ブチヒゲヘリカメムシ

斑鬚縁亀虫 (ヒメヘリカメムシ科)


静止する♀
2001/8/3 木更津市中尾
ブチヒゲヘリカメムシ (ヒメヘリカメムシ科)
Stictoplerus punctatonervosus  (Goeze, 1778)
分布 国内: 北海道、本州、四国、九州。平地~低山地に汎く分布する。島嶼での記録はない。
県内: 一部の市街地を除き、汎く全域に棲息する。
国外: 現在のところ日本特産種。国外では記録されていない。
変異 形態: 地理的変異は知られていないが、色彩に大きな個体変異がある。
季節:
性差: 異型。♂は♀より黒色部が発達し、♀は♂より大きい。
生態 環境: 草上性。草原、水田、荒蕪地、畑地、休耕田、公園など。開けた環境を好む。
発生: 年1回。4月~11月まで見られる。新成虫は6月頃羽化する。
越冬: 成虫。日当たりのよい草原や畑地の落葉下など越冬する。
行動: 昼行性。活動はあまり活発でない。
食 性 食植性/汁液広食性でイネ科、キク科、タデ科など多くの草本を利用する。葉や茎、花、若果などから吸汁する。
類似種:
保 護: 指定されていない。
その他: 普通種。個体数は多いが、小さいため目に付くことは少ない。
天敵 捕獲: カマキリ、オオカマキリ、チョウセンカマキリなどのカマキリ類 、ヤブキリなどの捕食性キリギリス類、造網性クモ類、徘徊性クモ類。
寄生:


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