれるほど、たくさんのパゴタ(仏塔)が建っている。中でも豪奢(ごうしゃ)なのがブッダの遺髪が納められた黄金の仏塔。その髪の毛が光輝いたときには、奇跡が起こるという。 |
泥のモスク | 塩と黄金の街ジェンネに足を踏み入れてまず驚いたのが、粘土を乾燥させて建てられたモスクである。アラーの尊い教えは、遠くこの地にまで伝わっていたのだ。 |
走る鳥 | アフリカでこの鳥に出会ったときの驚きといったら、表す言葉もない。その身の丈は人の3倍もあり、岩のように重い。そして、にょきにょきと生えた丸太のように屈強な脚で、恐ろしい速さで草原を走っているのである。大地は揺らぎ、まるで生きた心地がしなかった。 |
世界図 | アル・イドリースィー | アラビア語 | 香料諸島 | モルッカ諸島はカタイ(中国)の南東・チンの海に散在する。コショウ、チョウジの最大の産地であり、香料諸島とも呼ばれている。 |
書名 | 著者 | 記述 言語 | 収録 ヒント | 本文 |
戦史 | ツキディデス | スラブ・ギリシャ語 | ウルの黄金の髪飾り | かつてシュメールで他の都市国家と覇を競ったウルの王妃は、とりわけ豪奢(ごうしゃ)な黄金の髪飾りを付けていた。 |
ガリア戦記 | カエサル | スペイン語 | カルナック巨石群 | ここガリア(フランス)のカルナックの地で、異様な光景を目にする。人間の2、3倍はあろうかという巨石が、辺り一面に整然と林立しているのである。いったい何のために造られたものなのか、どのようにして建造されたのか、土地の民にも知る者はいない。 |
旧約聖書 | ユダヤ・キリスト教聖典 | ロマンス語 | カルデアのウルの聖塔 | アブラハムの生地カルデアのウルは、瀝青の聖塔(ジッグラト)の建つ小高い丘にある都市国家である。 |
エドムの地 | エドムの民は、セラと呼ばれる街に住んでいる。セラとは、アラブの言葉で「岩の裂け目」という意味である。 |
新約聖書 | キリスト教聖典 | ロマンス語 | なし | |
カール大帝伝 | アインハルト | ロマンス語 | なし | |
厄災の歴史 | アベラール | ロマンス語 | なし | |
然りと否 | アベラール | ロマンス語 | なし | |
神学大全 | トマス・アキナス | ロマンス語 | モンサンミシェル | フランスの聖オーベールはある夜、夢の中で天使長ミカエルに出会い、ノルマンディーとブルターニュの間の海岸に礼拝堂を建てよというお告げを受けた。こうして聖なる地、モンサンミシェルは誕生した。 |
対異教大全 | トマス・アキナス | ロマンス語 | 聖遺物箱 | キリストの遺髪、聖衣、聖顔布、十字架片、釘片などの聖遺物は、奇跡の力を秘めている。由緒正しき各教会では遺物箱に保管されているが、異教徒や異端者の手に委ねられているものもある。これらを一刻も早く、奪回せねばならない。 |
エレックとエニード | トロア | ロマンス語 | なし | |
カルミナ・ブラーナ | ソルボンヌ大学詩集 | ロマンス語 | なし | |
バラ物語 | ジャン・ド・マン | ロマンス語 | ポアチェの大聖堂 | 12世紀頃、フランス、トゥール南方のポアチェに、ロマネスクの大聖堂が建設される。聖母マリアに捧げられ、ノートルダム=ラ=グランドの名が付けられた。 |
ローランの歌 | フランス騎士道文学 | ロマンス語 | なし | |
アーサー王伝説 | ウェイス | ロマンス語 | 巨石の祭壇 | イングランドの王アーサーの協力者、魔術師マーリンは、一瞬のうちにソールズベリの地に巨大な魔方陣を造り出した。とてつもなく大きな岩でできたその祭壇には、不思議な力が宿っており、その岩のかけらを浸した水を飲むとあらゆる病気に効くという。 |
アーサー王の聖杯 | 円卓の騎士たちは各々、聖杯探しの旅に出る。長い旅路の末、ついに、隠者ナーシアンスより、神聖なる最強の騎士ガラハドの手に、聖杯が受け渡された。聖杯は、手にするにふさわしい者が現れるまで、再び姿を消すという。 |
アルス・ノヴァ・ムジカ | ヴィトリ | ロマンス語 | なし | |
書名 | 著者 | 記述 言語 | 収録 ヒント | 本文 |
薬物誌 | ディオスコリデス | スラブ・ギリシャ語 | パンの生る木 | パンのなる木は、インドよりも東の海に見られる珍しい植物である。その実は生でも食べられるが、煮てもうまい。 |
アガメムノン | アイスキュロス | スラブ・ギリシャ語 | アガメムノンのマスク | ギリシャのアガメムノン王は黄金の仮面を被り、数々の副葬品とともにミケーネの墓所に葬られたという。 |
アンチゴネー | ソフォクレス | スラブ・ギリシャ語 | なし | |
メディア | エウリピデス | スラブ・ギリシャ語 | なし | |
蜂 | アリストファネス | スラブ・ギリシャ語 | なし | |
地理史 | ストラボン | スラブ・ギリシャ語 | インド航路 | インドはアラビア半島のさらに東側にあり、インド洋に突き出た亜大陸である。アレクサンドロス大王がかつて支配した帝国の境界を東に越えたところである。 |
世界の七つの景観 | フィロン | スラブ・ギリシャ語 | エジプトのピラミッド | エジプトにある大ピラミッド。世界に例を見ない巨大建築は、古くから世界七不思議の1つとされている。古代エジプト歴代のファラオ(王)の墓であり、あまたの副葬品がそのミイラとともに埋葬されている。 |
博物誌 | プリニウス | ロマンス語 | 竜の亜種 | 一般に竜の亜種と言うが、その中には様々な亜種がある。最も小さいものでも人の2、3倍の身の丈があり、鎧のような鱗(うろこ)は刃物を受け付けない。暗黒大陸アフリカの湖深く潜み、鋭利な歯牙で人や獣を好んで喰らう。 |
触手草 | 暗黒大陸アフリカには、触手のように曲がりくねった葉をたくさん付けた草が至るところに生えている。その触手で、人や獣を捕らえるのかもしれない。 |
ローマ史 | リヴィウス | ロマンス語 | なし | |
歴史 | タキトゥス | ロマンス語 | インドの穀物 | インド以東の熱帯においては、主食は小麦ではなく米である。パンのような形態にはせず、蒸すなどして火を通しそのまま食す。 |
アエイネス | ベルギリウス | ロマンス語 | なし | |
詩集 | ホラチウス | ロマンス語 | なし | |
友情論 | キケロ | ロマンス語 | なし | |
ローマ法大全 | ユスティニアヌス帝 | ロマンス語 | なし | |
ギリシャ案内記 | パウサニアス | スラブ・ギリシャ語 | パルテノン神殿 | ギリシャ、アテネのアクロポリスの丘にそびえるパルテノンの神殿は、守護神アテナに捧げられたものである。その美しさはギリシャ建築の代表たるにふさわしい。 |
神の国 | アウグスティヌス | ロマンス語 | 吸血鬼 | トランシルヴェニアの吸血鬼。昼間は棺桶で眠り、深夜に徘徊し人を襲いてその生き血をすする。哀れな犠牲者も吸血鬼となりて、生き血を求め闇をさまようなり。 |
白熊 | 神の御使は、常にそのお姿を変え、我々の前に出現し給う。ノルマンの民、汚れなき極北の氷原にて、純白の熊になり変わりし御使に出会いたり。 |
告白 | アウグスティヌス | ロマンス語 | 天のカーテン | 天界への入口は、人が見うるものにあらず。されど、神の奇跡が示されるとき、北の空に光のカーテンがいで現れて、その聖なる様を垣間見せるであろう。 |
神学大全 | トマス・アキナス | ロマンス語 | モンサンミシェル | フランスの聖オーベールはある夜、夢の中で天使長ミカエルに出会い、ノルマンディーとブルターニュの間の海岸に礼拝堂を建てよというお告げを受けた。こうして聖なる地、モンサンミシェルは誕生した。 |
算盤の書 | リーベル・アバキ | ロマンス語 | 珊瑚 | 珊瑚は、希少だが、効率良く利益を得られる交易品である。アジア・アフリカの暖かい海の浅瀬に生える水中木で、宝石として取引される。 |
神曲 | ダンテ | ロマンス語 | なし | |
神々の系譜 | ボッカチオ | ロマンス語 | 北欧の木造教会 | 北欧は異教神の信仰が強い土地柄であったが、神の教えは確実に浸透している。ノルウェー各地に、木で造られた独特の教会が建てられている。 |
世界の姿 | ピエル・ダイ | ロマンス語 | 首長族 | 東方には、首が途方もなく長い民族がいる。その長さは両の腕ほどもあるので、実に遠くを見渡すことができ、矢を射るときに大変有利である。 |
南海の怪獣 | 南方大陸が面している海には、出来損ないの竜の姿をした気味の悪い獣が棲む島がある。普段は鳥や魚を捕らえて食しているが、絶海の孤島のため餌不足で共喰いをすることもある。 |
食人鬼 | 東方には、人を喰う鬼がいる。手に持った肉斬りナイフで獲物を襲い、牙の生えた大きな口で、哀れな犠牲者を味わうのだ。 |
東方見聞録 | マルコ・ポーロ | ロマンス語 | ジパング | ジパングとは、中国よりさらに東に浮かぶ島国であり、黄金を大量に産するという。大汗(フビライ=ハン)はこの豊かな島を征服すべく2度の遠征を試みた。しかし成果は上がらず、いまだにモンゴル帝国の支配下には入っていない。 |
中国の七宝 | 中国においても七宝焼きの歴史は古い。元代になり、西方の技術が伝わるようになると一層盛んになり、多数の名品が創られるようになる。 |
黄金の寺 | ジパングは国中に黄金が満ちあふれている。食器や酒杯はもちろんのこと、寺院や仏像までもが金で作られているのである。 |
コショウ | 欧州にて珍重される胡椒(コショウ)などの香料は、インドや東方の熱帯諸島で生産され、イスラム商人の手により、海路を通じてアレキサンドリアに集まる。 |
書名 | 著者 | 記述 言語 | 収録 ヒント | 本文 |
ペルシャ人 | アイスキュロス | スラブ・ギリシャ語 | ペルセポリス | ペルセポリスは、ダレイオス1世がペルシャ美術の精華を結集して建設した都市である。しかし、アレクサンドロス大王により帝国は滅亡し、王都は廃墟となった。 |
オイディプス王 | ソフォクレス | スラブ・ギリシャ語 | なし | |
雲 | アリストファネス | スラブ・ギリシャ語 | なし | |
蜂 | アリストファネス | スラブ・ギリシャ語 | なし | |
オデュッセイア | ホメロス | スラブ・ギリシャ語 | クノッソス | 強大な海軍と高度なる文化を誇りしクレタ島ミノアの王国、サントリーニ島大噴火によりその終末を迎えたり。がれきと灰と津波に覆われし王都クノッソスは次第にさびれ果て、ついにアカイアの民に屈す。 |
金銀のリュトン | ペルシャの帝王、近隣の小王より貢ぎ物を受く。金銀のリュトン(酒杯)にて、彼らと酒を酌み交わすなり。 |
世界の七つの景観 | フィロン | スラブ・ギリシャ語 | エジプトのピラミッド | エジプトにある大ピラミッド。世界に例を見ない巨大建築は、古くから世界七不思議の1つとされている。古代エジプト歴代のファラオ(王)の墓であり、あまたの副葬品がそのミイラとともに埋葬されている。 |
地理学 | プトレマイオス | ロマンス語 | 地球のへそ | ギリシャ、デルフォイのオムファロスと対をなす世界のへそが、南方大陸の中央にある。それは、南方大陸人が崇める巨大な七色の岩であるという。 |
ローマ史 | リヴィウス | ロマンス語 | なし | |
アエイネス | ベルギリウス | ロマンス語 | なし | |
ローマ法大全 | ユスティニアヌス帝 | ロマンス語 | なし | |
神の国 | アウグスティヌス | ロマンス語 | 吸血鬼 | トランシルヴェニアの吸血鬼。昼間は棺桶で眠り、深夜に徘徊し人を襲いてその生き血をすする。哀れな犠牲者も吸血鬼となりて、生き血を求め闇をさまようなり。 |
白熊 | 神の御使は、常にそのお姿を変え、我々の前に出現し給う。ノルマンの民、汚れなき極北の氷原にて、純白の熊になり変わりし御使に出会いたり。 |
告白 | アウグスティヌス | ロマンス語 | 天のカーテン | 天界への入口は、人が見うるものにあらず。されど、神の奇跡が示されるとき、北の空に光のカーテンがいで現れて、その聖なる様を垣間見せるであろう。 |
神学大全 | トマス・アキナス | ロマンス語 | モンサンミシェル | フランスの聖オーベールはある夜、夢の中で天使長ミカエルに出会い、ノルマンディーとブルターニュの間の海岸に礼拝堂を建てよというお告げを受けた。こうして聖なる地、モンサンミシェルは誕生した。 |
