分布 |
国内: |
本州、四国、九州。平地~低山地に汎く分布する。島嶼では奄美大島で記録されている。 |
県内: |
市街地を除き、汎く全域に棲息する。 |
国外: |
朝鮮半島、中国大陸に分布する。 |
変異 |
形態: |
地理的変異は知られていない。前胸背側角に鋭い棘を持つ個体とこれを欠く個体が知られる。 |
季節: |
- |
性差: |
同型。♀は♂よりわずかに大きいが、外見での区別は困難。 |
生態 |
環境: |
樹上性。広葉樹を中心とする各種樹林とその林縁、公園など。食樹から離れることはほとんどない。 |
発生: |
年1回。10月下旬~翌9月に見られる。 |
越冬: |
成虫。集団で越冬するものと考えられるが、詳細不明。 |
行動: |
昼行性。活動はあまり活発でない。幼虫成虫共に強い集合性があり、たいていは群生している。 |
食 性 |
食植性/汁液。ニシキギ科のニシキギ、マユミ、ツルウメモドキ、ツリバナ。特に果実と若果を好み、葉や若枝などからも吸汁する。 |
類似種: |
- |
保 護: |
指定されていない。 |
その他: |
普通種だが個体数はそれほど多くない。 |
天敵 |
捕獲: |
カマキリ、オオカマキリ、チョウセンカマキリなどのカマキリ類 、ヤブキリなどの捕食性キリギリス類、造網性クモ類、徘徊性クモ類。 |
寄生: |
- |