クサヒバリ

草雲雀 (ヒバリモドキ科)


2001/10/10 千葉市緑区
クサヒバリ (ヒバリモドキ科 ヒバリモドキ亜科)
Svistella bifasciata  (Shiraki, 1913)
分布 国内: 本州、四国、九州。平地~山地まで汎く分布する。島嶼では南西諸島のほぼ全域から記録されている
県内: 一部の市街地を除き、汎く全域に棲息する。
国外: 朝鮮半島(南部)、ロシア沿海州、台湾に分布する。
変異 形態: 地理的変異は知られていない。通常は短翅型だが、稀に長翅型がでるという。
季節:
性差: 異型。♀は腹端に長い産卵管を持つ。
生態 環境: 樹上性。各種樹林とその林縁、公園、人家の庭など。人家の生垣やツタ、ヤブガラシなどつる植物の茂みに多い。
発生: 年1回。8月~10月に見られる。
越冬:
行動: 昼行性。活動はあまり活発でないが、行動は比較的敏捷。朝から「フィリリリリリ・・・」という美しい連続音で鳴く。
食 性 詳細不明。
類似種: ウスグモスズに似るが、後腿節の斑紋が異なる。鳴き声はヒゲシロスズに酷似する。
保 護: 指定されていない。
その他: 普通種で個体数も多い。
天敵 捕獲: カマキリ類、スズメバチ類のほか、大型の造網性クモ類など。
寄生:


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