分布 |
国内: |
北海道、本州、四国、九州。平地~山地まで汎く分布する。島嶼では屋久島で記録されている。 |
県内: |
市街地を除き、汎く全域に棲息する。 |
国外: |
朝鮮半島、中国大陸(華北)、台湾に分布する。 |
変異 |
形態: |
地理的変異は知られていない。個体変異も軽微。 |
季節: |
- |
性差: |
ほぼ同型。一般に♀は♂より大型。 |
生態 |
環境: |
各種樹林とその林縁、畑地、公園、社寺境内、人家の庭など。 |
発生: |
年1回。7月~10月に見られる。 |
越冬: |
成虫。乾いた崖などで土中に潜って単独越冬する。 |
行動: |
昼行性。活動は活発で、飛翔は比較的敏速。攻撃性はなく、手でつかんだりしない限り刺すことはない。単独生活の寄生蜂。♀は交尾後、土中のコガネムシ類の幼虫を探し、見つけると土中に潜って毒針で刺して麻酔してから卵を産付する。 |
食性 |
幼虫: |
捕食寄生/生体。コガネムシ科各種の幼虫。 |
成虫: |
食植性/花蜜。多くの花を訪れる。 |
類似種: |
- |
保 護: |
指定されていない。 |
その他: |
普通種で個体数も多い。 |
天敵 |
捕獲: |
中型~大型のトンボ類、カマキリ類、大型ムシヒキアブ類のほか、造網性クモ類、ハナグモ類など。 |
寄生: |
- |