スイセンハナアブ

水仙花虻 (ハナアブ科)


林縁で静止する♂
2004/5/5 館山市大神宮(県立館山野鳥の森)
スイセンハナアブ (ハナアブ科 ナガハナアブ亜科 イイジマハナアブ族)
Merodon equestris  (Fabricius, 1794)
分布 国内: 本州。平地~山地まで汎く分布する。島嶼での岐路はない。
県内: 市街地を含め、汎く全域に棲息する。
国外: 欧州に分布する。
変異 形態: 地理的変異、個体変異共に知られていない。
季節:
性差: 異型。♂は複眼背面が接するが、♀は離れる。
生態 環境: 各種樹林とその林縁、公園、畑地、人家の庭など。幼虫は地中性
発生: 年1回?。ほぼ通年見られる。
越冬: 詳細不明。
行動: 昼行性。活動は活発で、飛翔は比較的敏速。
食性 幼虫: 食植性/球根ユリ科スイセン類。球根に食い込み、内部を食べる。
成虫: 食植性/花蜜。草本を中心に多くの花を利用する。
類似種:
保 護: 指定されていない。
その他: 普通種だが個体数はそれほど多くない。スイセンの害虫。1990年代初頭にオランダから輸入された水仙の球根に付着していたものが定着したものと考えられる。
天敵 捕獲: 成虫はカマキリ類、トンボ類、ムシヒキアブ類、アナバチ科のギングチバチ類ハナダカバチ類などのほか、造網性クモ類、ハナグモ類。
寄生:


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