分布 |
国内: |
本州、四国、九州。平地~山地まで汎く分布する。島嶼では伊豆(八丈)で記録されている。 |
県内: |
市街地を除き、汎く全域に棲息する。 |
国外: |
詳細不明。 |
変異 |
形態: |
伊豆諸島産は別亜種(ssp. flavoscutellatus Sk.Yamane et Gusenleitner, 1982)とされる。個体変異は知られていない。 |
季節: |
- |
性差: |
ほぼ同型。野外での識別は困難。 |
生態 |
環境: |
各種樹林とその林縁、公園、社寺境内など。 |
発生: |
年1回。5月~9月に見られる。 |
越冬: |
幼虫?。 |
行動: |
昼行性。活動は活発で、飛翔は敏速。攻撃性はほとんどなく、手でつかんだりしない限り刺すことはない。単独生活の狩蜂。巣はカミキリムシ類の羽脱孔や竹筒などを用いる。 |
食性 |
幼虫: |
肉食性/生体。母バチが麻酔した上で、巣内に貯した鱗翅目幼虫を食べる。 |
成虫: |
食植性/花蜜。多くの花を訪れる。 |
類似種: |
- |
保 護: |
指定されていない。 |
その他: |
普通種だが個体数はそれほど多くない。 |
天敵 |
捕獲: |
ヤンマ類、カマキリ類、ムシヒキアブ類などの大型捕食性昆虫のほか、造網性クモ類など。 |
寄生: |
成虫はハチネジレバネ科のスズバチネジレバネ(Pseudoxenos iwatai Esaki, )、幼虫はセイボウ科のオオセイボウ、ヤドリバエ科のドロバチヤドリバエなどが知られる。 |