ニジゴミムシダマシ

虹芥虫騙 (ゴミムシダマシ科)


クヌギ倒木の樹皮下で静止する個体
2007/2/20 千葉市緑区
ニジゴミムシダマシ 原名亜種 (ゴミムシダマシ科 ゴミムシダマシ亜科)
Tetraphyllus lunuliger lunuliger  (Marseul, 1876)
分布 国内: 北海道、本州、四国、九州。平地~山地まで汎く分布する。島嶼では佐渡、伊豆諸島、隠岐、対馬、種子島、屋久島、奄美大島、沖縄本島で記録されている。
県内: 一部の市街地を除き、汎く全域に棲息する。
国外: 詳細不明。
変異 形態: 奄美大島・沖縄本島産は別亜種(ssp. laevis M. T. Chujo)とされるほか、色調に比較的顕著な個体変異がある。
季節:
性差: ほぼ同型。外見での区別は困難。
生態 環境: 樹上性。広葉樹を中心とする各種樹林内。
発生: 年1回
越冬: 成虫幼虫。立枯れなどの樹皮下で単独越冬する。
行動: 夜行性。活動は不活発。夜間に朽木の表面を歩行している姿を見ることが多い。
食性 幼虫: 食植性/朽木。あまり腐朽の進んでいない広葉樹を食べる。
成虫: 詳細不明。
類似種:
保 護: 指定されていない。
その他: 普通種で個体数も多い。美麗種。
天敵 捕獲: 成虫はムシヒキアブ類、ジョウカイボン類などの捕食性昆虫、造網性クモ類など。幼虫はコメツキムシ類幼虫、ヒラタムシ類など。
寄生:


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