| 分布 |
国内： |
北海道､本州､四国､九州｡平地～山地まで汎く分布する｡島嶼では小笠原(父島)､対馬､壹岐､五島列島､男女群島､沖縄本島で記録されている｡ |
| 県内： |
市街地を含め､汎く全域に棲息する｡ |
| 国外： |
全世界の熱帯～温帯に汎く分布する｡ |
| 変異 |
形態： |
地理的変異､個体変異共に知られていない｡ |
| 季節： |
－ |
| 性差： |
異型｡♂は複眼背面が接するが､♀は離れる｡ |
| 生態 |
環境： |
各種樹林の林縁､公園､畑地､水田､湿地周辺､人家の庭など｡開けた環境を好む｡幼虫は水生で､腐植質の多い池や下水溝などに棲む｡ |
| 発生： |
年１回｡３月～12月に見られるが､夏季には一時姿を消す｡ |
| 越冬： |
成虫｡落ち葉下や立枯れの樹皮下などで単独越冬する｡ |
| 行動： |
昼行性｡活動は活発で､飛翔は比較的敏速｡盛夏に高所へ移動する性質があるという｡幼虫は長い呼吸管を持ち､オナガウジと呼ばれる｡ |
| 食性 |
幼虫： |
腐食性｡水中の腐植質｡ |
| 成虫： |
食植性/花蜜｡草本を中心に多くの花を利用する｡ |
| 類似種： |
同属のシマハナアブに似る｡ |
| 保 護： |
指定されていない｡ |
| その他： |
普通種で個体数も多い｡ |
| 天敵 |
捕獲： |
成虫はカマキリ類､トンボ類､ムシヒキアブ類､アナバチ科のギングチバチ類やハナダカバチ類などのほか､造網性クモ類､ハナグモ類｡ |
| 寄生： |
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