ビロードツリアブ

天鵞絨吊虻 (ツリアブ科)


林縁で静止する個体
2005/3/21 千葉市緑区
ビロードツリアブ (ツリアブ科)
Bombylus major  Linnaeus, 1758
分布 国内: 北海道、本州、四国、九州。平地~山地まで汎く分布する。島嶼での記録はない。
県内: 一部の市街地を除き、汎く全域に棲息する。
国外: 北半球に汎く分布する。
変異 形態: 地理的変異、個体変異共に知られていない。
季節:
性差: ほぼ同型。外見での区別は難しい。
生態 環境: 各種樹林とその林縁、公園、社寺境内、畑地、水田周辺など。
発生: 年1回。3月中旬~5月上旬に見られる。
越冬: 幼虫?
行動: 昼行性。飛翔は比較的緩やかで、かなり長い間飛び続けることができる。吸蜜の際にも花にとまらず、ハチドリのようにホバリングするが、交尾は静止して行うことが多い。
食性 幼虫: 寄生性/生体ヒメハナバチ科各種の幼虫に内部寄生する。
成虫: 食植性/花蜜。各種のスミレ類やオオイヌノフグリ、タンポポ類など多くの花で吸蜜する。
類似種:
保 護: 指定されていない。
その他: 普通種で個体数も多い。
天敵 捕獲: 成虫はムシヒキアブ類のほか、造網性クモ類、ハナグモ類。
寄生:



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