アカシマサシガメ

赤縞刺亀虫 (サシガメ科)


草上で静止する個体
2002/4/23 木更津市下郡
アカシマサシガメ (サシガメ科 ビロードサシガメ亜科)
Haematoloecha nigrorufa  (Stål, 1866)
分布 国内: 本州、四国、九州。平地~山地まで汎く分布する。島嶼では対馬、石垣、与那国で記録されている。
県内: 市街地を除き、汎く全域に棲息する。
国外: 朝鮮半島南部に分布する。
変異 形態: 地理的変異、個体変異共に知られていない。
季節:
性差: 同型。♀は♂より僅かに大きいが、外見での区別は困難。
生態 環境: 地上性草上性。各種樹林の林縁や草原、畑地など。植物の根際や石の下などで生活する。
発生: 年1回。4月~11月に見られる。新成虫は7月~8月に羽化する。
越冬: 成虫。植物の根際や石の下などで越冬する。
行動: 昼行性。活動はあまり活発でないが、行動は比較的敏捷。集合性はなく、単独で生活する。
食 性 捕食性/生体。小型ゴミムシ類などの地上性小型昆虫類、ヤスデ、ダンゴムシ、ワラジムシなどの小型多足類を好む。
類似種: クビグロアカサシガメに似る。
保 護: 指定されていない。
その他: 美麗種。普通種だが個体数はそれほど多くない。
天敵 捕獲: カマキリ類、ハンミョウ類、他のサシガメ類のほか、造網性クモ類、徘徊性クモ類など。
寄生:


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