ヒノキ樹皮下で越冬する個体 | ||
2007/4 君津市 |
スジコガシラゴミムシダマシ (ゴミムシダマシ科 スジコガシラゴミムシダマシ亜科) |
Heterotarsus carinula Marseul, 1876 |
分布 | 国内: | 本州、四国、九州。平地~山地まで汎く分布する。島嶼では対馬で記録されている。 |
県内: | 市街地を除き、汎く全域に棲息する。 | |
国外: | 朝鮮半島、済州島、台湾、中国大陸に分布する。 | |
変異 | 形態: | 地理的変異・個体変異共に知られていない。 |
季節: | - | |
性差: | ほぼ同型。 | |
生態 | 環境: | 地上性。草原、畑地、荒蕪地、砂礫地、公園など、開けた環境を好む。蛹は土中性。 |
発生: | 年1回。新成虫は8月~10月、越冬成虫が5月~6月に見られる。 | |
越冬: | 成虫。立枯れなどの樹皮下や地上の石下などで単独もしくは集団越冬する。 | |
行動: | 昼行性。活動は比較的活発。刺激すると刺激臭のある物質を噴射するが、これが皮膚などに付着すると茶色いシミとなってなかなか落ちない。 | |
食 性 | 詳細不明。 | |
類似種: | スナゴミムシダマシ類に似る。 | |
保 護: | 指定されていない。 | |
その他: | 普通種で個体数も多い。 | |
天敵 | 捕獲: | 成虫はムシヒキアブ類、ジョウカイボン類などの捕食性昆虫、造網性クモ類など。幼虫はコメツキムシ類幼虫、ヒラタムシ類など。 |
寄生: | - |
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