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林縁で静止する個体 | ||
2005/6/7 千葉市緑区 |
ヒメシロコブゾウムシ (ゾウムシ科 クチブトゾウムシ亜科 ヒョウタンゾウムシ族) |
Dermatoxenus caesicollis (Gyllenhal, 1833) |
分布 | 国内: | 本州、四国、九州。平地~山地まで汎く分布する。島嶼では佐渡、伊豆諸島(新島)、対馬、西表で記録されている。 |
県内: | 一部の市街地を除き、汎く全域に棲息する。 | |
国外: | 台湾、中国大陸~インドに分布する。 | |
変異 | 形態: | 地理的変異・個体変異共に知られていない。 |
季節: | - | |
性差: | ほぼ同型。外見での区別は困難。 | |
生態 | 環境: | 樹上性。広葉樹を中心とする各種樹林とその林縁、草原、畑地、公園など。幼虫は地中性。 |
発生: | 年1回。5月~10月に見られる。 | |
越冬: | 成虫? | |
行動: | 昼行性。活動は不活発で、歩行は鈍い。後翅が退化しているため、飛翔することはない。危険を感じると各脚をたたんで地上に落下して擬死する習性がある。 | |
食性 | 幼虫: | 食植性/根。広食性。多くの植物の髭根を食べる。 |
成虫: | 食植性/葉。ウコギ科のタラノキ、ウド類など。 | |
類似種: | シロコブゾウムシに似るが、斑紋が異なり、これより一般に小型。 | |
保 護: | 指定されていない。 | |
その他: | 普通種だが、個体数はそれほど多くない。 | |
天敵 | 捕獲: | ムシヒキアブ類のほか、徘徊性クモ類、造網性クモ類など。 |
寄生: | - |
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