算盤の書 | リーベル・アバキ | ロマンス語 | 珊瑚 | 珊瑚は、希少だが、効率良く利益を得られる交易品である。アジア・アフリカの暖かい海の浅瀬に生える水中木で、宝石として取引される。 |
アレクシアス | アンナ・コムネナ | ロマンス語 | 聖ソフィア大聖堂 | "「ソロモンよ! 我、汝を超えたり!」ビザンチン皇帝ユスティニアヌスは、完成した聖ソフィア大聖堂を目の当たりにして感極まり、このように叫んだという。" |
神曲 | ダンテ | ロマンス語 | なし | |
世界の姿 | ピエル・ダイ | ロマンス語 | 首長族 | 東方には、首が途方もなく長い民族がいる。その長さは両の腕ほどもあるので、実に遠くを見渡すことができ、矢を射るときに大変有利である。 |
南海の怪獣 | 南方大陸が面している海には、出来損ないの竜の姿をした気味の悪い獣が棲む島がある。普段は鳥や魚を捕らえて食しているが、絶海の孤島のため餌不足で共喰いをすることもある。 |
食人鬼 | 東方には、人を喰う鬼がいる。手に持った肉斬りナイフで獲物を襲い、牙の生えた大きな口で、哀れな犠牲者を味わうのだ。 |
東方見聞録 | マルコ・ポーロ | ロマンス語 | ジパング | ジパングとは、中国よりさらに東に浮かぶ島国であり、黄金を大量に産するという。大汗(フビライ=ハン)はこの豊かな島を征服すべく2度の遠征を試みた。しかし成果は上がらず、いまだにモンゴル帝国の支配下には入っていない。 |
中国の七宝 | 中国においても七宝焼きの歴史は古い。元代になり、西方の技術が伝わるようになると一層盛んになり、多数の名品が創られるようになる。 |
黄金の寺 | ジパングは国中に黄金が満ちあふれている。食器や酒杯はもちろんのこと、寺院や仏像までもが金で作られているのである。 |
コショウ | 欧州にて珍重される胡椒(コショウ)などの香料は、インドや東方の熱帯諸島で生産され、イスラム商人の手により、海路を通じてアレキサンドリアに集まる。 |
世界図 | トスカネリ | ロマンス語 | 西回り航路 | 地球は丸いのであるから、大西洋を西に航海することでインディアス(インド)の地に到達できるはずである。ポセイドニオスが地球外周を測量した結果によれば、この航路の方がアフリカを迂回するよりも早く、インディアスに辿りつく。 |
書名 | 著者 | 記述 言語 | 収録 ヒント | 本文 |
形而上学 | アリストテレス | スラブ・ギリシャ語 | なし | |
メディア | エウリピデス | スラブ・ギリシャ語 | なし | |
イリアス | ホメロス | スラブ・ギリシャ語 | トロイア | ギリシャの軍勢、トロイアとの戦いにおいて故意に撤退し、兵を忍ばせし木馬を戦場に置き去りにす。戦利品として木馬を城内に運び込みしトロイ兵、戦勝に酔いて眠りたり。ギリシャの兵、首尾よく城門を開けたりて、栄華を誇りしトロイアを滅尽に帰す。 |
ミケーネ | ギリシャ、ペロポネソスに、高き文明を持つアカイア人の王国ありき。その王アガメムノン、城壁で囲まれし壮大なる王都で国政を執れり。つがいの獅子、その城門を守護せり。 |
歴史 | ヘロドトス | スラブ・ギリシャ語 | アフリカ南端 | 紀元前数千年もの太古の時代、エジプトの王ネコ2世は、フェニキアの航海者にアフリカ一周という大航海を命じた。フェニキア人はアフリカ南端を越え、毎年立ち寄った先で麦を植えて越冬し、3年をかけてアフリカ大陸を周回した。 |
パピルス | 古代エジプトなどにおいて、重要事項の記録に用いられた紙は、パピルスと呼ばれる植物を原料としていた。 |
地理史 | ストラボン | スラブ・ギリシャ語 | インド航路 | インドはアラビア半島のさらに東側にあり、インド洋に突き出た亜大陸である。アレクサンドロス大王がかつて支配した帝国の境界を東に越えたところである。 |
書簡集 | 小プリニウス | ロマンス語 | なし | |
ローマ法大全 | ユスティニアヌス帝 | ロマンス語 | なし | |
神の国 | アウグスティヌス | ロマンス語 | 吸血鬼 | トランシルヴェニアの吸血鬼。昼間は棺桶で眠り、深夜に徘徊し人を襲いてその生き血をすする。哀れな犠牲者も吸血鬼となりて、生き血を求め闇をさまようなり。 |
白熊 | 神の御使は、常にそのお姿を変え、我々の前に出現し給う。ノルマンの民、汚れなき極北の氷原にて、純白の熊になり変わりし御使に出会いたり。 |
告白 | アウグスティヌス | ロマンス語 | 天のカーテン | 天界への入口は、人が見うるものにあらず。されど、神の奇跡が示されるとき、北の空に光のカーテンがいで現れて、その聖なる様を垣間見せるであろう。 |
神学大全 | トマス・アキナス | ロマンス語 | モンサンミシェル | フランスの聖オーベールはある夜、夢の中で天使長ミカエルに出会い、ノルマンディーとブルターニュの間の海岸に礼拝堂を建てよというお告げを受けた。こうして聖なる地、モンサンミシェルは誕生した。 |
対異教大全 | トマス・アキナス | ロマンス語 | 聖遺物箱 | キリストの遺髪、聖衣、聖顔布、十字架片、釘片などの聖遺物は、奇跡の力を秘めている。由緒正しき各教会では遺物箱に保管されているが、異教徒や異端者の手に委ねられているものもある。これらを一刻も早く、奪回せねばならない。 |
宮廷人 | カスティリオーネ | ロマンス語 | 竜涎香 | 竜涎香は、暖流に住むクジラから採れる香料の一種だが、非常に希少である。なぜなら、南の海での捕鯨は大きな危険を伴うからである。貴族たちは、こぞってこの香りを買い求める。 |
デカメロン | ボッカチオ | ロマンス語 | なし | |
アフリカ | ベトラルカ | ロマンス語 | 星の塔 | アフリカの砂漠に、白く巨大な星の塔があるという。幾重にも分かれた枝の上に星のような装飾があるそうだが、それが古き建造物であるのか、未知の植物であるのか、すべては謎である。 |
人面獣 | 暗黒大陸アフリカには、人の顔をした猿獣がいる。その顔には、赤や青、色とりどりの化粧が施されている。その習癖とは裏腹に大変な臆病者であり、めったに人前には姿を現さない。 |
蒙古帝国旅行記 | ルブルク | ロマンス語 | 中国 | アジア大陸の東の端、我々はとうとうカタイ(中国)の地へとやって来た。蒙古帝国の政治的、経済的中心地で、並ならぬ活気に満ちあふれている。しかし征服地であるため、現地の民の地位は低いようだ。 |
チョウジ | 丁子(チョウジ)は、蒙古帝国内では生産することができない。遠くチンの海の香料諸島より運ばれて、インド洋交易の中心的品目となっている。 |
世界の姿 | ピエル・ダイ | ロマンス語 | 首長族 | 東方には、首が途方もなく長い民族がいる。その長さは両の腕ほどもあるので、実に遠くを見渡すことができ、矢を射るときに大変有利である。 |
南海の怪獣 | 南方大陸が面している海には、出来損ないの竜の姿をした気味の悪い獣が棲む島がある。普段は鳥や魚を捕らえて食しているが、絶海の孤島のため餌不足で共喰いをすることもある。 |
食人鬼 | 東方には、人を喰う鬼がいる。手に持った肉斬りナイフで獲物を襲い、牙の生えた大きな口で、哀れな犠牲者を味わうのだ。 |
ジージュ・アッサービー | バッターニー | アラビア語 | ナバテアの岩窟都市 | エドム人に代わり、岩窟都市ペトラに住んだナバテア人は、交易で非常に栄えていた。神殿「ハズネ」には、エジプトのファラオの宝が隠されているという伝説もある。 |
書名 | 著者 | 記述 言語 | 収録 ヒント | 本文 |
ストイケイア | ユークリッド | スラブ・ギリシャ語 | なし | |
オイディプス王 | ソフォクレス | スラブ・ギリシャ語 | なし | |
雲 | アリストファネス | スラブ・ギリシャ語 | なし | |
蜂 | アリストファネス | スラブ・ギリシャ語 | なし | |
科学集成 | プトレマイオス | スラブ・ギリシャ語 | 南方大陸 | 現在知られている世界の大陸面積は、北半球に集中しすぎている。地球のバランスを考えた場合、赤道以南、ヨーロッパの裏側には、必ず巨大な大陸が存在すると考えられる。 |
ローマ史 | リヴィウス | ロマンス語 | なし | |
ローマ法大全 | ユスティニアヌス帝 | ロマンス語 | なし | |
ギリシャ案内記 | パウサニアス | スラブ・ギリシャ語 | パルテノン神殿 | ギリシャ、アテネのアクロポリスの丘にそびえるパルテノンの神殿は、守護神アテナに捧げられたものである。その美しさはギリシャ建築の代表たるにふさわしい。 |
神の国 | アウグスティヌス | ロマンス語 | 吸血鬼 | トランシルヴェニアの吸血鬼。昼間は棺桶で眠り、深夜に徘徊し人を襲いてその生き血をすする。哀れな犠牲者も吸血鬼となりて、生き血を求め闇をさまようなり。 |
白熊 | 神の御使は、常にそのお姿を変え、我々の前に出現し給う。ノルマンの民、汚れなき極北の氷原にて、純白の熊になり変わりし御使に出会いたり。 |
告白 | アウグスティヌス | ロマンス語 | 天のカーテン | 天界への入口は、人が見うるものにあらず。されど、神の奇跡が示されるとき、北の空に光のカーテンがいで現れて、その聖なる様を垣間見せるであろう。 |
神学大全 | トマス・アキナス | ロマンス語 | モンサンミシェル | フランスの聖オーベールはある夜、夢の中で天使長ミカエルに出会い、ノルマンディーとブルターニュの間の海岸に礼拝堂を建てよというお告げを受けた。こうして聖なる地、モンサンミシェルは誕生した。 |
算盤の書 | リーベル・アバキ | ロマンス語 | 珊瑚 | 珊瑚は、希少だが、効率良く利益を得られる交易品である。アジア・アフリカの暖かい海の浅瀬に生える水中木で、宝石として取引される。 |
神曲 | ダンテ | ロマンス語 | なし | |
デカメロン | ボッカチオ | ロマンス語 | なし | |
神々の系譜 | ボッカチオ | ロマンス語 | 北欧の木造教会 | 北欧は異教神の信仰が強い土地柄であったが、神の教えは確実に浸透している。ノルウェー各地に、木で造られた独特の教会が建てられている。 |
世界史 | ピウス2世 | ロマンス語 | 子守獣 | 東方には珍しい生物が存在する。子煩悩のあまり、腹に大きな揺り籠のような袋を腹に付け、いつも子供を連れて歩くのだ。 |
食虫植物 | インディアスの地には、虫を喰らう怪草が生えている。2枚の葉で虫を捕まえるもの、壺の形の罠に虫を誘うものなど、その手段は様々である。大きなものは、鳥や獣をも捕らえるという。 |
飛び魚 | 翼の生えた魚は、東方ではそれほど珍しい存在ではない。大群が海上を飛行する光景は、何度も目撃されているようである。現地の住民は捕らえて食べることもあるが、欧州人が食すとひどい食当たりを起こし、全身がしびれて悶絶してしまう。 |
世界図 | トスカネリ | ロマンス語 | 西回り航路 | 地球は丸いのであるから、大西洋を西に航海することでインディアス(インド)の地に到達できるはずである。ポセイドニオスが地球外周を測量した結果によれば、この航路の方がアフリカを迂回するよりも早く、インディアスに辿りつく。 |
書名 | 著者 | 記述 言語 | 収録 ヒント | 本文 |
形而上学 | アリストテレス | スラブ・ギリシャ語 | なし | |
戦史 | ツキディデス | スラブ・ギリシャ語 | ウルの黄金の髪飾り | かつてシュメールで他の都市国家と覇を競ったウルの王妃は、とりわけ豪奢(ごうしゃ)な黄金の髪飾りを付けていた。 |
アンチゴネー | ソフォクレス | スラブ・ギリシャ語 | なし | |
雲 | アリストファネス | スラブ・ギリシャ語 | なし | |
神統記 | ヘシオドス | スラブ・ギリシャ語 | ミノタウロス | ミノスの王、半牛半人の己が子を、人目に触れぬよう地下迷宮ラビリントスに幽閉す。その叫び声悲哀に満ち、クノッソスの夜に響く。 |
イリアス | ホメロス | スラブ・ギリシャ語 | トロイア | ギリシャの軍勢、トロイアとの戦いにおいて故意に撤退し、兵を忍ばせし木馬を戦場に置き去りにす。戦利品として木馬を城内に運び込みしトロイ兵、戦勝に酔いて眠りたり。ギリシャの兵、首尾よく城門を開けたりて、栄華を誇りしトロイアを滅尽に帰す。 |
ミケーネ | ギリシャ、ペロポネソスに、高き文明を持つアカイア人の王国ありき。その王アガメムノン、城壁で囲まれし壮大なる王都で国政を執れり。つがいの獅子、その城門を守護せり。 |
