ハチモドキハナアブ

蜂もどき花虻 (ハナアブ科)


ネコヤナギの樹皮にとまる個体
2002/5/27 千葉市緑区
ハチモドキハナアブ (ハナアブ科 ナガハナアブ亜科 ハチモドキハナアブ族)
Nonoceromyia pleuralis  (Coquillett, 1898)
分布 国内: 本州、九州。平地~山地まで汎く分布するが、やや局地的。島嶼での記録はない。
県内: 市街地を除き、汎く全域に棲息する。
国外: ロシア極東部に分布する。
変異 形態: 地理的変異、個体変異共に知られていない。
季節:
性差: 異型。♂は複眼背面が接するが、♀は離れる。
生態 環境: 広葉樹を中心とする各種樹林とその林縁、公園、畑地、人家の庭など。やや薄暗い環境を好む。
発生: 年2回?。5月~10月に見られる。
越冬: 不明。
行動: 昼行性。活動は活発で、飛翔は比較的敏速。
食性 幼虫: 詳細不明。
成虫: 食植性/花蜜樹液。草本を中心に多くの花を利用するほか、各種広葉樹の樹液にも集まる。
類似種:
保 護: 埼玉県:NT
その他: 普通種だが個体数はそれほど多くない。
天敵 捕獲: 成虫はカマキリ類、トンボ類、ムシヒキアブ類、アナバチ科のギングチバチ類ハナダカバチ類などのほか、造網性クモ類、ハナグモ類。
寄生:


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