アオハムシダマシ

青葉虫騙 (ハムシダマシ科)


花上で交尾する個体
アオハムシダマシ (ハムシダマシ科 ハムシダマシ亜科)
Arthromacra decora  (Marseul, 1868)
分布 国内: 本州、四国、九州。平地~山地まで汎く分布する。島嶼では屋久島で記録されている。
県内: 市街地を除く房総丘陵地域に棲息する。
国外: 現在のところ日本特産種。
変異 形態: 地理的変異は知られていないが研究者によっては各地の個体群を別種とする意見もある。色調に顕著な個体変異がある。
季節:
性差: ほぼ同型。外見での区別は困難。
生態 環境: 樹上性草上性。各種樹林とその林縁。各種の花上で見かけることが多い。
発生: 年1回。5月~8月に見られる。
越冬: 幼虫?
行動: 昼行性。活動は比較的活発で、様々な花を訪れる。♀は森林内の薄暗い湿った朽木中などで産卵するという。
食性 幼虫: 詳細不明。腐植質を食べる可能性がある。
成虫: 食植性/花粉。様々な花を利用する。
類似種: 一見するとスゲハムシに似る。
保 護: 指定されていない。
その他: 普通種で個体数も多い。
天敵 捕獲: 成虫はムシヒキアブ類、ジョウカイボン類などの捕食性昆虫、造網性クモ類など。幼虫はコメツキムシ類幼虫、ヒラタムシ類など。
寄生:


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