オデュッセイア | ホメロス | スラブ・ギリシャ語 | クノッソス | 強大な海軍と高度なる文化を誇りしクレタ島ミノアの王国、サントリーニ島大噴火によりその終末を迎えたり。がれきと灰と津波に覆われし王都クノッソスは次第にさびれ果て、ついにアカイアの民に屈す。 |
金銀のリュトン | ペルシャの帝王、近隣の小王より貢ぎ物を受く。金銀のリュトン(酒杯)にて、彼らと酒を酌み交わすなり。 |
地理史 | ストラボン | スラブ・ギリシャ語 | インド航路 | インドはアラビア半島のさらに東側にあり、インド洋に突き出た亜大陸である。アレクサンドロス大王がかつて支配した帝国の境界を東に越えたところである。 |
ローマ史 | リヴィウス | ロマンス語 | なし | |
英雄伝 | プルタルコス | ロマンス語 | デルフォイの神域 | かつてソクラテスやアレクサンドロス大王は、ギリシャのデルフォイの神域において神託を仰いだ。神託を受けた3人の巫女が、訪れる者にその内容を聞かせたのである。 |
ローマ法大全 | ユスティニアヌス帝 | ロマンス語 | なし | |
告白 | アウグスティヌス | ロマンス語 | 天のカーテン | 天界への入口は、人が見うるものにあらず。されど、神の奇跡が示されるとき、北の空に光のカーテンがいで現れて、その聖なる様を垣間見せるであろう。 |
神学大全 | トマス・アキナス | ロマンス語 | モンサンミシェル | フランスの聖オーベールはある夜、夢の中で天使長ミカエルに出会い、ノルマンディーとブルターニュの間の海岸に礼拝堂を建てよというお告げを受けた。こうして聖なる地、モンサンミシェルは誕生した。 |
エレックとエニード | トロア | ロマンス語 | なし | |
アフリカ | ベトラルカ | ロマンス語 | 星の塔 | アフリカの砂漠に、白く巨大な星の塔があるという。幾重にも分かれた枝の上に星のような装飾があるそうだが、それが古き建造物であるのか、未知の植物であるのか、すべては謎である。 |
人面獣 | 暗黒大陸アフリカには、人の顔をした猿獣がいる。その顔には、赤や青、色とりどりの化粧が施されている。その習癖とは裏腹に大変な臆病者であり、めったに人前には姿を現さない。 |
モンゴル人の歴史 | プラノ・カルピニ | ロマンス語 | ネストリウス派 | エフェソスの公会議において異端とされた、キリスト教ネストリウス派は、ヨーロッパを逃れ、ペルシャを経て、遠くモンゴル、中国にまで伝道した。 |
コンゴ王国記 | ピガフェッタ | ロマンス語 | アフリカの原住民 | 南アフリカの住民は灼熱の太陽に焼かれたためか肌が黒い。友好的な民族が多く、陽気である。どうやら赤道を越えても、人が黒こげになって死んでしまうことはないようだ。 |
書名 | 著者 | 記述 言語 | 収録 ヒント | 本文 |
オイディプス王 | ソフォクレス | スラブ・ギリシャ語 | なし | |
地理学 | プトレマイオス | ロマンス語 | 地球のへそ | ギリシャ、デルフォイのオムファロスと対をなす世界のへそが、南方大陸の中央にある。それは、南方大陸人が崇める巨大な七色の岩であるという。 |
博物誌 | プリニウス | ロマンス語 | 竜の亜種 | 一般に竜の亜種と言うが、その中には様々な亜種がある。最も小さいものでも人の2、3倍の身の丈があり、鎧のような鱗(うろこ)は刃物を受け付けない。暗黒大陸アフリカの湖深く潜み、鋭利な歯牙で人や獣を好んで喰らう。 |
触手草 | 暗黒大陸アフリカには、触手のように曲がりくねった葉をたくさん付けた草が至るところに生えている。その触手で、人や獣を捕らえるのかもしれない。 |
書簡集 | 小プリニウス | ロマンス語 | なし | |
ローマ史 | リヴィウス | ロマンス語 | なし | |
ガリア戦記 | カエサル | ロマンス語 | カルナック巨石群 | ここガリア(フランス)のカルナックの地で、異様な光景を目にする。人間の2、3倍はあろうかという巨石が、辺り一面に整然と林立しているのである。いったい何のために造られたものなのか、どのようにして建造されたのか、土地の民にも知る者はいない。 |
ゲルマニア | タキトゥス | ロマンス語 | なし | |
歴史 | タキトゥス | ロマンス語 | インドの穀物 | インド以東の熱帯においては、主食は小麦ではなく米である。パンのような形態にはせず、蒸すなどして火を通しそのまま食す。 |
英雄伝 | プルタルコス | ロマンス語 | デルフォイの神域 | かつてソクラテスやアレクサンドロス大王は、ギリシャのデルフォイの神域において神託を仰いだ。神託を受けた3人の巫女が、訪れる者にその内容を聞かせたのである。 |
アエイネス | ベルギリウス | ロマンス語 | なし | |
詩集 | ホラチウス | ロマンス語 | なし | |
友情論 | キケロ | ロマンス語 | なし | |
歴史 | ボリビオス | ロマンス語 | シナモン | インドで採れるシナモンは、シヴァの女王の時代より高価な贅沢品であった。香料貿易は南アラビアの商人が仕切っていた。 |
幸福論 | セネカ | ロマンス語 | なし | |
語録 | エピクテトス | ロマンス語 | なし | |
自省録 | アウレリウス | ロマンス語 | なし | |
ローマ法大全 | ユスティニアヌス帝 | ロマンス語 | なし | |
旧約聖書 | ユダヤ・キリスト教聖典 | ロマンス語 | カルデアのウルの聖塔 | アブラハムの生地カルデアのウルは、瀝青の聖塔(ジッグラト)の建つ小高い丘にある都市国家である。 |
エドムの地 | エドムの民は、セラと呼ばれる街に住んでいる。セラとは、アラブの言葉で「岩の裂け目」という意味である。 |
新約聖書 | キリスト教聖典 | ロマンス語 | なし | |
ギリシャ人への勧告 | クレメンス | スラブ・ギリシャ語 | なし | |
聖ベネディクトゥス伝 | グレゴリウス | スラブ・ギリシャ語 | 聖墳墓教会 | イェルサレムの聖墳墓教会。キリストの聖墓がある教会である。イスラム教徒(ムーア人)の襲撃によって、占拠される。十字軍が一時は奪回に成功するが、再びムーア人の手に落ちてしまう。 |
神の国 | アウグスティヌス | ロマンス語 | 吸血鬼 | トランシルヴェニアの吸血鬼。昼間は棺桶で眠り、深夜に徘徊し人を襲いてその生き血をすする。哀れな犠牲者も吸血鬼となりて、生き血を求め闇をさまようなり。 |
白熊 | 神の御使は、常にそのお姿を変え、我々の前に出現し給う。ノルマンの民、汚れなき極北の氷原にて、純白の熊になり変わりし御使に出会いたり。 |
神学大全 | トマス・アキナス | ロマンス語 | モンサンミシェル | フランスの聖オーベールはある夜、夢の中で天使長ミカエルに出会い、ノルマンディーとブルターニュの間の海岸に礼拝堂を建てよというお告げを受けた。こうして聖なる地、モンサンミシェルは誕生した。 |
対異教大全 | トマス・アキナス | ロマンス語 | 聖遺物箱 | キリストの遺髪、聖衣、聖顔布、十字架片、釘片などの聖遺物は、奇跡の力を秘めている。由緒正しき各教会では遺物箱に保管されているが、異教徒や異端者の手に委ねられているものもある。これらを一刻も早く、奪回せねばならない。 |
宮廷人 | カスティリオーネ | ロマンス語 | 竜涎香 | 竜涎香は、暖流に住むクジラから採れる香料の一種だが、非常に希少である。なぜなら、南の海での捕鯨は大きな危険を伴うからである。貴族たちは、こぞってこの香りを買い求める。 |
世界史 | ピウス2世 | ロマンス語 | 子守獣 | 東方には珍しい生物が存在する。子煩悩のあまり、腹に大きな揺り籠のような袋を腹に付け、いつも子供を連れて歩くのだ。 |
食虫植物 | インディアスの地には、虫を喰らう怪草が生えている。2枚の葉で虫を捕まえるもの、壺の形の罠に虫を誘うものなど、その手段は様々である。大きなものは、鳥や獣をも捕らえるという。 |
飛び魚 | 翼の生えた魚は、東方ではそれほど珍しい存在ではない。大群が海上を飛行する光景は、何度も目撃されているようである。現地の住民は捕らえて食べることもあるが、欧州人が食すとひどい食当たりを起こし、全身がしびれて悶絶してしまう。 |
モンゴル人の歴史 | プラノ・カルピニ | ロマンス語 | ネストリウス派 | エフェソスの公会議において異端とされた、キリスト教ネストリウス派は、ヨーロッパを逃れ、ペルシャを経て、遠くモンゴル、中国にまで伝道した。 |
蒙古帝国旅行記 | ルブルク | ロマンス語 | 中国 | アジア大陸の東の端、我々はとうとうカタイ(中国)の地へとやって来た。蒙古帝国の政治的、経済的中心地で、並ならぬ活気に満ちあふれている。しかし征服地であるため、現地の民の地位は低いようだ。 |
チョウジ | 丁子(チョウジ)は、蒙古帝国内では生産することができない。遠くチンの海の香料諸島より運ばれて、インド洋交易の中心的品目となっている。 |
東方見聞録 | マルコ・ポーロ | ロマンス語 | ジパング | ジパングとは、中国よりさらに東に浮かぶ島国であり、黄金を大量に産するという。大汗(フビライ=ハン)はこの豊かな島を征服すべく2度の遠征を試みた。しかし成果は上がらず、いまだにモンゴル帝国の支配下には入っていない。 |
中国の七宝 | 中国においても七宝焼きの歴史は古い。元代になり、西方の技術が伝わるようになると一層盛んになり、多数の名品が創られるようになる。 |
黄金の寺 | ジパングは国中に黄金が満ちあふれている。食器や酒杯はもちろんのこと、寺院や仏像までもが金で作られているのである。 |
コショウ | 欧州にて珍重される胡椒(コショウ)などの香料は、インドや東方の熱帯諸島で生産され、イスラム商人の手により、海路を通じてアレキサンドリアに集まる。 |
書名 | 著者 | 記述 言語 | 収録 ヒント | 本文 |
国家論 | プラトン | スラブ・ギリシャ語 | なし | |
アガメムノン | アイスキュロス | スラブ・ギリシャ語 | アガメムノンのマスク | ギリシャのアガメムノン王は黄金の仮面を被り、数々の副葬品とともにミケーネの墓所に葬られたという。 |
歴史 | ヘロドトス | スラブ・ギリシャ語 | アフリカ南端 | 紀元前数千年もの太古の時代、エジプトの王ネコ2世は、フェニキアの航海者にアフリカ一周という大航海を命じた。フェニキア人はアフリカ南端を越え、毎年立ち寄った先で麦を植えて越冬し、3年をかけてアフリカ大陸を周回した。 |
パピルス | 古代エジプトなどにおいて、重要事項の記録に用いられた紙は、パピルスと呼ばれる植物を原料としていた。 |
ガリア戦記 | カエサル | スペイン語 | カルナック巨石群 | ここガリア(フランス)のカルナックの地で、異様な光景を目にする。人間の2、3倍はあろうかという巨石が、辺り一面に整然と林立しているのである。いったい何のために造られたものなのか、どのようにして建造されたのか、土地の民にも知る者はいない。 |
英雄伝 | プルタルコス | ロマンス語 | デルフォイの神域 | かつてソクラテスやアレクサンドロス大王は、ギリシャのデルフォイの神域において神託を仰いだ。神託を受けた3人の巫女が、訪れる者にその内容を聞かせたのである。 |
旧約聖書 | ユダヤ・キリスト教聖典 | ロマンス語 | カルデアのウルの聖塔 | アブラハムの生地カルデアのウルは、瀝青の聖塔(ジッグラト)の建つ小高い丘にある都市国家である。 |
エドムの地 | エドムの民は、セラと呼ばれる街に住んでいる。セラとは、アラブの言葉で「岩の裂け目」という意味である。 |
新約聖書 | キリスト教聖典 | ロマンス語 | なし | |
イギリス教会史 | ベーダ | ゲルマン語 | イングランド王室の宝 | 13世紀初め。イングランド王ジョンは、ミッドランド遠征の中途、ウォッシュ湾にて急激な潮に襲われた。王室の至宝の大半が失われ、その行方はいまだ定かではない。 |
聖ブレンタヌスの航海 | アイルランド伝承 | ゲルマン語 | 聖者の約束の街 | 6世紀、アイルランドの修道士聖ブレンダヌスと17人の修道士は、「聖者の約束の街」を見つけるために小舟で大西洋を西に向かって漕ぎ出した。7年間の航海の後、ドームと列柱とピラミッドの建つ都市を見つけたという。 |
プレステ=ジョアンの伝説 | ヨーロッパ伝承 | ポルトガル語 | プレステ=ジョアンの国 | 強大なるキリスト教王プレステ=ジョアンの王国が東にある。この王とともに異教徒に立ち向かうなら、バルカン、アンダルシアを脅かすトルコやセラサン人を挟撃できるであろう。 |
