ヨツボシモンシデムシ

四星紋死出虫 (シデムシ科)


路上に落ちていた死体
千葉市緑区
ヨツボシモンシデムシ (シデムシ科 シデムシ亜科 モンシデムシ族)
Nicrophorus quadripunctatus  Kraatz, 1897
分布 国内: 北海道、本州、四国、九州。平地~山地まで汎く分布する。島嶼では佐渡、対馬、屋久島で記録されている。
県内: 市街地を除き、汎く全域に棲息する。
国外: 朝鮮半島、中国大陸に分布する。
変異 形態: 地理的変異・個体変異共に知られていない。
季節:
性差: ほぼ同型。♀は♂よりやや大型で、腹部が大きい。
生態 環境: 地表性。湿地や水田周辺の湿度の高い環境を好む。
発生: 年1回。4月~9月に見られる。
越冬: 成虫?
行動: 主に夜行性。活動は活発だが、歩行は比較的緩慢。♂♀のペアはまず幼虫の餌となる小動物の死骸を肉団子にして土中に埋め、産卵するが、幼虫が孵化すると2齢までは口移しに与え、それ以降も外敵からの防御や競合相手となるハエ類などの幼虫を取り除くなど、幼虫が成長するまで世話をすることが知られている。
食 性 食肉性/死体。各種動物の死骸に集まる。
類似種: 本属各種は互いによく似ている。
保 護: 指定されていない。
その他: 普通種で個体数も多い。
天敵 捕獲:
寄生:


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