アシブトハナアブ

脚太花虻 (ハナアブ科)


日光浴する♂ 交尾
2005/3/27 千葉市緑区 2006/3/21 館山市大神宮(県立館山野鳥の森)
アシブトハナアブ (ハナアブ科 ナガハナアブ亜科 シマハナアブ族)
Helophilus (Helophilus) virgatus  Coquillett, 1898
分布 国内: 北海道、本州、四国、九州。平地~山地まで汎く分布する。島嶼では対馬、五島列島で記録されている。
県内: 市街地を含め、汎く全域に棲息する。
国外: 東シベリアに分布する。
変異 形態: 地理的変異、個体変異共に知られていない。
季節:
性差: 異型。♂は複眼背面が接するが、♀は離れる。
生態 環境: 各種樹林の林縁、公園、畑地、水田、湿地周辺、人家の庭など。開けた環境を好む。
発生: 年1回。3月~10月に見られる。
越冬: 成虫。落ち葉下などで単独越冬する。
行動: 昼行性。活動は活発で、飛翔は比較的敏速。幼虫は長い呼吸管を持ち、オナガウジと呼ばれる。
食性 幼虫: 腐食性。水中の腐植質。
成虫: 食植性/花蜜。草本を中心に多くの花を利用する。
類似種: 本属各種は互いによく似ている。
保 護: 指定されていない。
その他: 普通種で個体数も多い。
天敵 捕獲: 成虫はカマキリ類、トンボ類、ムシヒキアブ類、アナバチ科のギングチバチ類ハナダカバチ類などのほか、造網性クモ類、ハナグモ類。
寄生:


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