シロヒゲナガゾウムシ

白髭長象虫 (ヒゲナガゾウムシ科)


地上で静止する♀
2003/4/25 木更津市矢那
シロヒゲナガゾウムシ (ヒゲナガゾウムシ科 ヒゲナガゾウムシ亜科 シロヒゲナガゾウムシ族)
Platystomos sellatus  (Roelofs, 1879)
分布 国内: 北海道、本州、四国、九州。平地~山地まで汎く分布する。島嶼では佐渡、伊豆諸島(三宅・八丈)、対馬で記録されている。
県内: 市街地を除き、汎く全域に棲息する。
国外: 朝鮮半島に分布する。
変異 形態: 地理的変異・個体変異共に知られていない。
季節:
性差: ほぼ同型。触角は♀より♂がはるかに長く、翅端を超える。
生態 環境: 樹上性。各種樹林とその林縁、公園、社寺境内など。幼虫は潜材性(枯木)。
発生: 年1回。4月下旬~8月に見られる。
越冬: 幼虫。朽木内で休眠せずに過ごす。
行動: 昼行性。活動は不活発で、歩行は緩慢。
食性 幼虫: 食植性/(枯木)。各種広葉樹の枯木。
成虫: 食植性と考えられるが詳細不明。
類似種:
保 護: 指定されていない。
その他: 県内でもっとも普通に見られるヒゲナガゾウムシだが、個体数はそれほど多くない。
天敵 捕獲: ムシヒキアブ類などのほか、徘徊性クモ類、造網性クモ類など。
寄生:


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