旅行記 | マンデヴィル | ゲルマン語 | 脚の生えた木 | 東の海の沿岸には、脚の生えた木が海にまでつかって濫生している。脚は、根が伸びたものなのだろうか。塩水で枯れないのと何か関係があるのだ。 |
ベオウルフ | ノーサンブリア宮廷 | ゲルマン語 | ベオウルフの黄金兜 | 半人半鬼の怪物グレンデルや竜を退治した英雄ベオウルフ。その兜は黄金の装飾がなされ、見事な逸品であった。 |
アーサー王伝説 | ウェイス | ロマンス語 | 巨石の祭壇 | イングランドの王アーサーの協力者、魔術師マーリンは、一瞬のうちにソールズベリの地に巨大な魔方陣を造り出した。とてつもなく大きな岩でできたその祭壇には、不思議な力が宿っており、その岩のかけらを浸した水を飲むとあらゆる病気に効くという。 |
アーサー王の聖杯 | 円卓の騎士たちは各々、聖杯探しの旅に出る。長い旅路の末、ついに、隠者ナーシアンスより、神聖なる最強の騎士ガラハドの手に、聖杯が受け渡された。聖杯は、手にするにふさわしい者が現れるまで、再び姿を消すという。 |
カンタンベリー物語 | チョーサー | ゲルマン語 | なし | |
マグナ・カルタ | イングランド大憲章 | ゲルマン語 | なし | |
書名 | 著者 | 記述 言語 | 収録 ヒント | 本文 |
戦史 | ツキディデス | スラブ・ギリシャ語 | ウルの黄金の髪飾り | かつてシュメールで他の都市国家と覇を競ったウルの王妃は、とりわけ豪奢(ごうしゃ)な黄金の髪飾りを付けていた。 |
ゲルマニア | タキトゥス | ロマンス語 | なし | |
旧約聖書 | ユダヤ・キリスト教聖典 | ロマンス語 | カルデアのウルの聖塔 | アブラハムの生地カルデアのウルは、瀝青の聖塔(ジッグラト)の建つ小高い丘にある都市国家である。 |
エドムの地 | エドムの民は、セラと呼ばれる街に住んでいる。セラとは、アラブの言葉で「岩の裂け目」という意味である。 |
新約聖書 | キリスト教聖典 | ロマンス語 | なし | |
カール大帝伝 | アインハルト | ロマンス語 | なし | |
ハーメルンの笛吹き男 | ドイツ伝承 | ゲルマン語 | なし | |
ザクセンシュピーゲル | レプゴウ | ゲルマン語 | 聖ステファンの冠 | ハンガリー王国はローマ・カトリック教会の東の砦として、蒙古の来襲に勇敢に立ち向かった。聖ステファンの冠は、そのハンガリー王権の象徴である。現在ハンガリーはトルコの支配下にあり、王冠の行方は不明である。 |
ニーベルンゲンの歌 | ドイツ民族叙事詩 | ゲルマン語 | なし | |
イーゴリ遠征物語 | 著者不明 | スラブ・ギリシャ語 | ロシア教会 | 11世紀、ロシアはウラジミル聖公によりギリシャ正教に改宗した。寒さを防ぐため窓を小さくするなど、様々な工夫がなされた独特な教会が各地に建てられた。 |
世界図 | トスカネリ | ロマンス語 | 西回り航路 | 地球は丸いのであるから、大西洋を西に航海することでインディアス(インド)の地に到達できるはずである。ポセイドニオスが地球外周を測量した結果によれば、この航路の方がアフリカを迂回するよりも早く、インディアスに辿りつく。 |
世界図 | マルティン・ペハイム | ゲルマン語 | マラッカ海峡 | マラッカ海峡は、アラブ世界と、中国やモルッカ諸島のある東の海とを結ぶ重要な海峡である。インド洋貿易の生命線と言える。 |
世界図 | ヨハン・シェーナー | ゲルマン語 | 新世界海峡 | 西回りに発見された大陸が新世界だとすると、本当のインディアス(アジア)の世界は、そのさらに西側にあることになる。インド洋は閉じた内海ではなかったのだから、新世界からインディアスに抜ける海峡がどこかにあると考えるのが自然であろう。 |
世界誌序説 | ヴァルトゼーミュラー | ゲルマン語 | 世界一周航路 | アフリカ南端、マラッカ海峡、新世界海峡が発見された現在、海路による世界一周の夢も実現可能となった。この偉業が成し遂げられれば、我々の世界が球体であるという、古くからの言い伝えが立証されるであろう。 |
書名 | 著者 | 記述 言語 | 収録 ヒント | 本文 |
形而上学 | アリストテレス | スラブ・ギリシャ語 | なし | |
国家論 | プラトン | スラブ・ギリシャ語 | なし | |
オデュッセイア | ホメロス | スラブ・ギリシャ語 | クノッソス | 強大な海軍と高度なる文化を誇りしクレタ島ミノアの王国、サントリーニ島大噴火によりその終末を迎えたり。がれきと灰と津波に覆われし王都クノッソスは次第にさびれ果て、ついにアカイアの民に屈す。 |
金銀のリュトン | ペルシャの帝王、近隣の小王より貢ぎ物を受く。金銀のリュトン(酒杯)にて、彼らと酒を酌み交わすなり。 |
地理史 | ストラボン | スラブ・ギリシャ語 | インド航路 | インドはアラビア半島のさらに東側にあり、インド洋に突き出た亜大陸である。アレクサンドロス大王がかつて支配した帝国の境界を東に越えたところである。 |
旧約聖書 | ユダヤ・キリスト教聖典 | ロマンス語 | カルデアのウルの聖塔 | アブラハムの生地カルデアのウルは、瀝青の聖塔(ジッグラト)の建つ小高い丘にある都市国家である。 |
エドムの地 | エドムの民は、セラと呼ばれる街に住んでいる。セラとは、アラブの言葉で「岩の裂け目」という意味である。 |
新約聖書 | キリスト教聖典 | ロマンス語 | なし | |
神の国 | アウグスティヌス | ロマンス語 | 吸血鬼 | トランシルヴェニアの吸血鬼。昼間は棺桶で眠り、深夜に徘徊し人を襲いてその生き血をすする。哀れな犠牲者も吸血鬼となりて、生き血を求め闇をさまようなり。 |
白熊 | 神の御使は、常にそのお姿を変え、我々の前に出現し給う。ノルマンの民、汚れなき極北の氷原にて、純白の熊になり変わりし御使に出会いたり。 |
告白 | アウグスティヌス | ロマンス語 | 天のカーテン | 天界への入口は、人が見うるものにあらず。されど、神の奇跡が示されるとき、北の空に光のカーテンがいで現れて、その聖なる様を垣間見せるであろう。 |
ハーメルンの笛吹き男 | ドイツ伝承 | ゲルマン語 | なし | |
イーゴリ遠征物語 | 著者不明 | スラブ・ギリシャ語 | ロシア教会 | 11世紀、ロシアはウラジミル聖公によりギリシャ正教に改宗した。寒さを防ぐため窓を小さくするなど、様々な工夫がなされた独特な教会が各地に建てられた。 |
アレクシアス | アンナ・コムネナ | ロマンス語 | 聖ソフィア大聖堂 | "「ソロモンよ! 我、汝を超えたり!」ビザンチン皇帝ユスティニアヌスは、完成した聖ソフィア大聖堂を目の当たりにして感極まり、このように叫んだという。" |
書名 | 著者 | 記述 言語 | 収録 ヒント | 本文 |
形而上学 | アリストテレス | スラブ・ギリシャ語 | なし | |
原子論 | デモクリトス | スラブ・ギリシャ語 | なし | |
国家論 | プラトン | スラブ・ギリシャ語 | なし | |
戦史 | ツキディデス | スラブ・ギリシャ語 | ウルの黄金の髪飾り | かつてシュメールで他の都市国家と覇を競ったウルの王妃は、とりわけ豪奢(ごうしゃ)な黄金の髪飾りを付けていた。 |
ストイケイア | ユークリッド | スラブ・ギリシャ語 | なし | |
薬物誌 | ディオスコリデス | スラブ・ギリシャ語 | パンの生る木 | パンのなる木は、インドよりも東の海に見られる珍しい植物である。その実は生でも食べられるが、煮てもうまい。 |
アナバシス | クセノフォン | スラブ・ギリシャ語 | なし | |
アガメムノン | アイスキュロス | スラブ・ギリシャ語 | アガメムノンのマスク | ギリシャのアガメムノン王は黄金の仮面を被り、数々の副葬品とともにミケーネの墓所に葬られたという。 |
ペルシャ人 | アイスキュロス | スラブ・ギリシャ語 | ペルセポリス | ペルセポリスは、ダレイオス1世がペルシャ美術の精華を結集して建設した都市である。しかし、アレクサンドロス大王により帝国は滅亡し、王都は廃墟となった。 |
アンチゴネー | ソフォクレス | スラブ・ギリシャ語 | なし | |
オイディプス王 | ソフォクレス | スラブ・ギリシャ語 | なし | |
メディア | エウリピデス | スラブ・ギリシャ語 | なし | |
キュクロプス | エウリピデス | スラブ・ギリシャ語 | パタゴン | キュクロプスは巨人族に分類される。ケン属としてアルゴスやパタゴンなどが挙げられる。パタゴンは、いまだ未知なる大陸に住むとい大脚の部族である。 |
雲 | アリストファネス | スラブ・ギリシャ語 | なし | |
蜂 | アリストファネス | スラブ・ギリシャ語 | なし | |
復活 | テルチュリアヌス | スラブ・ギリシャ語 | なし | |
労働と日々 | ヘシオドス | スラブ・ギリシャ語 | なし | |
神統記 | ヘシオドス | スラブ・ギリシャ語 | ミノタウロス | ミノスの王、半牛半人の己が子を、人目に触れぬよう地下迷宮ラビリントスに幽閉す。その叫び声悲哀に満ち、クノッソスの夜に響く。 |
イリアス | ホメロス | スラブ・ギリシャ語 | トロイア | ギリシャの軍勢、トロイアとの戦いにおいて故意に撤退し、兵を忍ばせし木馬を戦場に置き去りにす。戦利品として木馬を城内に運び込みしトロイ兵、戦勝に酔いて眠りたり。ギリシャの兵、首尾よく城門を開けたりて、栄華を誇りしトロイアを滅尽に帰す。 |
ミケーネ | ギリシャ、ペロポネソスに、高き文明を持つアカイア人の王国ありき。その王アガメムノン、城壁で囲まれし壮大なる王都で国政を執れり。つがいの獅子、その城門を守護せり。 |
オデュッセイア | ホメロス | スラブ・ギリシャ語 | クノッソス | 強大な海軍と高度なる文化を誇りしクレタ島ミノアの王国、サントリーニ島大噴火によりその終末を迎えたり。がれきと灰と津波に覆われし王都クノッソスは次第にさびれ果て、ついにアカイアの民に屈す。 |
金銀のリュトン | ペルシャの帝王、近隣の小王より貢ぎ物を受く。金銀のリュトン(酒杯)にて、彼らと酒を酌み交わすなり。 |
歴史 | ヘロドトス | スラブ・ギリシャ語 | アフリカ南端 | 紀元前数千年もの太古の時代、エジプトの王ネコ2世は、フェニキアの航海者にアフリカ一周という大航海を命じた。フェニキア人はアフリカ南端を越え、毎年立ち寄った先で麦を植えて越冬し、3年をかけてアフリカ大陸を周回した。 |
パピルス | 古代エジプトなどにおいて、重要事項の記録に用いられた紙は、パピルスと呼ばれる植物を原料としていた。 |
地理史 | ストラボン | スラブ・ギリシャ語 | インド航路 | インドはアラビア半島のさらに東側にあり、インド洋に突き出た亜大陸である。アレクサンドロス大王がかつて支配した帝国の境界を東に越えたところである。 |
科学集成 | プトレマイオス | スラブ・ギリシャ語 | 南方大陸 | 現在知られている世界の大陸面積は、北半球に集中しすぎている。地球のバランスを考えた場合、赤道以南、ヨーロッパの裏側には、必ず巨大な大陸が存在すると考えられる。 |
世界の七つの景観 | フィロン | スラブ・ギリシャ語 | エジプトのピラミッド | エジプトにある大ピラミッド。世界に例を見ない巨大建築は、古くから世界七不思議の1つとされている。古代エジプト歴代のファラオ(王)の墓であり、あまたの副葬品がそのミイラとともに埋葬されている。 |
入門書 | ユフス | スラブ・ギリシャ語 | イシュタル門 | かつて世界七不思議の1つ、空中庭園があったバビロン帝国の首府バビロニア。王都の正門には荘厳美麗なイシュタルの門が、来訪者を威圧する。 |
ギリシャ案内記 | パウサニアス | スラブ・ギリシャ語 | パルテノン神殿 | ギリシャ、アテネのアクロポリスの丘にそびえるパルテノンの神殿は、守護神アテナに捧げられたものである。その美しさはギリシャ建築の代表たるにふさわしい。 |
ギリシャ人への勧告 | クレメンス | スラブ・ギリシャ語 | なし | |
書名 | 著者 | 記述 言語 | 収録 ヒント | 本文 |
アルゴナウティカ | アポロニウス | スラブ・ギリシャ語 | 南極人 | 幻の南極大陸がもし実在するとしたら、そこには人が住んでいるのだろうか。答えは真である。およそこの世において、人間のいない大陸など存在し得ないのである。 |
