ニッポンクロハナアブ

日本黒花虻 (ハナアブ科)


林縁で静止する花粉まみれの♀
2002/10/7 木更津市中尾
ニッポンクロハナアブ (ハナアブ科 ナガハナアブ亜科 クロハナアブ族)
Cheilosia japonica  (Hervé-Bazin, 1914)
分布 国内: 本州に分布する。平地~山地まで汎く分布する。島嶼での記録はない。
県内: 一部の市街地を除き、汎く全域に棲息する。
国外: 現在のところ日本特産種
変異 形態: 地理的変異、個体変異共に知られていない。
季節:
性差: 異型。♂は複眼背面が接するが、♀は離れる。
生態 環境: 各種樹林とその林縁、公園、畑地、人家の庭など。
発生: 年1回。ほぼ通年見られるが、春と秋に見かけることが多い。
越冬: 成虫。落ち葉下などで単独越冬する。
行動: 昼行性。活動は活発で、飛翔は比較的敏速。
食性 幼虫: 食植性と考えられるが詳細不明。
成虫: 食植性/花蜜。草本を中心に多くの花を利用する。
類似種:
保 護: 指定されていない。
その他: 普通種で個体数も多い。
天敵 捕獲: 成虫はカマキリ類、トンボ類、ムシヒキアブ類、アナバチ科のギングチバチ類ハナダカバチ類などのほか、造網性クモ類、ハナグモ類。
寄生:


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