ダイコンサルゾウムシ

大根猿象虫 (ゾウムシ科)


イヌガラシの若果に静止する個体
2003/5/10 千葉市緑区
ダイコンサルゾウムシ (ゾウムシ科 サルゾウムシ亜科 サルゾウムシ族)
Ceuthorhymchidius tsushimae  Roelofs, 1875
分布 国内: 北海道、本州、四国、九州。平地~山地まで汎く分布する。島嶼での記録はない。
県内: 一部の市街地を除き、汎く全域に棲息する。
国外: 朝鮮半島、中国大陸に分布する。
変異 形態: 地理的変異・個体変異共に知られていない。
季節:
性差: ほぼ同型。外見での区別は困難。
生態 環境: 草上性。草原、畑地、路傍、水田周辺、各種樹林の林縁、公園など。
発生: 年1回。4月~6月に見られる。
越冬: 成虫?
行動: 昼行性。活動はあまり活発でなく、食草を離れることはほとんどない。
食 性 食植性/(成虫)・若果(幼虫)。アブラナ科ナズナイヌナズナアブラナ類イヌガラシタネツケバナ、ダイコンなど。幼虫は若果に食い入り、内部を食べる。
類似種:
保 護: 指定されていない。
その他: 普通種で、個体数も多い。ダイコンの害虫だがそれほど目立った被害はないので、ほとんど注目されていない。
天敵 捕獲: ムシヒキアブ類などのほか、徘徊性クモ類、造網性クモ類など。
寄生:


メイン