科学集成 | プトレマイオス | スラブ・ギリシャ語 | 南方大陸 | 現在知られている世界の大陸面積は、北半球に集中しすぎている。地球のバランスを考えた場合、赤道以南、ヨーロッパの裏側には、必ず巨大な大陸が存在すると考えられる。 |
葡萄酒礼賛 | ジャーヒズ | アラビア語 | なし | |
花の驚異 | イブン・イヤース | アラビア語 | ギゼーの三大ピラミッド | ギゼーの三大ピラミッドは、エジプト、カイロ郊外のアル=ギザにおいて、傍らに横たわるスフィンクスとともにその偉容を誇っている。 |
ジージュ・アッサービー | バッターニー | アラビア語 | ナバテアの岩窟都市 | エドム人に代わり、岩窟都市ペトラに住んだナバテア人は、交易で非常に栄えていた。神殿「ハズネ」には、エジプトのファラオの宝が隠されているという伝説もある。 |
宥しの書 | マアッリー | アラビア語 | サルゴン王の頭像 | 初めてメソポタミアに統一国家を打ち立てたのは、アッカドの王サルゴンである。彼が作らせた自身のブロンズ頭像が、その勇姿を物語る。 |
哲学者の矛盾 | ガザーリー | アラビア語 | なし | |
医学大全 | イブン・ルシュド | アラビア語 | 犀の角 | 東アフリカに産する犀(サイ)の角は、装飾品としてよりはむしろ、中国において漢方薬として非常に重宝され、高値で取引されている。 |
医学箴言集 | イブン・マイムーン | アラビア語 | なし | |
ミシュネ・トーラー | イブン・マイムーン | アラビア語 | なし | |
カリーラとディムナ | 動物寓話 | アラビア語 | 象亀 | 亀は甲虫の長であり、その亀の長がゾウガメである。世界の果てに暮らしており、象のように巨大であることからその名が付いた。ゾウガメの長は昔から、世界を支えていると考えられている。 |
アホウドリ | この鳥は人が近づいてもまったく動じないため、アホウドリと呼ばれるようになった。南の海を滑空するように飛んでいる。 |
悪魔論 | イブン・タイミーヤ | アラビア語 | 地獄の花 | 濃い血の色、発疹のような突起に覆われた肉厚の花弁。その姿は、人に悪寒を誘う。大きさは大人数人分とも言われる。常に肉の腐臭が漂っているのは、獣の屍肉を食しているからであろう。 |
歴史序説 | イブン・ハルドゥーン | アラビア語 | テーベの神殿群 | ナイル中流のテーベは、古代エジプトにおいて宗教的中心地であった。この地では、代々の王によって豪華な神殿が、太陽神アメンなどの神々に献納された。 |
完史 | アル・アシール | アラビア語 | 骨董品 | イェルサレムでは、ヘブライ王国時代にさかのぼるほどの貴重な骨董品が、数多く取引されている。特にキリスト教徒の巡礼者は、高い代価を払っても、これを買い求めていくようだ。 |
インド・光のモスク | 11世紀から13世紀にかけてガズナ朝、ゴール朝が北インドに侵入し、奴隷王朝以後イスラム王朝が誕生する。首都デリーには、金銀と宝石でできた豪華なモスクが建てられている。 |
アフリカ史 | ムハンマド | アラビア語 | テレ湖の水竜 | アフリカの原住民の話では、テレコに首の長い巨大な竜が住むという。一日中湖面を見つめていたが、ついにその姿を見ることはできなかった。まことに残念である。 |
マッパ・ムンデス | 古代地図 | アラビア語 | 南極大陸 | 地球の南極点には、氷に包まれた大陸がひっそりと存在している。入り江や半島は見受けられるが、ほぼ南極点を中心に円形に広がった大陸である。その面積はアフリカ大陸の四分の一ほどである。 |
書名 | 著者 | 記述 言語 | 収録 ヒント | 本文 |
薬物誌 | ディオスコリデス | スラブ・ギリシャ語 | パンの生る木 | パンのなる木は、インドよりも東の海に見られる珍しい植物である。その実は生でも食べられるが、煮てもうまい。 |
世界の七つの景観 | フィロン | スラブ・ギリシャ語 | エジプトのピラミッド | エジプトにある大ピラミッド。世界に例を見ない巨大建築は、古くから世界七不思議の1つとされている。古代エジプト歴代のファラオ(王)の墓であり、あまたの副葬品がそのミイラとともに埋葬されている。 |
ルーズーミーヤート | マアッリー | アラビア語 | 岩のドーム | イェルサレムが、メッカ、メディナに次ぐ聖地とされるのは、岩のドームが建つ場所に起因している。その場所の不思議な力について語るには、時代をさかのぼらねばならない。 |
宗教諸学の甦り | ガザーリー | アラビア語 | クトゥブ=ミナール | ついにインドの地に、イスラム教の王国が誕生することになる。この偉業を長く後世に伝えるため、首都デリーに、尖塔のあるモスク「クトゥブ=ミナール」が建設された。 |
矛盾の矛盾 | イブン・ルシュド | アラビア語 | なし | |
医学大全 | イブン・ルシュド | アラビア語 | 犀の角 | 東アフリカに産する犀(サイ)の角は、装飾品としてよりはむしろ、中国において漢方薬として非常に重宝され、高値で取引されている。 |
医学箴言集 | イブン・マイムーン | アラビア語 | なし | |
カリーラとディムナ | 動物寓話 | アラビア語 | 象亀 | 亀は甲虫の長であり、その亀の長がゾウガメである。世界の果てに暮らしており、象のように巨大であることからその名が付いた。ゾウガメの長は昔から、世界を支えていると考えられている。 |
アホウドリ | この鳥は人が近づいてもまったく動じないため、アホウドリと呼ばれるようになった。南の海を滑空するように飛んでいる。 |
歌謡の書 | イスラム歌謡集 | アラビア語 | なし | |
歴史序説 | イブン・ハルドゥーン | アラビア語 | テーベの神殿群 | ナイル中流のテーベは、古代エジプトにおいて宗教的中心地であった。この地では、代々の王によって豪華な神殿が、太陽神アメンなどの神々に献納された。 |
三大陸周遊記 | イブン・バットゥータ | アラビア語 | 緬の仏塔 | 緬(ミャンマー)は仏塔の国と呼ばれるほど、たくさんのパゴタ(仏塔)が建っている。中でも豪奢(ごうしゃ)なのがブッダの遺髪が納められた黄金の仏塔。その髪の毛が光輝いたときには、奇跡が起こるという。 |
泥のモスク | 塩と黄金の街ジェンネに足を踏み入れてまず驚いたのが、粘土を乾燥させて建てられたモスクである。アラーの尊い教えは、遠くこの地にまで伝わっていたのだ。 |
走る鳥 | アフリカでこの鳥に出会ったときの驚きといったら、表す言葉もない。その身の丈は人の3倍もあり、岩のように重い。そして、にょきにょきと生えた丸太のように屈強な脚で、恐ろしい速さで草原を走っているのである。大地は揺らぎ、まるで生きた心地がしなかった。 |
世界図 | アル・イドリースィー | アラビア語 | 香料諸島 | モルッカ諸島はカタイ(中国)の南東・チンの海に散在する。コショウ、チョウジの最大の産地であり、香料諸島とも呼ばれている。 |
書名 | 著者 | 記述 言語 | 収録 ヒント | 本文 |
世界の七つの景観 | フィロン | スラブ・ギリシャ語 | エジプトのピラミッド | エジプトにある大ピラミッド。世界に例を見ない巨大建築は、古くから世界七不思議の1つとされている。古代エジプト歴代のファラオ(王)の墓であり、あまたの副葬品がそのミイラとともに埋葬されている。 |
ギリシャ案内記 | パウサニアス | スラブ・ギリシャ語 | パルテノン神殿 | ギリシャ、アテネのアクロポリスの丘にそびえるパルテノンの神殿は、守護神アテナに捧げられたものである。その美しさはギリシャ建築の代表たるにふさわしい。 |
コーラン | イスラム教聖典 | アラビア語 | なし | |
葡萄酒礼賛 | ジャーヒズ | アラビア語 | なし | |
治癒の書 | イブン・シーナー | アラビア語 | なし | |
外科全書 | ラージー | アラビア語 | 鳥取り蜘蛛 | この鳥取り蜘蛛に噛まれた場合、適切な処置を施すべし。さもないと、その毒によって、24時間以内に確実な死が訪れるであろう。 |
宥しの書 | マアッリー | アラビア語 | サルゴン王の頭像 | 初めてメソポタミアに統一国家を打ち立てたのは、アッカドの王サルゴンである。彼が作らせた自身のブロンズ頭像が、その勇姿を物語る。 |
テュルク語彙集 | カシュガリー | アラビア語 | なし | |
哲学者の矛盾 | ガザーリー | アラビア語 | なし | |
矛盾の矛盾 | イブン・ルシュド | アラビア語 | なし | |
叡智の台座 | イブン・アルアラビー | アラビア語 | なし | |
メッカの啓示 | イブン・アルアラビー | アラビア語 | なし | |
カリーラとディムナ | 動物寓話 | アラビア語 | 象亀 | 亀は甲虫の長であり、その亀の長がゾウガメである。世界の果てに暮らしており、象のように巨大であることからその名が付いた。ゾウガメの長は昔から、世界を支えていると考えられている。 |
アホウドリ | この鳥は人が近づいてもまったく動じないため、アホウドリと呼ばれるようになった。南の海を滑空するように飛んでいる。 |
マカーマート | ハリーリー | アラビア語 | なし | |
精神的マスナヴィー | ルーミー | ペルシャ語 | ジンバブウェの要塞 | 東南アフリカ、ソファラの奥地にジンバブウェと呼ばれる国があり、民は石造りの要塞に住んでいるという。ジンバブウェで産する黄金を取引するアラブ商人の中にも、その地までたどり着いた者は1人としていない。 |
ルーミー語録 | ルーミー | ペルシャ語 | マスジット=イ=シャー | イスバハンに建てられた王のモスクを見て、驚かぬ者はない。ペルシャの造形芸術の粋がここに集結していると言ってよい。 |
訓戒(イバル)の書 | イブン・ハルドゥーン | アラビア語 | ヒンドゥー寺院 | インドのヒンドゥー寺院は、全体が巨大な仏塔を形作っている。その至るところに驚くほど精密な彫刻が施されている。 |
歴史序説 | イブン・ハルドゥーン | アラビア語 | テーベの神殿群 | ナイル中流のテーベは、古代エジプトにおいて宗教的中心地であった。この地では、代々の王によって豪華な神殿が、太陽神アメンなどの神々に献納された。 |
千夜一夜物語 | アラブ伝承 | アラビア語 | ロック | アフリカに住むロックは、とてつもなく巨大な怪鳥である。主に象や羊を捕らえて食す。シンドバットはその脚に捕まり、怪鳥の巣に運ばれた。 |
世界図 | アル・イドリースィー | アラビア語 | 香料諸島 | モルッカ諸島はカタイ(中国)の南東・チンの海に散在する。コショウ、チョウジの最大の産地であり、香料諸島とも呼ばれている。 |
書名 | 著者 | 記述 言語 | 収録 ヒント | 本文 |
旧約聖書 | ユダヤ・キリスト教聖典 | ロマンス語 | カルデアのウルの聖塔 | アブラハムの生地カルデアのウルは、瀝青の聖塔(ジッグラト)の建つ小高い丘にある都市国家である。 |
エドムの地 | エドムの民は、セラと呼ばれる街に住んでいる。セラとは、アラブの言葉で「岩の裂け目」という意味である。 |
新約聖書 | キリスト教聖典 | ロマンス語 | なし | |
コーラン | イスラム教聖典 | アラビア語 | なし | |
治癒の書 | イブン・シーナー | アラビア語 | なし | |
外科全書 | ラージー | アラビア語 | 鳥取り蜘蛛 | この鳥取り蜘蛛に噛まれた場合、適切な処置を施すべし。さもないと、その毒によって、24時間以内に確実な死が訪れるであろう。 |
ジージュ・アッサービー | バッターニー | アラビア語 | ナバテアの岩窟都市 | エドム人に代わり、岩窟都市ペトラに住んだナバテア人は、交易で非常に栄えていた。神殿「ハズネ」には、エジプトのファラオの宝が隠されているという伝説もある。 |
宗教諸学の甦り | ガザーリー | アラビア語 | クトゥブ=ミナール | ついにインドの地に、イスラム教の王国が誕生することになる。この偉業を長く後世に伝えるため、首都デリーに、尖塔のあるモスク「クトゥブ=ミナール」が建設された。 |
医学箴言集 | イブン・マイムーン | アラビア語 | なし | |
叡智の台座 | イブン・アルアラビー | アラビア語 | なし | |
メッカの啓示 | イブン・アルアラビー | アラビア語 | なし | |
