トホシオサゾウムシ

十星長象虫 (オサゾウムシ科)


林縁で静止する個体
2004/7/4 館山市大神宮(県立館山野鳥の森)
トホシオサゾウムシ (オサゾウムシ科 オサゾウムシ亜科 オサゾウムシ族)
Platystomos sellatus  (Roelofs, 1879)
分布 国内: 本州、四国、九州。平地~山地まで汎く分布する。島嶼では対馬で記録されている。
県内: 市街地を除き、汎く全域に棲息する。
国外: 朝鮮半島、中国大陸に分布する。
変異 形態: 地理的変異・個体変異共に知られていない。
季節:
性差: ほぼ同型。外見での区別は困難。
生態 環境: 草上性。各種樹林とその林縁、公園、社寺境内など、やや湿度の高い環境を好む。
発生: 年1回。5月~7月に見られる。
越冬: 幼虫
行動: 昼行性。活動はやや活発、歩行は緩やかだが、比較的よく飛翔する。交尾後の♀は、ツユクサなどの茎に口吻を突き立てて穴をあけ、その中に産卵する。
食性 幼虫: 食植性/ツユクサ科ツユクサ
成虫: 食植性と考えられるが詳細不明。ブナ科クヌギで得られることが多いという。
類似種:
保 護: 指定されていない。
その他: 普通種で個体数も多い。
天敵 捕獲: ムシヒキアブ類などのほか、徘徊性クモ類、造網性クモ類など。
寄生:


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