分布 |
国内: |
本州、四国、九州。平地~山地まで汎く分布する。島嶼では対馬、奄美大島で記録されている。 |
県内: |
一部の市街地を除き、汎く全域に棲息する。 |
国外: |
朝鮮半島、中国大陸、蒙古、東シベリア、東洋熱帯~豪州、フィジー、ハワイに分布する。 |
変異 |
形態: |
地理的変異、個体変異共に知られていない。 |
季節: |
- |
性差: |
異型。♂は複眼背面が接するが、♀は離れる。 |
生態 |
環境: |
各種樹林とその林縁、公園、畑地、人家の庭など。幼虫は草上性。 |
発生: |
年1回?。3月~4月、新成虫は7月~11月に見られる。 |
越冬: |
成虫。落ち葉下などで単独越冬する。 |
行動: |
昼行性。活動は活発で、飛翔は比較的敏速。飛翔は得意で、♂は空中でホバリングして♀を待ち、交尾も空中で行う。卵はアブラムシ類のコロニー付近に数個産付される。 |
食性 |
幼虫: |
捕食性/生体。各種のアブラムシ類の体液を吸汁する。 |
成虫: |
食植性/花蜜。草本を中心に多くの花を利用する。このほかアブラムシ類の甘露を利用することもある。 |
類似種: |
- |
保 護: |
指定されていない。 |
その他: |
普通種で個体数も多い。 |
天敵 |
捕獲: |
成虫はカマキリ類、トンボ類、ムシヒキアブ類、アナバチ科のギングチバチ類やハナダカバチ類などのほか、造網性クモ類、ハナグモ類。 |
寄生: |
- |