アカハネムシ

赤翅虫 (アカハネムシ科)


林縁で静止する♀
アカハネムシ (アカハネムシ科 アカハネムシ亜科)
Pseudopyrochroa vestiflua  (Lewis, 1887)
分布 国内: 北海道、本州、四国、九州。平地~山地まで汎く分布する。島嶼では対馬、屋久島、奄美大島で記録されている。
県内: 市街地と沿岸部を除く北総台地~丘陵地域に棲息する。
国外: 千島列島、樺太に分布する。
変異 形態: 地理的変異・個体変異共に知られていない。
季節:
性差: ほぼ同型。触角は♂が櫛歯状、♀は糸状。
生態 環境: 草上性。各種樹林とその林縁など。幼虫は朽木の樹皮下などに棲息する。
発生: 年1回。4月~6月に見られる。
越冬: 不明
行動: 昼行性。日中に林縁や林内の陽だまりを低く飛翔する姿をよく見かける。活動は比較的活発。
食性 幼虫: 詳細不明。
成虫: 詳細不明。
類似種: 本属各種は互いによく似ている。
保 護: 指定されていない。
その他: 普通種で個体数も多い。
天敵 捕獲: 成虫はムシヒキアブ類、ジョウカイボン類などの捕食性昆虫、造網性クモ類など。幼虫はコメツキムシ類幼虫、ヒラタムシ類など。
寄生:


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