分布 |
国内: |
本州、四国、九州。平地~山地まで汎く分布する。島嶼では種子島、屋久島以南の南西諸島全域で記録されている。 |
県内: |
一部の市街地を除き、汎く全域に棲息する。 |
国外: |
朝鮮半島(南部)、台湾、中国大陸(華中・華南)~インドに分布する。 |
変異 |
形態: |
地理的変異、個体変異共に知られていない。 |
季節: |
- |
性差: |
同型。♀は♂より僅かに大きいが、外見での区別は困難。 |
生態 |
環境: |
草上性。各種樹林の林縁、草原、荒蕪地、畑地など、食草の繁茂する、比較的明るく開けた環境を好む。 |
発生: |
多化性? |
越冬: |
成虫。 |
行動: |
昼行性。活動はあまり活発でなく、食草の葉裏などに群生することが多い。ときにおびただしい個体数を見ることがある。 |
食 性 |
食植性/汁液。マメ科草本のクズ、ハギ類、ヤブマメ、ヌスビトハギなど多くの野生種のほか、ダイズ、アズキ、インゲンマメ、フジマメなどの栽培種につくことも多い。葉や茎、花、若果などから吸汁する。 |
類似種: |
- |
保 護: |
指定されていない。 |
その他: |
普通種で個体数は多い。頭部両側に短い柄がつき、その先端に複眼がある特異な形態。和名もこれに由来する。 |
天敵 |
捕獲: |
ハラビロカマキリ、コカマキリ、オオカマキリ、チョウセンカマキリなどのカマキリ類、ヤブキリなどの捕食性キリギリス類、造網性クモ類、徘徊性クモ類。 |
寄生: |
- |