分布 |
国内: |
本州、四国、九州。砂浜海岸に特産。島嶼での記録はない。 |
県内: |
主に県南部の砂浜海岸に生息するが局地的。 |
国外: |
日本特産種。 |
変異 |
形態: |
地理的変異は知られていない。個体変異も軽微。 |
季節: |
- |
性差: |
同型。一般に♀は♂より大型。 |
生態 |
環境: |
地上性。周囲にイネ科、カヤツリグサ科草本の繁茂する砂浜海岸。大河川の河川敷などにも生息する。 |
発生: |
年1回。6月下旬~8月に見られる。 |
越冬: |
卵。 |
行動: |
昼行性。飛翔は敏速で活動は活発。♂はよく発音する。 |
食 性 |
食植性/葉。イネ科・カヤツリグサ科雑草類を中心に多くの草本につく。 |
類似種: |
マダラバッタに似る。 |
保 護: |
千葉県:A、神奈川県:Ex。 |
その他: |
環境改変に弱く、各地で個体数が激減している。ヤマトバッタとも呼ばれる。 |
天敵 |
捕獲: |
カマキリ類、スズメバチ類、アシナガバチ類、サシガメ類のほか、大型の徘徊性クモ類、造網性クモ類など。 |
寄生: |
アナバチ科のキアシハナダカバチモドキ(Stizus pulcherrimus (F.Smith1856))、ジガバチ科のヌカダカバチ(Tachysphex nigricolor nigricolor (Dalla Torre))が知られる。 |