| 分布 |
国内: |
北海道、本州、四国、九州。平地~山地まで汎く分布する。島嶼では壹岐、五島列島、男女群島で記録されている。 |
| 県内: |
市街地を含め、汎く全域に棲息する。 |
| 国外: |
朝鮮半島、中国大陸(東北部)、東洋区に分布する。 |
| 変異 |
形態: |
地理的変異、個体変異共に知られていない。沖縄以南には近似の別種であるミナミオオハナアブ(P. errans (Fabricius, 1787))が分布する。 |
| 季節: |
- |
| 性差: |
異型。♂は複眼背面が接するが、♀は離れる。 |
| 生態 |
環境: |
各種樹林の林縁、公園、畑地、水田、湿地周辺、人家の庭など。開けた環境を好む。幼虫は水生で、腐植質の多い池や下水溝などに棲む。 |
| 発生: |
年1回。4月~11月に見られる。 |
| 越冬: |
成虫。落ち葉下などで単独越冬する。 |
| 行動: |
昼行性。活動は活発で、飛翔は比較的敏速。幼虫は長い呼吸管を持ち、オナガウジと呼ばれる。 |
| 食性 |
幼虫: |
腐食性。水中の腐植質。 |
| 成虫: |
食植性/花蜜。草本を中心に多くの花を利用する。 |
| 類似種: |
- |
| 保 護: |
指定されていない。 |
| その他: |
普通種で個体数も多い。 |
| 天敵 |
捕獲: |
成虫はカマキリ類、トンボ類、ムシヒキアブ類、アナバチ科のギングチバチ類やハナダカバチ類などのほか、造網性クモ類、ハナグモ類。 |
| 寄生: |
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