クチキコオロギ

朽木蟋蟀 (マツムシ科)


草上で静止する♀
2004/8/1 館山市大神宮(県立館山野鳥の森)
クチキコオロギ (マツムシ科 クチキコオロギ亜科)
Duolandrevus ivani  (Gorochov, 1988)
分布 国内: 本州、四国、九州。平地~山地まで汎く分布する。島嶼では伊豆諸島、対馬、奄美群島、沖縄諸島で記録されている。
県内: 市街地を除き、汎く全域に棲息する。
国外: 現在のところ日本特産種。
変異 形態: 奄美大島・沖縄本島産はリュウキュウクチキコオロギ、伊豆諸島産は和名未定の別種とする見解がある。個体変異は知られていない。
季節:
性差: 異型。♀は腹端に長い産卵管を持つ。
生態 環境: 樹上性。各種樹林とその林縁、公園。
発生: 不明。ほぼ通年見られる。
越冬: 不定。幼虫・成虫共に見られる。
行動: 夜行性。日中は岩の割れ目や朽木の樹皮下などに隠れている。夜間に「グリー・グリー・・・」という低い声でゆっくり鳴くという。活動はあまり活発でない。
食 性 詳細不明。
類似種:
保 護: 千葉県:
その他: 個体数は比較的少ない。
天敵 捕獲: カマキリ類、スズメバチ類のほか、大型の造網性クモ類など。
寄生:


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