ルーミー語録 | ルーミー | ペルシャ語 | マスジット=イ=シャー | イスバハンに建てられた王のモスクを見て、驚かぬ者はない。ペルシャの造形芸術の粋がここに集結していると言ってよい。 |
シャリーアによる統治 | イブン・タイミーヤ | アラビア語 | ジンバブウェの要塞 | 東南アフリカ、ソファラの奥地にジンバブウェと呼ばれる国があり、民は石造りの要塞に住んでいるという。ジンバブウェで産する黄金を取引するアラブ商人の中にも、その地までたどり着いた者は1人としていない。 |
歴史序説 | イブン・ハルドゥーン | アラビア語 | テーベの神殿群 | ナイル中流のテーベは、古代エジプトにおいて宗教的中心地であった。この地では、代々の王によって豪華な神殿が、太陽神アメンなどの神々に献納された。 |
完史 | アル・アシール | アラビア語 | 骨董品 | イェルサレムでは、ヘブライ王国時代にさかのぼるほどの貴重な骨董品が、数多く取引されている。特にキリスト教徒の巡礼者は、高い代価を払っても、これを買い求めていくようだ。 |
インド・光のモスク | 11世紀から13世紀にかけてガズナ朝、ゴール朝が北インドに侵入し、奴隷王朝以後イスラム王朝が誕生する。首都デリーには、金銀と宝石でできた豪華なモスクが建てられている。 |
書名 | 著者 | 記述 言語 | 収録 ヒント | 本文 |
ストイケイア | ユークリッド | スラブ・ギリシャ語 | なし | |
コーラン | イスラム教聖典 | アラビア語 | なし | |
動物の書 | ジャーヒズ | アラビア語 | ヤマアラシ | 針鼠が大型になり、針が更に長くなったのがヤマアラシである。針鼠が丸くなって身を守るのに対し、ヤマアラシはもっと攻撃的で、針を振って出る音で威嚇したり、敵を突き刺したりする。 |
グンカンドリ | 喉の真っ赤な袋を蛙のように膨らませて鳴くのは、南洋に棲むグンカンドリ。この特徴は雄だけに見られることから、繁殖の求愛行為と思われる。 |
シャー・ナーメ | フィルドゥーシー | ペルシャ語 | 無頭人 | 東方の島々に住む民族には頭がない。胸に顔らしきものがあって、目、鼻、口が付いている。肌は褐色で大柄、力が強く、おもに狩猟を生業としている。 |
宥しの書 | マアッリー | アラビア語 | サルゴン王の頭像 | 初めてメソポタミアに統一国家を打ち立てたのは、アッカドの王サルゴンである。彼が作らせた自身のブロンズ頭像が、その勇姿を物語る。 |
ルーズーミーヤート | マアッリー | アラビア語 | 岩のドーム | イェルサレムが、メッカ、メディナに次ぐ聖地とされるのは、岩のドームが建つ場所に起因している。その場所の不思議な力について語るには、時代をさかのぼらねばならない。 |
テュルク語彙集 | カシュガリー | アラビア語 | なし | |
医学大全 | イブン・ルシュド | アラビア語 | 犀の角 | 東アフリカに産する犀(サイ)の角は、装飾品としてよりはむしろ、中国において漢方薬として非常に重宝され、高値で取引されている。 |
歌謡の書 | イスラム歌謡集 | アラビア語 | なし | |
マカーマート | ハリーリー | アラビア語 | なし | |
精神的マスナヴィー | ルーミー | ペルシャ語 | ジンバブウェの要塞 | 東南アフリカ、ソファラの奥地にジンバブウェと呼ばれる国があり、民は石造りの要塞に住んでいるという。ジンバブウェで産する黄金を取引するアラブ商人の中にも、その地までたどり着いた者は1人としていない。 |
訓戒(イバル)の書 | イブン・ハルドゥーン | アラビア語 | ヒンドゥー寺院 | インドのヒンドゥー寺院は、全体が巨大な仏塔を形作っている。その至るところに驚くほど精密な彫刻が施されている。 |
大元一統志 | ジュマール・ウッディーン、他 | ウイグル語 | 絨毯 | ペルシャの絨毯は、真に素晴らしい工芸品である。羊毛を一本一本織っては結びを繰り返し、長い年月をかけて作られる。糸は、植物から抽出された染料で染色される。 |
千夜一夜物語 | アラブ伝承 | アラビア語 | ロック | アフリカに住むロックは、とてつもなく巨大な怪鳥である。主に象や羊を捕らえて食す。シンドバットはその脚に捕まり、怪鳥の巣に運ばれた。 |
書名 | 著者 | 記述 言語 | 収録 ヒント | 本文 |
形而上学 | アリストテレス | スラブ・ギリシャ語 | なし | |
薬物誌 | ディオスコリデス | スラブ・ギリシャ語 | パンの生る木 | パンのなる木は、インドよりも東の海に見られる珍しい植物である。その実は生でも食べられるが、煮てもうまい。 |
科学集成 | プトレマイオス | スラブ・ギリシャ語 | 南方大陸 | 現在知られている世界の大陸面積は、北半球に集中しすぎている。地球のバランスを考えた場合、赤道以南、ヨーロッパの裏側には、必ず巨大な大陸が存在すると考えられる。 |
コーラン | イスラム教聖典 | アラビア語 | なし | |
葡萄酒礼賛 | ジャーヒズ | アラビア語 | なし | |
動物の書 | ジャーヒズ | アラビア語 | ヤマアラシ | 針鼠が大型になり、針が更に長くなったのがヤマアラシである。針鼠が丸くなって身を守るのに対し、ヤマアラシはもっと攻撃的で、針を振って出る音で威嚇したり、敵を突き刺したりする。 |
グンカンドリ | 喉の真っ赤な袋を蛙のように膨らませて鳴くのは、南洋に棲むグンカンドリ。この特徴は雄だけに見られることから、繁殖の求愛行為と思われる。 |
医学典範 | イブン・シーナー | アラビア語 | 麝香 | ジャコウジカの雄から採れる香料は、はなはだ強い芳香を放つ。主に薫香として用いられるものだが、薬用としても効果がある。 |
治癒の書 | イブン・シーナー | アラビア語 | なし | |
ジージュ・アッサービー | バッターニー | アラビア語 | ナバテアの岩窟都市 | エドム人に代わり、岩窟都市ペトラに住んだナバテア人は、交易で非常に栄えていた。神殿「ハズネ」には、エジプトのファラオの宝が隠されているという伝説もある。 |
代数 | アル・フアーリズミー | アラビア語 | なし | |
哲学者の矛盾 | ガザーリー | アラビア語 | なし | |
宗教諸学の甦り | ガザーリー | アラビア語 | クトゥブ=ミナール | ついにインドの地に、イスラム教の王国が誕生することになる。この偉業を長く後世に伝えるため、首都デリーに、尖塔のあるモスク「クトゥブ=ミナール」が建設された。 |
七王妃物語 | ニザーミー | ペルシャ語 | 鼈甲 | 鼈甲(べっこう)はタイマイなる亀の甲羅から採れ、美しい半透明黄褐色をしている。特にくしなどの服飾品に好んで用いられる。 |
叡智の台座 | イブン・アルアラビー | アラビア語 | なし | |
メッカの啓示 | イブン・アルアラビー | アラビア語 | なし | |
カリーラとディムナ | 動物寓話 | アラビア語 | 象亀 | 亀は甲虫の長であり、その亀の長がゾウガメである。世界の果てに暮らしており、象のように巨大であることからその名が付いた。ゾウガメの長は昔から、世界を支えていると考えられている。 |
アホウドリ | この鳥は人が近づいてもまったく動じないため、アホウドリと呼ばれるようになった。南の海を滑空するように飛んでいる。 |
集史 | ラシード・アッディーン | アラビア語 | 王家の谷 | 古代エジプトの歴代の王たちは、すべてピラミッドに埋葬されたわけではない。盗掘を恐れ、テーベ対岸の人目につかない谷間にひっそりと葬られた王も多い。その数は50を超えるという。 |
訓戒(イバル)の書 | イブン・ハルドゥーン | アラビア語 | ヒンドゥー寺院 | インドのヒンドゥー寺院は、全体が巨大な仏塔を形作っている。その至るところに驚くほど精密な彫刻が施されている。 |
完史 | アル・アシール | アラビア語 | 骨董品 | イェルサレムでは、ヘブライ王国時代にさかのぼるほどの貴重な骨董品が、数多く取引されている。特にキリスト教徒の巡礼者は、高い代価を払っても、これを買い求めていくようだ。 |
インド・光のモスク | 11世紀から13世紀にかけてガズナ朝、ゴール朝が北インドに侵入し、奴隷王朝以後イスラム王朝が誕生する。首都デリーには、金銀と宝石でできた豪華なモスクが建てられている。 |
世界図 | アル・イドリースィー | アラビア語 | 香料諸島 | モルッカ諸島はカタイ(中国)の南東・チンの海に散在する。コショウ、チョウジの最大の産地であり、香料諸島とも呼ばれている。 |
書名 | 著者 | 記述 言語 | 収録 ヒント | 本文 |
コーラン | イスラム教聖典 | アラビア語 | なし | |
医学典範 | イブン・シーナー | アラビア語 | 麝香 | ジャコウジカの雄から採れる香料は、はなはだ強い芳香を放つ。主に薫香として用いられるものだが、薬用としても効果がある。 |
治癒の書 | イブン・シーナー | アラビア語 | なし | |
宥しの書 | マアッリー | アラビア語 | サルゴン王の頭像 | 初めてメソポタミアに統一国家を打ち立てたのは、アッカドの王サルゴンである。彼が作らせた自身のブロンズ頭像が、その勇姿を物語る。 |
叡智の台座 | イブン・アルアラビー | アラビア語 | なし | |
メッカの啓示 | イブン・アルアラビー | アラビア語 | なし | |
ルーミー語録 | ルーミー | ペルシャ語 | マスジット=イ=シャー | イスバハンに建てられた王のモスクを見て、驚かぬ者はない。ペルシャの造形芸術の粋がここに集結していると言ってよい。 |
集史 | ラシード・アッディーン | アラビア語 | 王家の谷 | 古代エジプトの歴代の王たちは、すべてピラミッドに埋葬されたわけではない。盗掘を恐れ、テーベ対岸の人目につかない谷間にひっそりと葬られた王も多い。その数は50を超えるという。 |
シャリーアによる統治 | イブン・タイミーヤ | アラビア語 | ジンバブウェの要塞 | 東南アフリカ、ソファラの奥地にジンバブウェと呼ばれる国があり、民は石造りの要塞に住んでいるという。ジンバブウェで産する黄金を取引するアラブ商人の中にも、その地までたどり着いた者は1人としていない。 |
悪魔論 | イブン・タイミーヤ | アラビア語 | 地獄の花 | 濃い血の色、発疹のような突起に覆われた肉厚の花弁。その姿は、人に悪寒を誘う。大きさは大人数人分とも言われる。常に肉の腐臭が漂っているのは、獣の屍肉を食しているからであろう。 |
訓戒(イバル)の書 | イブン・ハルドゥーン | アラビア語 | ヒンドゥー寺院 | インドのヒンドゥー寺院は、全体が巨大な仏塔を形作っている。その至るところに驚くほど精密な彫刻が施されている。 |
千夜一夜物語 | アラブ伝承 | アラビア語 | ロック | アフリカに住むロックは、とてつもなく巨大な怪鳥である。主に象や羊を捕らえて食す。シンドバットはその脚に捕まり、怪鳥の巣に運ばれた。 |
書名 | 著者 | 記述 言語 | 収録 ヒント | 本文 |
コーラン | イスラム教聖典 | アラビア語 | なし | |
動物の書 | ジャーヒズ | アラビア語 | ヤマアラシ | 針鼠が大型になり、針が更に長くなったのがヤマアラシである。針鼠が丸くなって身を守るのに対し、ヤマアラシはもっと攻撃的で、針を振って出る音で威嚇したり、敵を突き刺したりする。 |
グンカンドリ | 喉の真っ赤な袋を蛙のように膨らませて鳴くのは、南洋に棲むグンカンドリ。この特徴は雄だけに見られることから、繁殖の求愛行為と思われる。 |
ゴレスターン | サーディー | ペルシャ語 | ジャワの巨大仏塔 | チャンパ(ヴェトナム)、真臘(カンボディア)に度々侵攻を図ったジャワのシャイレンドラ王朝は、大乗仏教を信奉していた。その都には巨大な仏塔がそびえていた。 |
医学典範 | イブン・シーナー | アラビア語 | 麝香 | ジャコウジカの雄から採れる香料は、はなはだ強い芳香を放つ。主に薫香として用いられるものだが、薬用としても効果がある。 |
シャー・ナーメ | フィルドゥーシー | ペルシャ語 | 無頭人 | 東方の島々に住む民族には頭がない。胸に顔らしきものがあって、目、鼻、口が付いている。肌は褐色で大柄、力が強く、おもに狩猟を生業としている。 |
ジージュ・アッサービー | バッターニー | アラビア語 | ナバテアの岩窟都市 | エドム人に代わり、岩窟都市ペトラに住んだナバテア人は、交易で非常に栄えていた。神殿「ハズネ」には、エジプトのファラオの宝が隠されているという伝説もある。 |
