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路傍の草の葉を食べる♀ | ||
ヒメツチハンミョウ (ツチハンミョウ科 ツチハンミョウ亜科) |
Meloe coarctatus Motschulsky, 1857 |
分布 | 国内: | 本州、四国、九州。平地~山地まで汎く分布する。島嶼では佐渡,伊豆諸島,対馬で記録されている。 |
県内: | 房総丘陵地域に汎く棲息する。 | |
国外: | 現在のところ日本特産種。 | |
変異 | 形態: | 色調に若干の地理的変異と個体変異がある。 |
季節: | - | |
性差: | 異型。♀は♂よりはるかに腹部が大きく発達するほか、♂触角の第7節は腎形で先端が突出する。 | |
生態 | 環境: | 地表性・草上性。各種樹林の林縁,草原,路傍,水田周辺,畑地,公園など。比較的開けた環境を好む。幼虫は土中で寄生生活を送る。 |
発生: | 年1回。9月~11月,3月~5月に見られる。 | |
越冬: | 成虫。 | |
行動: | 昼行性。活動は比較的活発。後翅は退化していて飛翔できないが,夜間燈火に集まることもある。 | |
食性 | 幼虫: | 寄生性。各種ハナバチ類の巣に寄生し,卵や幼虫,蛹を食べる。 |
成虫: | 食植性/葉。多くの草本を食べる。 | |
類似種: | - | |
保 護: | 千葉県:C。 | |
その他: | 産地はやや局地的だが、産地での個体数は少なくない。 | |
天敵 | 捕獲: | 成虫はムシヒキアブ類、ジョウカイボン類などの捕食性昆虫、徘徊性クモ類など。 |
寄生: | - |
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