アカスジカメムシ

赤条亀虫 (カメムシ科)


セリ葉上の個体
2003/7/11 富津市東大和田
アカスジカメムシ (カメムシ科 クロカメムシ亜科)
Graphosoma rubrolineatum  (Westwood, 1873)
分布 国内: 北海道、本州、四国、九州。平地~山地まで汎く分布する。島嶼では沖縄本島、久米島、南大東島、宮古、石垣、西表、波照間で記録されている。
県内: 市街地を除き汎く棲息するが、北部ではやや少ない。
国外: 朝鮮半島、済州島、中国大陸、東シベリアに分布する。
変異 形態: 地理的変異は知られていないが、黒色条の幅に個体変異が大きい。
季節:
性差: 同型。♀は♂より僅かに大きいが、外見での区別は困難。
生態 環境: 草上性。湿度の高い樹林の林縁、湿地、谷津田など。
発生: 年1回
越冬: 成虫
行動: 昼行性。活動はあまり活発でない。
食 性 食植性/汁液花蜜セリ科セリミツバシシウド、ハマウド、ヤブジラミ、ハマボウフウ、ウイキョウなどの野生種のほか、ニンジン、ネギなどの栽培種。花で吸蜜するほか、葉や茎、若果などから吸汁する。
類似種:
保 護: 指定されていない。
その他: 美麗種。普通種だが個体数はそれほど多くない。
天敵 捕獲: 成虫はコカマキリ、オオカマキリ、チョウセンカマキリなどのカマキリ類 、キリギリス、ヤブキリ、ヒメギスなどの捕食性キリギリス類、造網性クモ類、徘徊性クモ類。
寄生:


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