代数 | アル・フアーリズミー | アラビア語 | なし | |
哲学者の矛盾 | ガザーリー | アラビア語 | なし | |
訓戒(イバル)の書 | イブン・ハルドゥーン | アラビア語 | ヒンドゥー寺院 | インドのヒンドゥー寺院は、全体が巨大な仏塔を形作っている。その至るところに驚くほど精密な彫刻が施されている。 |
キュレゲン天文表 | ウルグ・ベキ | ウイグル語 | なし | |
大元一統志 | ジュマール・ウッディーン、他 | ウイグル語 | 絨毯 | ペルシャの絨毯は、真に素晴らしい工芸品である。羊毛を一本一本織っては結びを繰り返し、長い年月をかけて作られる。糸は、植物から抽出された染料で染色される。 |
書名 | 著者 | 記述 言語 | 収録 ヒント | 本文 |
訓戒(イバル)の書 | イブン・ハルドゥーン | アラビア語 | ヒンドゥー寺院 | インドのヒンドゥー寺院は、全体が巨大な仏塔を形作っている。その至るところに驚くほど精密な彫刻が施されている。 |
リグ・ヴェーダ | インド古典 | ヒンディー語 | インダスの城塞 | インダスのほとりには数多くの整然とした城塞があり、農耕と交易でにぎわっていた。しかし、破壊神インドラは、これら90の砦と100の城を粉々にしてしまった。 |
ウパニシャッド | ヴェーダ奥義書 | ヒンディー語 | なし | |
マヌ法典 | ヒンドゥー教法典 | ヒンディー語 | シヴァ神像 | ヴェーダの神々の中でも、ビシュヌとシヴァが特に民の信奉を集めている。シヴァは舞の神でもあり、その優美な姿は金銀にて偶像化され、ヒンドゥーの寺院にまつられる。 |
シャクンタラー | カーリダーサ | ヒンディー語 | なし | |
マハーバーラタ | インド叙事詩 | ヒンディー語 | 極楽鳥 | 東の海に、極楽長が住む島がある。その名の通り、この世のすべての色を集めたような極彩色で、長い尾を持っている。 |
ラーマーヤナ | インド叙事詩 | ヒンディー語 | 森の人 | 腕力に優れ、森について広い知識を持つ。ときには不思議な力を使う。性格は温厚だが、森の聖域を侵そうとする者には手ひどい制裁を加える。 |
バーガヴァダ・プラーナ | ヒンドゥー叙事詩 | ヒンディー語 | 浄土の蓮 | そこには神々しき蓮の花々が咲いている。人が乗れるほどの大きな葉が、湖面にいくつも浮かぶ。「極楽とはかくありなん」という光景である。 |
パンチャタントラ | サンスクリット説話 | ヒンディー語 | イエティ | 神の山ヒマラヤには、イエティと呼ばれる巨人が暮らしている。神の使いであろうか。その姿を見た者はめったにいない。 |
計算の本質 | シュリーダラ | ヒンディー語 | なし | |
快楽についての箴言 | ヴァーツヤーヤナ | ヒンディー語 | なし | |
カウシカ・スートラ | ナーガールジュナ | ヒンディー語 | 更紗 | 更紗(さらさ)は、鮮やかな色彩のインド産の染め物である。生地は、細く上質な綿糸で、丁寧に織られている。花鳥や人間などの模様が織り込まれたり、手で書き込まれている。 |
ウパデーシャ・サーハスリー | シャンカラ | ヒンディー語 | なし | |
ナーガラクルターガマ | プラパンチャ | 東南アジア土着語 | ジャワの巨大仏塔 | チャンパ(ヴェトナム)、真臘(カンボディア)に度々侵攻を図ったジャワのシャイレンドラ王朝は、大乗仏教を信奉していた。その都には巨大な仏塔がそびえていた。 |
書名 | 著者 | 記述 言語 | 収録 ヒント | 本文 |
書経 | 中国古代史 | 中国語 | なし | |
詩経 | 詩歌集 | 中国語 | なし | |
易経 | 中国古典 | 中国語 | なし | |
礼記 | 中国古典 | 中国語 | なし | |
春秋 | 孔子 | 中国語 | 殷周の青銅器 | 殷周時代、祭祀に用いられた青銅器には様々な形状の鼎(かなえ)や鬲(れき)があり、その造形は複雑精巧を極めていた。 |
金婁玉衣 | 歴代の王は、宝珠の帷子で作られた金婁玉衣に包まれて埋葬される。特に翡翠には防腐の効力があるといわれ、好んで用いられた。 |
周易 | 中国古典 | 中国語 | なし | |
孝経 | 中国古典 | 中国語 | なし | |
論語 | 孔子原作、他 | 中国語 | なし | |
塩鉄論 | 桓寛 | 中国語 | 絹の素 | 絹は中国対外交易の要である。その原料である生糸の生産方法は、決して他民族に漏らしてはならない。蚕を国外に持ち出すことは堅く禁じねばならない。 |
李太白集 | 李白 | 中国語 | なし | |
水経柱 | 地理実用書 | 中国語 | 黄山 | 仙人の住む山、黄山はいつも霧に包まれ、めったにその姿を現さない。武漢の東、その不可思議な稜線の峰々は、見る者を静寂と幻想の深淵へといざなう。 |
蘭亭序 | 王羲之 | 中国語 | なし | |
荊楚歳時記 | 宗稟 | 中国語 | なし | |
海南華夷図 | 賈耽 | 中国語 | 南方大陸人 | 東海南端の大陸の住民は、長虫や蟻などを生で食す。我々中国人も脚のあるものなら何でも食べるが、必ず火を通す。彼らは、野蛮に見えるが、高度な精神世界を持っているようである。 |
夢渓筆談 | 沈括 | 中国語 | なし | |
直指心経 | 禅書 | 中国語 | なし | |
授時暦 | 郭守敬、他 | 中国語 | 候風地動儀 | ある日、後漢の張衡が製作した候風地動儀が、西で地震が起きたことを示した。人々は揺れを感じないので、それを信じなかった。しかし、その後に隴西郡で地震が起きたことが分かり、その精度が証明された。 |
海洋牽星図 | 航海地図 | 中国語 | 最果ての海峡 | 蒙古よりはるか北、コンチ王の国は、氷に包まれた北の海に面している。夏のほんの短い間、氷が溶けて、この北の海に抜ける海峡が東の果てに現れる。 |
大越史記 | 大越史書 | 東南アジア土着語 | クメールの寺院 | 隣国真臘(カンボジア)には、かつてクメール人の王国があった。ヒンドゥー教、次いで仏教の影響を受け、プノンペンの北には、空前絶後の大伽藍が造られた。 |
李公親書 | 安南史書 | 東南アジア土着語 | アーナンダ寺院 | パガン朝は、別名建寺王朝と呼ばれるほど、多くの寺院を建てた。アーナンダは、その中でも一際美しい寺院である。 |
書名 | 著者 | 記述 言語 | 収録 ヒント | 本文 |
書経 | 中国古代史 | 中国語 | なし | |
詩経 | 詩歌集 | 中国語 | なし | |
易経 | 中国古典 | 中国語 | なし | |
礼記 | 中国古典 | 中国語 | なし | |
春秋 | 孔子 | 中国語 | 殷周の青銅器 | 殷周時代、祭祀に用いられた青銅器には様々な形状の鼎(かなえ)や鬲(れき)があり、その造形は複雑精巧を極めていた。 |
金婁玉衣 | 歴代の王は、宝珠の帷子で作られた金婁玉衣に包まれて埋葬される。特に翡翠には防腐の効力があるといわれ、好んで用いられた。 |
周易 | 中国古典 | 中国語 | なし | |
儀礼 | 中国古典 | 中国語 | なし | |
孝経 | 中国古典 | 中国語 | なし | |
論語 | 孔子原作、他 | 中国語 | なし | |
戦国策 | 中国古代史 | 中国語 | なし | |
漢書 | 班固 | 中国語 | 万里の長城 | 冒頓単于(ぼくとつぜんう)、匈奴を率いて、戦国時代より燕趙魏秦により築かれし万里長城を越え来たれり、武帝、威光もて、これを北に追う。 |
杜工部集 | 杜甫 | 中国語 | なし | |
世説新語 | 劉義慶 | 中国語 | なし | |
蘭亭序 | 王羲之 | 中国語 | なし | |
史通 | 劉知幾 | 中国語 | 翡翠 | 先史の古来より、翡翠には不思議な力が宿ると考えられ、副葬品の飾り玉などに用いられる。吐藩、緬(ミャンマー)がおもな産地である。 |
海南華夷図 | 賈耽 | 中国語 | 南方大陸人 | 東海南端の大陸の住民は、長虫や蟻などを生で食す。我々中国人も脚のあるものなら何でも食べるが、必ず火を通す。彼らは、野蛮に見えるが、高度な精神世界を持っているようである。 |
武経総要 | 曹公亮、丁度、他 | 中国語 | なし | |
喫茶養生記 | 栄西 | 中国語 | 茶 | 飲料としての茶には、精神を鎮め、病の元凶を廃し、滋養強壮を促進するなどといった広い薬用効能がある。 |
仏国記 | 法顕 | 中国語 | 白檀 | 仏像、仏具の材に用いる白檀は、天竺、南洋にて産する高木である。高貴なる芳香を有して、薫物、薬としても用いられる。 |
海洋牽星図 | 航海地図 | 中国語 | 最果ての海峡 | 蒙古よりはるか北、コンチ王の国は、氷に包まれた北の海に面している。夏のほんの短い間、氷が溶けて、この北の海に抜ける海峡が東の果てに現れる。 |
大越史記 | 大越史書 | 東南アジア土着語 | クメールの寺院 | 隣国真臘(カンボジア)には、かつてクメール人の王国があった。ヒンドゥー教、次いで仏教の影響を受け、プノンペンの北には、空前絶後の大伽藍が造られた。 |
書名 | 著者 | 記述 言語 | 収録 ヒント | 本文 |
書経 | 中国古代史 | 中国語 | なし | |
詩経 | 詩歌集 | 中国語 | なし | |
易経 | 中国古典 | 中国語 | なし | |
礼記 | 中国古典 | 中国語 | なし | |
春秋 | 孔子 | 中国語 | 殷周の青銅器 | 殷周時代、祭祀に用いられた青銅器には様々な形状の鼎(かなえ)や鬲(れき)があり、その造形は複雑精巧を極めていた。 |
金婁玉衣 | 歴代の王は、宝珠の帷子で作られた金婁玉衣に包まれて埋葬される。特に翡翠には防腐の効力があるといわれ、好んで用いられた。 |
孝経 | 中国古典 | 中国語 | なし | |
論語 | 孔子原作、他 | 中国語 | なし | |
史記 | 司馬遷 | 中国語 | 秦始皇帝陵 | 始皇帝は即位するとすぐに、太原の東に自分の墓を造らせた。珍宝で満たした墓内宮殿は、機械仕掛けの弓矢で守られ、墓所の秘密を隠蔽するために多くの工匠が殉死させられた。始皇帝は死後、金婁玉衣(きんるぎょくい)に包まれ、その奥深くに埋葬された。 |
漢書 | 班固 | 中国語 | 万里の長城 | 冒頓単于(ぼくとつぜんう)、匈奴を率いて、戦国時代より燕趙魏秦により築かれし万里長城を越え来たれり、武帝、威光もて、これを北に追う。 |
傷寒論 | 王叔和 | 中国語 | 薬種 | 漢方においては、体状の陰陽に応じて朝鮮人参、桔梗根(ケッコウコン)、甘草(カンゾウ)などの生薬を飲用、あるいは湿付することにより、内々の滋養を取り戻し、病傷を治癒するのである。 |
白氏文集 | 白居易 | 中国語 | なし | |
大蔵経 | 漢訳仏典 | 中国語 | なし | |
太極図説 | 周敦頤 | 中国語 | 猫熊 | 猫と熊の合いの子が、雲南の山奥で目撃されている。竹林に暮らし、動作は緩慢で、人を襲うようなことはない。 |
資治通鑑 | 司馬光 | 中国語 | 乾陵 | 唐の混乱期の女帝、則天武后の王墓は、乾陵と呼ばれる。その中には、莫大な財宝が埋められていると伝えられる。 |
仏国記 | 法顕 | 中国語 | 白檀 | 仏像、仏具の材に用いる白檀は、天竺、南洋にて産する高木である。高貴なる芳香を有して、薫物、薬としても用いられる。 |
大唐西域記 | 玄奘 | 中国語 | 雲崗の石仏 | 太原の北に北魏の造った雲崗の石仏は、天竺諸王国の石仏に酷似している。仏教美術の伝来が実感できる。 |
南海寄帰内法伝 | 義浄 | 中国語 | 黄金の象 | シャム(タイ)の民は非常に高度な金銀細工を作る。中でも黄金の象は圧巻である。かの地では、象は神聖な動物と考えられている。 |
アユタヤの仏頭 | シャム・アユタヤの仏像の数といったら、それこそ際限がない。至るところに釈迦像があるのだ。中には頭だけの仏像も並んでいる。 |
西遊録 | 耶律楚材 | ウイグル語 | ダライ=ラマの宮殿 | チベット人は、聖なる都市ラサを見おろす「赤い丘」に建つ宮殿が、神の力により一夜にして造られたものと信じている。代々ダライ・ラマが安置された巨大な霊塔は、金に覆われ、ダイヤ、サファイア、ルビーなどの色鮮やかな宝石がはめ込まれている。 |
書名 | 著者 | 記述 言語 | 収録 ヒント | 本文 |
詩経 | 詩歌集 | 中国語 | なし | |
易経 | 中国古典 | 中国語 | なし | |
