ミツノゴミムシダマシ

三角芥虫騙 (ゴミムシダマシ科)


サクラ立枯の樹皮下で越冬する♀
2007/2/20 千葉市緑区
ミツノゴミムシダマシ (ゴミムシダマシ科 ゴミムシダマシ亜科)
Toxicum tricornutum  Waterhouse, 1874
分布 国内: 北海道、本州、四国、九州。平地~山地まで汎く分布する。島嶼では佐渡、対馬、五島列島、屋久島で記録されている。
県内: 一部の市街地を除き、汎く全域に棲息する。
国外: 朝鮮半島、台湾に分布する。
変異 形態: 地理的変異・個体変異共に知られていない。
季節:
性差: 異型。♂は頭部に太い角状突起をもつが、♀はそれを欠く。
生態 環境: 樹上性。広葉樹を中心とする各種樹林内。
発生: 年1回
越冬: 成虫。立枯れなどの樹皮下で単独越冬する。
行動: 夜行性。活動はあまり活発でない。幼虫成虫共に朽木樹皮下に棲息する。
食 性 詳細不明。
類似種:
保 護: 指定されていない。
その他: 普通種で個体数も多い。
天敵 捕獲: 成虫はムシヒキアブ類、ジョウカイボン類などの捕食性昆虫、造網性クモ類など。幼虫はコメツキムシ類幼虫、ヒラタムシ類など。
寄生:


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