<イベントプロシージャを作る>

イベントプロシージャとは?

コマンドボタンテキストボックスラベル等を,例えば,クリックした時にある動作をさせたい時,そのような時に作るのがイベントプロシージャになります。

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Private Sub コントロール名_イベントプロシージャ名()

 

End Sub
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の型になります。

コントロールの種類によって,様々なイベントプロシージャがあります。

 

イベントプロシージャの作り方

1. イベントプロシージャを作りたいコントロールを選択後にプロパティシートを開きます。 すでに,プロパティシートが開いている場合は,コントロールを選択するだけです。

2. イベントプロシージャを選択後に,… をクリックします。

なお,プロパティシートで各プロシージャを選択後に F11 を押すと,それに対応するヘルプが立ち上がります。 イベントプロシージャの日本語訳からは想像できないものが多いので,ヘルプで確認してください。

3. コードビルダを選択後に,OKボタンを押します。

4. 以下のように,Visual Basic Editor が開いて自動的に枠組みが作成されます。 この中にコードを記述します。

 

 

エラー時のコードを先に記述しておきます。

普通は,以下のような感じで記述します。

MsgBox第3引数に,場所 を記述した場合,以下のように,エラー時のダイアログボックスのタイトルに場所が表示されます。

エラーが起きた場所をユーザーに知らせるには,この方法がもっとも一般的です。
しかし,ユーザーが初心者の場合は,報告してくれるのは,

94
Null の使い方が不正です。

の文だけのことが多いのが事実です。
これを回避するために,以下のようにする場合もあります。

このようにすると,以下のようなエラー表示なります。


この場合,報告してくれるのは,たぶん

94
Null の使い方が不正です。
Place: 馬名_Click

の文になります。 よって,エラーの場所の特定がしやすくなります。

この例の 「 94  Null の使い方が不正です。」 エラーは,レコードセットを扱っているコードで頻繁に出るので,場所を特定しやすくするために,レコードセットを扱っている個所では,この2番目の記述の仕方がお勧めです。