エノキの樹上で静止する♀ | ||
2005/4/17 千葉市緑区 |
ホシアシブトハバチ (コンボウハバチ科) |
Agenocimbex jucunda Mocsary, 1896 |
分布 | 国内: | 本州、四国、九州。平地~山地まで汎く分布する。島嶼での記録はない。 |
県内: | 一部の市街地を除く、県北部~県央部に棲息する。 | |
国外: | 朝鮮半島に分布する。 | |
変異 | 形態: | 地理的変異、個体変異共に知られていない。 |
季節: | - | |
性差: | ほぼ同型。脚は全体青藍色だが、♂では中後基節末端が黄褐色。 | |
生態 | 環境: | 広葉樹を中心とする各種樹林とその林縁、公園、社寺境内など。 |
発生: | 年1回。4月中旬~5月上旬に見られる。 | |
越冬: | 蛹? | |
行動: | 昼行性。活動は不活発だが、飛翔は比較的敏速。 | |
食性 | 幼虫: | 食植性/葉。ニレ科エノキ属のエノキ、エゾエノキ。 |
成虫: | 食植性/花蜜。ハルジオン、ヒメジョオン、ノイバラ、などのほか、多くの花で吸蜜する。 | |
類似種: | - | |
保 護: | 指定されていない。 | |
その他: | 大型の美麗種。普通種だが個体数はそれほど多くない。 | |
天敵 | 捕獲: | 成虫は、大型トンボ類、ムシヒキアブ類などの捕食性昆虫のほか、造網性クモ類、ハナグモ類。幼虫はクチブトカメムシ類、サシガメ類、アシナガバチ類のほか、徘徊性クモ類など。 |
寄生: | - |
コンボウハバチ科 | 生態 | 幼生 | 飼育 | トップ |