ササセマルヒゲナガゾウムシ

笹背丸髭長象虫 (ヒゲナガゾウムシ科)


越冬中の♀
2007/1/19 八千代市吉橋
ササセマルヒゲナガゾウムシ (ヒゲナガゾウムシ科 ヒゲナガゾウムシ亜科 シロヒゲナガゾウムシ族)
Phloeobius stenus  Jordan, 1923
分布 国内: 本州、四国、九州。平地~山地まで広く分布する。島嶼では伊豆諸島(神津・御蔵・八丈)、石垣で記録されている。
県内: 市街地を除き、汎く全域に生息する。
国外: 中国大陸に分布する。
変異 形態: 地理的変異・個体変異共に知られていない。
季節:
性差: ほぼ同型。♂は♀より触角が長い。
生態 環境: 樹上性。各種樹林とその林縁、公園、社寺境内など。幼虫・蛹は潜材性
発生: 年1回。4月~7月に見られる。
越冬: 幼虫(非休眠)・成虫。幼虫は材内で摂食しながら冬を越すが、初冬には蛹室内で羽化し、そのまま休眠する。
行動: 昼行性。活動は不活発。
食性 幼虫: 食植性/タケ科ネザサ類タケ類。髄を食べる。
成虫: 食植性と考えられるが、詳細不明。
類似種:
保 護: 指定されていない。
その他: 普通種で個体数も多い。
天敵 捕獲: ムシヒキアブ類のほか、徘徊性クモ類、造網性クモ類など。
寄生:


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