礼記 | 中国古典 | 中国語 | なし | |
春秋 | 孔子 | 中国語 | 殷周の青銅器 | 殷周時代、祭祀に用いられた青銅器には様々な形状の鼎(かなえ)や鬲(れき)があり、その造形は複雑精巧を極めていた。 |
金婁玉衣 | 歴代の王は、宝珠の帷子で作られた金婁玉衣に包まれて埋葬される。特に翡翠には防腐の効力があるといわれ、好んで用いられた。 |
周易 | 中国古典 | 中国語 | なし | |
論語 | 孔子原作、他 | 中国語 | なし | |
戦国策 | 中国古代史 | 中国語 | なし | |
史記 | 司馬遷 | 中国語 | 秦始皇帝陵 | 始皇帝は即位するとすぐに、太原の東に自分の墓を造らせた。珍宝で満たした墓内宮殿は、機械仕掛けの弓矢で守られ、墓所の秘密を隠蔽するために多くの工匠が殉死させられた。始皇帝は死後、金婁玉衣(きんるぎょくい)に包まれ、その奥深くに埋葬された。 |
塩鉄論 | 桓寛 | 中国語 | 絹の素 | 絹は中国対外交易の要である。その原料である生糸の生産方法は、決して他民族に漏らしてはならない。蚕を国外に持ち出すことは堅く禁じねばならない。 |
後漢書 | 范曄 | 中国語 | なし | |
杜工部集 | 杜甫 | 中国語 | なし | |
李太白集 | 李白 | 中国語 | なし | |
帰去来辞 | 陶淵明 | 中国語 | なし | |
文選 | 昭明太子 | 中国語 | なし | |
魏志倭人伝 | 陳寿 | 中国語 | 倭の国の金印 | 倭の卑弥呼、使者を遣わして魏の天子に朝貢せり。魏の天子、かの者に金印を賜りて倭の王にぞ封じたる。 |
抱朴子 | 葛洪 | 中国語 | なし | |
斉民要術 | 賈思協 | 中国語 | 貂 | 毛皮の中で最も上質とされるのが貂である。蒙古以北に生息するため、貂の毛皮は容易には手に入らない。 |
白氏文集 | 白居易 | 中国語 | なし | |
五経正義 | 孔穎達、顔師古、他 | 中国語 | なし | |
晋書 | 房玄齢 | 中国語 | なし | |
義山雑纂 | 李商隠 | 中国語 | なし | |
資治通鑑 | 司馬光 | 中国語 | 乾陵 | 唐の混乱期の女帝、則天武后の王墓は、乾陵と呼ばれる。その中には、莫大な財宝が埋められていると伝えられる。 |
新五代史 | 欧陽脩 | 中国語 | なし | |
南海寄帰内法伝 | 義浄 | 中国語 | 黄金の象 | シャム(タイ)の民は非常に高度な金銀細工を作る。中でも黄金の象は圧巻である。かの地では、象は神聖な動物と考えられている。 |
アユタヤの仏頭 | シャム・アユタヤの仏像の数といったら、それこそ際限がない。至るところに釈迦像があるのだ。中には頭だけの仏像も並んでいる。 |
玄風慶会録 | 長春真人 | ウイグル語 | 銀の水差し | ペルシャの地には、ササン朝時代に作られたという実に見事な銀の水差しがあるという。大汗(フビライ=ハン)はきっと気に召されるに相違ないから、さっそくホラズムに朝貢要求の使者を送るがよかろう。 |
書名 | 著者 | 記述 言語 | 収録 ヒント | 本文 |
書経 | 中国古代史 | 中国語 | なし | |
詩経 | 詩歌集 | 中国語 | なし | |
礼記 | 中国古典 | 中国語 | なし | |
春秋 | 孔子 | 中国語 | 殷周の青銅器 | 殷周時代、祭祀に用いられた青銅器には様々な形状の鼎(かなえ)や鬲(れき)があり、その造形は複雑精巧を極めていた。 |
金婁玉衣 | 歴代の王は、宝珠の帷子で作られた金婁玉衣に包まれて埋葬される。特に翡翠には防腐の効力があるといわれ、好んで用いられた。 |
周易 | 中国古典 | 中国語 | なし | |
儀礼 | 中国古典 | 中国語 | なし | |
孝経 | 中国古典 | 中国語 | なし | |
論語 | 孔子原作、他 | 中国語 | なし | |
戦国策 | 中国古代史 | 中国語 | なし | |
史記 | 司馬遷 | 中国語 | 秦始皇帝陵 | 始皇帝は即位するとすぐに、太原の東に自分の墓を造らせた。珍宝で満たした墓内宮殿は、機械仕掛けの弓矢で守られ、墓所の秘密を隠蔽するために多くの工匠が殉死させられた。始皇帝は死後、金婁玉衣(きんるぎょくい)に包まれ、その奥深くに埋葬された。 |
漢書 | 班固 | 中国語 | 万里の長城 | 冒頓単于(ぼくとつぜんう)、匈奴を率いて、戦国時代より燕趙魏秦により築かれし万里長城を越え来たれり、武帝、威光もて、これを北に追う。 |
塩鉄論 | 桓寛 | 中国語 | 絹の素 | 絹は中国対外交易の要である。その原料である生糸の生産方法は、決して他民族に漏らしてはならない。蚕を国外に持ち出すことは堅く禁じねばならない。 |
説文解字 | 許慎 | 中国語 | なし | |
李太白集 | 李白 | 中国語 | なし | |
水経柱 | 地理実用書 | 中国語 | 黄山 | 仙人の住む山、黄山はいつも霧に包まれ、めったにその姿を現さない。武漢の東、その不可思議な稜線の峰々は、見る者を静寂と幻想の深淵へといざなう。 |
三國志 | 陳寿 | 中国語 | なし | |
魏志倭人伝 | 陳寿 | 中国語 | 倭の国の金印 | 倭の卑弥呼、使者を遣わして魏の天子に朝貢せり。魏の天子、かの者に金印を賜りて倭の王にぞ封じたる。 |
傷寒論 | 王叔和 | 中国語 | 薬種 | 漢方においては、体状の陰陽に応じて朝鮮人参、桔梗根(ケッコウコン)、甘草(カンゾウ)などの生薬を飲用、あるいは湿付することにより、内々の滋養を取り戻し、病傷を治癒するのである。 |
白氏文集 | 白居易 | 中国語 | なし | |
史通 | 劉知幾 | 中国語 | 翡翠 | 先史の古来より、翡翠には不思議な力が宿ると考えられ、副葬品の飾り玉などに用いられる。吐藩、緬(ミャンマー)がおもな産地である。 |
元和郡県図示 | 李吉甫 | 中国語 | 虎 | 虎が頻繁に現れる山道は、決して一人歩きをしてはならない。なるべく日の出ているうちに、数人が一緒になって、鐘太鼓など鳴り物で大きな音を立てて往来するのがよい。 |
太極図説 | 周敦頤 | 中国語 | 猫熊 | 猫と熊の合いの子が、雲南の山奥で目撃されている。竹林に暮らし、動作は緩慢で、人を襲うようなことはない。 |
通鑑綱目 | 朱熹 | 中国語 | なし | |
太平恵民和剤局法 | 和剤恵民局 | 中国語 | なし | |
西廂記 | 元局 | 中国語 | なし | |
琵琶記 | 元局 | 中国語 | なし | |
元朝秘史 | モンゴル史 | 中国語 | なし | |
元典章 | 元法書 | 中国語 | なし | |
授時暦 | 郭守敬、他 | 中国語 | 候風地動儀 | ある日、後漢の張衡が製作した候風地動儀が、西で地震が起きたことを示した。人々は揺れを感じないので、それを信じなかった。しかし、その後に隴西郡で地震が起きたことが分かり、その精度が証明された。 |
大唐西域記 | 玄奘 | 中国語 | 雲崗の石仏 | 太原の北に北魏の造った雲崗の石仏は、天竺諸王国の石仏に酷似している。仏教美術の伝来が実感できる。 |
玄風慶会録 | 長春真人 | ウイグル語 | 銀の水差し | ペルシャの地には、ササン朝時代に作られたという実に見事な銀の水差しがあるという。大汗(フビライ=ハン)はきっと気に召されるに相違ないから、さっそくホラズムに朝貢要求の使者を送るがよかろう。 |
長春真人西遊記 | 長春真人 | ウイグル語 | なし | |
湛然居士文集 | 耶律楚材 | ウイグル語 | なし | |
西遊録 | 耶律楚材 | ウイグル語 | ダライ=ラマの宮殿 | チベット人は、聖なる都市ラサを見おろす「赤い丘」に建つ宮殿が、神の力により一夜にして造られたものと信じている。代々ダライ・ラマが安置された巨大な霊塔は、金に覆われ、ダイヤ、サファイア、ルビーなどの色鮮やかな宝石がはめ込まれている。 |
書名 | 著者 | 記述 言語 | 収録 ヒント | 本文 |
ボルボニクス絵文書 | 新大陸伝承 | 中南米 土着語 | 翡翠の仮面 | パレンケのパカル王、12歳にて即位し80歳にて崩御。9人の黄泉の王、翡翠の仮面被りて眠りたる王を見守る。 |
太陽の神殿 | 聖都ティオティワカン、その中に宇宙を現せり。太陽と月の神殿、死者の通りに面してそびえ、地の上と下に幾万の住居が築かれ、幾十万の民を擁したり。 |
水晶のどくろ | アズテクの神官、生贄を捧げし後に、死神ミクトランテクトリを形取りし数千の水晶の髑髏(ドクロ)もて、その魂を鎮めたり。 |
アスカティトラン絵文書 | 新大陸伝承 | 中南米 土着語 | 神の祭壇 | 古(いにしえ)の偉大なる民の創りしか、神の御手によりしものか。北の大地にそびえし岩の祭壇は、その巨大さ、壮厳さにおいて我が民族の築きしいかなる祭壇とも、比較にならず。 |
北の海峡 | 太古の時代。我が祖先、西方より氷の道辿りて北の海峡を越え来たり。太陽が大きくなりしとき、大地荒れ、糧尽く。しかれども、氷の道溶け去りて、後戻りすることあたわず……。 |
テレリアノ・レメンシス絵文書 | 新大陸伝承 | 中南米 土着語 | 石の要塞 | 南の黄金帝国、アンデスの高原に石の要塞マチュ・ピチュを築き、インティ・ワタナ、すなわち太陽を繋ぎ止める柱にて収穫の予言を行えり。 |
巨大地上絵 | 決して見ること能(あた)わぬ絵を描く、異能の民族あり。神のみが見給う、雄大な地上絵なり。 |
太陽の絵文書 | 新大陸伝承 | 中南米土着語 | 黄金の帝国 | 南のビルー高原には、黄金の尽きることのない大帝国がある。その王は、黄金でできた王宮に暮らしているという。 |
イシュトリルショチトル絵文書 | 新大陸伝承 | 中南米 土着語 | 雄大な峡谷 | "遥かなる太古の記憶…。北の大地に広がる、雄大なる峡谷。巨大な蛇神の如く横たわる大河、神の机卓の如く隆立する岩盤。乾ききった大地を、朝日が褐色の卓布で覆う。" |
石造りの村 | ナニ・オリン、すなわち4の動の年、北のアナザシの民、大河の畔に37のキヴァ、シバブ、霊魂のトンネルを備えし雄壮なる石造りの住居を築けり。 |
石の戦士像 | トルテカの民、聖都トゥーラに幾多の強者の石像を造れり。偉大なる戦士の像にて、外敵を寄せ付けぬ不眠不休の門なり。 |
ヌエバ・エスパニャのインディアス史 | ディエゴ・ドゥラン | スペイン語 | 煙の草 | 西インディアスの原住民には、奇妙な習慣がある。タバコと呼ばれる葉を筒に詰め、それを燃やした煙を輪になった人々が次々に回しながら、非常にうまそうに吸うのである。これには、何らかの社交的意味合いがあると思われる。 |
直立鼠 | 二本足で歩く鼠を北の大陸で見たという話を聞いたが、酔っぱらった農夫の話なので、それがどこまで真実であるのかは定かではない。 |
ヌエバ・エスパニャ諸事物概史 | サアグン | スペイン語 | ヌエバエスパニャの穀物 | ヌエバエスパニャにおける主要な作物の1つに、トウモロコシが挙げられる。チナンパスと呼ばれる湿地を開拓した農地で育てられ、高床式の特別な倉庫に蓄えられる。 |
世界一の巨木 | 北の新世界の西岸で見られるスギが、世界で一番大きな樹木であろう。あまりの高さに正確には測定できないが、通常の大木の10倍は悠に超えている。 |
新世界自然文化史 | ホセ・デ・アコスタ | スペイン語 | ジャガイモ | 新世界にて新しく発見されたジャガイモは寒さにも強く、冷害時の非常食として非常に有効であろうと思われる。 |
新世界の家畜 | 新世界においても、家畜は飼育されているようだ。ただ、なにぶん小型であり、馬のように戦闘用に用いられることはなく、もっぱら荷貨の運搬に利用されているようである。 |
イグアスの滝 | 南の大地、緑の大海の向こう側、上から下に流れる川あり。「イグアスの滝」と呼ばれ、豊かなる水を人々に授く。 |
白い樹液の木 | アマゾンの樹木から採取される樹液は、空気にふれると粘質を帯びる。住民は、この樹液を噛んで空腹を忘れる。 |
ユカタン事物記 | ディエゴ・デ・エランダ | スペイン語 | 新世界の強壮の実 | カカオ豆は大変高価な交易品であり、貨幣の代わりにも用いられる。カカオから作られる飲み物には、強壮の作用があるようだ。 |
新香料 | ユカタン半島には、ピメントと呼ばれる赤い香料がある。これは、非常に辛みがあり、様々な調理に利用できる。 |
黄金郷エル=ドラド | 黄金郷エル=ドラドの王が即位するとき、黄金神の仮面を付け、金粉をまとい、黄金の供物とともにグァタビダの淵に身をあずける。 |