分布 |
国内: |
北海道、本州、四国、九州。低山地~山地に分布する。島嶼での記録はない。 |
県内: |
市街地を除き、汎く全域に棲息する。 |
国外: |
インドシナ(ミャンマー)に分布する。 |
変異 |
形態: |
地理的変異・個体変異共に知られていない。 |
季節: |
- |
性差: |
ほぼ同型。♂の頭部は♀より細く、複眼は♀より突出する。 |
生態 |
環境: |
樹上性。各種樹林とその林縁、公園、社寺境内など。幼虫は潜葉性と考えられるが詳細不明。 |
発生: |
年2回。越冬成虫が4月~5月上旬、新成虫が6月~9月に見られる。 |
越冬: |
成虫と考えられるが詳細不明。 |
行動: |
昼行性。活動は比較的活発で、飛翔はやや敏速。野外での幼生期の記録はない。飼育下では、♀は食樹の葉表から半月状に穿孔し、その弦の部分から横穴を掘ってその中に産卵するという。 |
食性 |
幼虫: |
食植性と考えられるが詳細不明。 |
成虫: |
食植性/葉。ブナ科のクリ。 |
類似種: |
- |
保 護: |
指定されていない。 |
その他: |
普通種だが、個体数はそれほど多くない。しばしばゴマダラオトシブミやオトシブミと混生しており、産卵にはそれらの揺籃を利用している可能性が指摘されている。 |
天敵 |
捕獲: |
ムシヒキアブ類のほか、徘徊性クモ類、造網性クモ類など。 |
寄生: |
- |