アケビコンボウハバチ

山女棍棒葉蜂 (コンボウハバチ科)


林縁で静止する♀
2005/4/24 館山市大神宮(県立館山野鳥の森)
アケビコンボウハバチ (コンボウハバチ科)
Zaraea akebii  Takeuchi, 1931
分布 国内: 本州、四国、九州。平地~山地まで汎く分布する。島嶼での記録はない。
県内: 一部の市街地を除き、県北部に汎く棲息する。
国外: 中国大陸に分布する。
変異 形態: 地理的変異、個体変異共に知られていない。
季節:
性差: 異型。♀は♂よりやや大きい。前翅の暗褐色斑紋は♀は不明瞭で、第1腹節背板と腹部腹板前半部は黄白色。
生態 環境: 各種樹林とその林縁、社寺境内、公園など。
発生: 年1回。4月~5月に見られる。
越冬: ?
行動: 昼行性。活動は不活発だが、飛翔は比較的敏速。
食性 幼虫: 食植性/アケビ科アケビ類各種
成虫: 食植性/花蜜。ハルジオン、ヒメジョオン、ノイバラなどのほか、多くの花で吸蜜する。
類似種: 本属各種は互いによく似ている。
保 護: 指定されていない。
その他: 普通種で個体数は比較的多い。
天敵 捕獲: 成虫はトンボ類、ムシヒキアブ類などの捕食性昆虫のほか、造網性クモ類、ハナグモ類。幼虫はクチブトカメムシ類、サシガメ類、アシナガバチ類のほか、徘徊性クモ類など。
寄生:


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