ホシハラビロヘリカメムシ

星腹広縁亀虫 (ヘリカメムシ科)


ススキ葉上で静止する個体
2001/8/6 千葉市緑区
ホシハラビロヘリカメムシ (ヘリカメムシ科 ヘリカメムシ亜科)
Homoeocerus unipunctatus  (Thunberg, 1783)
分布 国内: 北海道、本州、四国、九州。平地~山地まで汎く分布する。島嶼では種子島、屋久島以南の南西諸島で記録されている。
県内: 市街地を含め、汎く全域に棲息する。
国外: 台湾、中国~東洋区全域に汎く分布する。
変異 形態: 地理的変異、地理的変異共に知られていない。
季節:
性差: 同型。♀は♂よりわずかに大きいが、外見での区別は困難。
生態 環境: 草上性。林縁(マント群落)、草原、路傍、公園、畑地など。開けた環境を好む。
発生: 年1回。9月~翌6月に見られる。
越冬: 成虫。草の根際などに潜りこんで越冬する。
行動: 昼行性。夜間燈火に飛来することがある。活動は比較的活発で、日中盛んに飛翔する。成虫には集合性はないと考えられているが、しばしば多産する。
食 性 食植性/汁液マメ科クズフジメドハギダイズなど。葉や茎、花、若果などから吸汁する。
類似種:
保 護: 指定されていない。
その他: 普通種。個体数も多い。
天敵 捕獲: カマキリ、オオカマキリ、チョウセンカマキリなどのカマキリ類 、ヤブキリなどの捕食性キリギリス類、造網性クモ類、徘徊性クモ類。
寄生:


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