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タブノキ葉上の個体 | ||
2006/6/4 香取郡東庄町小南(東庄県民の森) |
オオミスジマルゾウムシ (ゾウムシ科 タコゾウムシ亜科) |
Phaeopholus major Roelofs, 1873 |
分布 | 国内: | 本州、四国、九州。平地~山地まで汎く分布する。島嶼では対馬で記録されている。 |
県内: | 市街地を除き、汎く全域に棲息する。 | |
国外: | 朝鮮半島(南部)に分布する。 | |
変異 | 形態: | 地理的変異、個体変異は知られていない。 |
季節: | - | |
性差: | ほぼ同型。外見での区別は困難。 | |
生態 | 環境: | 樹上性。照葉樹を中心とする各種樹林とその林縁、社寺境内、公園など。幼虫は潜根性。 |
発生: | 年1回。5月~7月に見られる。 | |
越冬: | 成虫? | |
行動: | 主に夜行性。活動は比較的活発。危険を感じるとすばやく葉裏などに隠れる習性がある。また、触れようとすると脚を引っ込めて擬死し、地上に落下する。 | |
食 性 | 食植性/根(幼虫)・葉・花(成虫)。クスノキ科のタブノキが知られる。 | |
類似種: | 同属のミスジマルゾウムシに似るが、本種のほうが大きい。 | |
保 護: | 指定されていない。 | |
その他: | 普通種だが、個体数はそれほど多くない。 | |
天敵 | 捕獲: | ムシヒキアブ類などのほか、徘徊性クモ類、造網性クモ類など。 |
寄生: | - |
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