<馬出走録に競馬場別集計を作成する>
馬出走録には,各集計が 馬出走録サブ フォームのフォームヘッダーに設けられています。
800*600 の画面の人のために,すべて作ると,ごちゃごちゃしてしまうので,競馬場別集計は設けてありません。
実際は,レコードソース(SQL文)に含まれているフィールドと合わせて,255個まで集計を作成可能です。
画面が 800*600 の人は,ヘッダーを高さを広げれば(その分,過去走の表示レース数が減りますが ... ),また,1024*768 の人は,フォーム自体を広げることが可能なので,ヘッダーの横幅にスペースができます。
1. 馬出走録サブフォームをデザインビューで開きます。
2. 一から作ると大変なので,例えば,芝短の各集計をコピーした後にフォームヘッダーをクリックした後に貼り付けます。
※ 複数のコントロールを選択する時は,Shiftキーを押しながら,クリックします。
※ あらかじめ各コントロールを移動させて空きスペースを作っておきます。
3. マウスの形が手なった状態で移動させます。
4. プロパティシートを開いて,各コントロールを選択して,名前やコントロールソースを設定していきます。
5. 例えば,中山の1着の集計は,以下のようにします。
[注意] 日本語でないアルファベットや数字は IME を必ずOffにした状態で入力してください。
[注意] Excel と違って,If( , , ) でなく,IIf( , , ) なので注意。
[注意] | 文字は,' と ' で囲みます。 | [競馬場名]='中山' |
数値は,そのままです。 | [確定着順]=1 |
芝とダートを区別しない時,名前とコントロールソースは,
中山1
=Count(IIf([競馬場名]='中山' And [確定着順]=1,[確定着順],Null))
中山2
=Count(IIf([競馬場名]='中山' And [確定着順]=2,[確定着順],Null))
中山3
=Count(IIf([競馬場名]='中山' And [確定着順]=3,[確定着順],Null))
中山4
=Count(IIf([競馬場名]='中山' And [確定着順]>=4,[確定着順],Null))
芝だけの集計にしたい時は,
中山芝1
=Count(IIf(Left([芝ダ別],1)='芝' And [競馬場名]='中山' And [確定着順]=1,[確定着順],Null))
中山芝2
=Count(IIf(Left([芝ダ別],1)='芝' And [競馬場名]='中山' And [確定着順]=2,[確定着順],Null))
中山芝3
=Count(IIf(Left([芝ダ別],1)='芝' And [競馬場名]='中山' And [確定着順]=3,[確定着順],Null))
中山芝4
=Count(IIf(Left([芝ダ別],1)='芝' And [競馬場名]='中山' And [確定着順]>=4,[確定着順],Null))
6. 保存アイコンを押して保存した後に,いったんすべてファイルを閉じます。(重要)
そして,再び開いてあるレースから開いてみます。下は,有馬記念からテイエムオペラオーを開いたところです。
※ 次期バージョンでは,馬出走録を開いたレースの芝ダ別&競馬場名と芝ダ別&距離と芝ダ別&競馬場名&距離 の集計を表示するようにする予定です。例えば,有馬記念の出馬表から開いた場合は,中山芝と2500芝と中山2500芝の3つの集計を表示します。
※ どうしても #ERROR になるときは,下を参考にして,コンパイルしなおしてください。 → 5,6回コンパイルすると少し変更したぐらいではコンパイルできなくなる。
※ #NAME となるときは,テキストボックス名が他のテキストボックスやフィールド名と重複している可能性があります。