ヒメオビオオキノコ

姫帯大茸虫 (オオキノコムシ科)


タブノキの樹上にいた個体
2006/6/14 香取郡東庄町小南(東庄県民の森)
ヒメオビオオキノコ (オオキノコムシ科 オビオオキノコムシ亜科)
Episcapha fortunei  Crotch, 1873
分布 国内: 本州(関東以西)、四国、九州。平地~山地まで汎く分布する。島嶼では伊豆諸島、トカラ列島、奄美大島で記録されている。
県内: 市街地を除く、北総台地~房総丘陵地域に棲息する。
国外: 詳細不明。
変異 形態: 地理的変異は知られていない。斑紋に若干の個体変異がある。
季節:
性差: ほぼ同型。♀は♂よりやや大型。
生態 環境: 樹上性。広葉樹を中心とする各種樹林とその林縁。
発生: 年1回。5月~8月に見られる。
越冬: 詳細不明。
行動: 昼行性。活動はあまり活発でない。
食性 幼虫: 詳細不明。
成虫: 食植性/花蜜?。クヌギ、コナラ、ヤナギ類、エノキなど各種広葉樹を利用する。
類似種: 本属各種は互いによく似ている。
保 護: 指定されていない。
その他: 普通種で個体数も多い。
天敵 捕獲: ムシヒキアブ類、ジョウカイボン類などの捕食性昆虫、徘徊性クモ類など。
寄生:


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