レロフチビシギゾウムシ

レロフちび鴫象虫 (ゾウムシ科)


林縁で静止する個体
2004/6/17 千葉市緑区
レロフチビシギゾウムシ (ゾウムシ科 シギゾウムシ亜科)
Curculio roelofsi  (Heller, 1927)
分布 国内: 北海道、本州、四国、九州。平地~山地まで汎く分布する。島嶼での記録はない。
県内: 市街地を除き、汎く全域に棲息する。
国外: 朝鮮半島に分布する。
変異 形態: 地理的変異は知られていないが、斑紋に若干の個体変異がある。
季節:
性差: ほぼ同型。外見での区別は困難。
生態 環境: 樹上性。広葉樹を中心とする各種樹林とその林縁、公園、社寺境内など。幼虫は樹上性(果実内)、蛹は地中性
発生: 年1回。5月~8月に見られる。
越冬: 詳細不明。
行動: 一般に夜行性だが、日中に活動していることもある。燈火に飛来することも多い。活動はあまり活発でなく、飛翔は緩やか。交尾後の♀は食樹の若果に口吻で穴をあけ、内部に1卵を産む。
食性 幼虫: 食植性/若果ブナ科コナラ属コナラクヌギミズナラ、アベマキ、カシワなどが知られる。
成虫: 食植性と考えられるが詳細不明。
類似種:
保 護: 指定されていない。
その他: 普通種だが、個体数はそれほど多くない。
天敵 捕獲: ムシヒキアブ類、徘徊性クモ類、造網性クモ類など。
寄生:


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