分布 |
国内: |
本州、四国、九州。平地~山地まで汎く分布する。島嶼では対馬で記録されている。 |
県内: |
市街地を除き、汎く全域に棲息するが、局地的。 |
国外: |
台湾、中国大陸(華中・華南)、東南アジアに分布する。 |
変異 |
形態: |
地理的変異、個体変異共に知られていない。 |
季節: |
- |
性差: |
ほぼ同型。♀は♂より僅かに大きいが、外見での区別は困難。 |
生態 |
環境: |
地上性。照葉樹林の林床。 |
発生: |
年1回。新成虫は7月に出現し、10月頃まで、越冬成虫は4月~5月に見られる。 |
越冬: |
成虫。朽木の樹皮下や林床の落葉下などで単独越冬する。 |
行動: |
夜行性。燈火に飛来することもある。活動はあまり活発でないが、歩行は比較的敏捷。 |
食 性 |
食植性/汁液。クスノキ科のタブノキ、ブナ科のスダジイ、その他各種の地上に落下した種子から吸汁する。マメ科のシナサイカチの種子で容易に飼育できるという。 |
類似種: |
- |
保 護: |
千葉県:C。 |
その他: |
個体数は比較的少ない。ツチカメムシ科の国内最大種。和名は大きさに由来する。 |
天敵 |
捕獲: |
ハラビロカマキリ、コカマキリ、オオカマキリ、チョウセンカマキリなどのカマキリ類、キリギリス、ヤブキリなどの捕食性キリギリス類、サシガメ類などのほか、造網性クモ類、徘徊性クモ類。 |
寄生: |
- |