分布 |
国内: |
本州(関東以西)、四国、九州。平地~山地まで汎く分布する。島嶼では伊豆諸島(八丈)、五島列島(福江)、奄美大島で記録されている。 |
県内: |
房総丘陵地域およびその沿海地域周辺に棲息する。 |
国外: |
現在のところ日本特産種。 |
変異 |
形態: |
地理的変異、個体変異共に知られていない。 |
季節: |
- |
性差: |
ほぼ同型。野外では単為生殖。 |
生態 |
環境: |
樹上性。広葉樹を中心とする各種樹林とその林縁、社寺境内、公園など。 |
発生: |
年1回。6月~10月に見られる。 |
越冬: |
卵。 |
行動: |
夜行性。活動は不活発で、行動は緩慢。翅は退化しており飛翔できない。日中は前脚を前に伸ばし、枝に擬態していてほとんど動かない。卵は地上にぱらぱらと産み落とす。集合性はあまりないが、幼虫は群生することがある。 |
食 性 |
食植性/葉。広食性。ブナ科のコナラ、クヌギ、バラ科のサクラ類、ニレ科のエノキ、ケヤキ、ムクノキ、クワ科のヤマグワなど多くの落葉広葉樹を利用する。 |
類似種: |
- |
保 護: |
千葉県:C。 |
その他: |
普通種だが、個体数はそれほど多くない。♂は飼育環境下での1例が知られるだけだという。 |
天敵 |
捕獲: |
カマキリ類、スズメバチ類などのほか、徘徊性クモ類など。 |
寄生: |
- |