捧げるは戦士の魂 戦士の神殿
ゲーム上のデータ
名称 戦士の神殿 経緯度 S21W88 証拠品 補足 ペレシアヌス古写本 返却される 発見条件 文献によるヒント 発見方法 発見ポイントに到達する。 ライバル なし ヒント名 聖者の約束の街 記載文献 文献タイトル 聖ブレンタヌスの航海 発刊 既刊 記述言語 ゲルマン語 必要スキル 神学1 記載条件 新大陸の発見 所在図書館 セビリャ
ロンドン備考 チチェン=イッツァのカスティーリョ・カラコル天文台を同時に発見。
F「はい、続いては発見物名最長の、中米三段遺跡!ヒントを得てから行けば見つかります」
A「コレ、何?」
F「チチェン=イッツァという古代都市の、ククルカン王のピラミッド。正確にはピラミッドみたいな神殿」
A「……あぁ、見たことあるぞ。ゴルゴがネオナチと銃撃戦したあそこだろ?」
F「珍しくあってるけど……ね。ユカタン半島の名物だね。マヤ文明の代表的な遺跡だよ」
A「そういえば、マヤは征服イベントなかったな。正史では?」
F「不明」
A「……ほへ?」
F「原因は他文明との抗争に敗れたことらしいけど、年代が12世紀から13世紀にかけてなんだよ。要するに、白人の新大陸発見前」
A「だから、資料にも乏しい?」
F「そういうこと。というわけで、明確な征服イベントというものがないのも無理はないんだな」
A「はー。次の、戦士の神殿ってのは?」
F「実際にはチチェン=イッツァの一部。生贄を捧げる時に心臓を抉り出した祭壇」
A「ふーん……で、何で戦士?戦士の心臓を抉ったのか?」
F「いや、柱に戦士の顔だか姿だかが描かれているのでこう呼ばれる。つーか、呼ぶようになった」
A「……白人って。えーっと、最後のがカラコル……マイマイだっけ?」
F「……キミの実家じゃぁ蝸牛をそう呼ぶのか?いや、確かに蝸牛とか巻貝とかいう意味だったかな。形がそんな具合だったのでそう呼ばれています、カラコル天文台」
A「南米古代文明の天文学は、同時代の中国どころか古代ギリシャにも引けを取らなかったからなぁ」
F「同時代のヨーロッパにおいておや。というわけで、当時天文官は神聖な職種とされ、神官が勤めていました」
A「発見物は……返してくれるのか。ペレシアヌス古写本って?」
F「聞いてばっかりだね、アキラ?えーっと、マヤの古文書。ディエゴ・デ・ランダ(ゲーム中には登場しない)いう司教が、マヤの書物を『こんなモンなーんの価値もないの。ぽいぽぉーいっと燃やしちゃえっ♪』と火にくべた時に、燃え残ったもの」
A「何者なんだ、ランダ司教?つーか、焚書はいかんな、焚書は……」
F「つーか、司教もそう思ったみたいで、自分で火から拾い上げたらしい。他にも3冊くらい残ったのかな。で、慙愧に駆られたのか司教は、マヤ語を習い文化の温存に尽力したとか」
A「めでたくは……ねぇわな」