コウヤツリアブ

高野(?)吊虻 (ツリアブ科)


林縁で静止する個体
2002/7/27 千葉市緑区
コウヤツリアブ (ツリアブ科)
Anthrax aygulus  Fabricius, 1805
分布 国内: 本州、四国、九州。平地~山地まで汎く分布する。島嶼では南西諸島で記録されている。
県内: 一部の市街地を除き、汎く全域に棲息する。
国外: 東洋区に汎く分布する。
変異 形態: 地理的変異は知られていない。大きさに顕著な個体変異がある。
季節:
性差: ほぼ同型。外見での区別は困難。
生態 環境: 各種樹林とその林縁、社寺境内、公園、畑地など。
発生: 年1回。6月~8月に見られる。
越冬: 幼虫?
行動: 昼行性。活動は比較的活発で、飛翔は敏速。
食性 幼虫: 寄生性/生体オオフタオビドロバチなどのドロバチ科モンキジガバチキゴシジガバチなどのアナバチ科オオハキリバチなどのハキリバチ類など20種以上の膜翅目幼虫に寄生する。
成虫: 食植性/花蜜。多くの花で吸蜜する。
類似種:
保 護: 指定されていない。
その他: 普通種だが個体数はそれほど多くない。
天敵 捕獲: 成虫はカマキリ類、トンボ類、ムシヒキアブ類などのほか、造網性クモ類、ハナグモ類。
寄生:


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